歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2025.06.26
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♪ 郵便の手と間と待とふ詩ごころのタイパに消えてみんなペラペラ



 末期的 症状のなか もがきいる、郵便局の 存亡よ。 鍵さえ見えぬ 暗闇の、底に我慢の 人や減りゆく。

日本郵便 “運送事業許可取り消し処分”

日経

 郵政省の お歴々 こぞってポスト 抱え込み、居座りつづけ ゾンビらの 支配に士気の 上がらざり。国の足枷 身動きの とれぬ恨みに 自暴自棄。どうせ潰れぬ 組織ゆえ、我が道を行く ばかりなり。

 貯金・保険に 助けられ 肩身の狭い お荷物の、身の置き 所無きままに 上からノルマ 課せられて、自由の効かぬ 商売の 恨みつらみの 溜まりゆく。規律違反を はけ口に、破れかぶれの ヤケクソに、心鎮めて いるばかり。

 ホワイトカラー、ブルーカラー 業種が人を 分け隔て、セクト三種の バラバラの どうにもならぬ 風が吹く。いっそ三つを 切り離し、独立させて 郵便を 公営にする 手はないか 探るべしなり。
 市町村 役場の中に 取り込みて、公共施設 活用の 秘策奥の手 あるべかし。

 名古屋市熱田郵便局で「ゆうメイト」のアルバイト経験があって、局内の様子は分かっている。市内でも有数の規模の熱田局は、モデル局でもあってコンプライアンスなど厳しく統制されていた。当時はまったく知らずに入ったが、全国でも定評のある優秀な郵便局だったようだ。

 民営化前後の時期でどんどん作業項目が増え、するべき仕事は増えていくばかりだった。50歳代になってからの、まったくの未知のチャレンジングな経験だった。それまで染色作家として、創造のために右脳ばかりのに偏った生活を続けていた。

 そこへ、いきなり左脳が重要視される仕事について、あたふたおろおろするばかり。配達エリアの覚えが悪くダメなオッサンのレッテルを張られ、誤配やポカをやってばかりいた。始末書を書いたり、朝礼でみんなの前で謝らせられたり、そりゃあもういろいろあった。心は折れてずたずたで・・。
 それでも、昔から言い訳するのが嫌いだったし、プライドも高かったので、ナニクソと意地を頼りにやり通してきた。ストレスからか、おならが臭いしウンチも同じ。若い頃なら3日で辞めていただろう。

 配達員は、職員もゆうメイトもみんな普通とはちょっと違う、変わったタイプの人ばかり。社交が苦手だったり、いい年して若い女子グループのファンクラブに入って、グッズ自慢をしたり・・。非正規雇用のゆうメイトは、マイナス要素をかかえて不安定。話が合うような輩は一人も見つからなかった。



 65歳で定年となり、年休が余っていたのでその分早目に出勤が終了していた。送別会をやるというので出ていくと、班が主体の自分だけのものかと思っていたら、同時期に退職する人全員が対象の、局を挙げてのものだった。

 何の予告もなく突然挨拶をしろと言われ、いつものように自己中のまま好きなように喋った。冗談で「私のためにこの様な席を設けて頂き・・・とか言ってみたり・・」「・・皆さんも早く65歳になって・・」少し笑いを取ったりもし、堅苦しいことは一切言わず、最期まで気楽な物言いで通してしまった。

 その後に立ったベテランが、教科書に書いてあるような四角四面の挨拶をしたので、そういうものかと驚いた(企業的なものには疎く、世間知らずのぷーたろー)。しかし、後の祭りの集会場。この時職員たちは、このアホなゆうメイトをいったいどう感じたのだろうか。

 まあ、これが私のやり方だ。形式的なものなど大嫌いで、いつだって挨拶に原稿なんか読んだことがない。美意識が許さなかったし、世間的常識というのが大嫌いだった。そんな自分を変えてまですることでもないと、平然としていた。

 普段、ほとんど話もしない同年代のゆうメイトが、握手を求めてきたので吃驚した。何も言わなかったので、私の挨拶に共感してくれたのか、先に辞めていく私を惜しんでのことか、よく分からなかった。でも私は、挨拶を気に入ってくれたのだと、今でも思っている。



 このゆうメイトのアルバイトを期に、この短歌ブログを始めることになった。2006年のことで、最初は短歌のみだったが、勤務は週に3日だけだったので余裕があり、徐々に文章も書くようになっていった。

 郵便局のニュースが出るたびに、事件を起こすような局ではなかったことは幸いだったと思う。そうでなくともやり方に不満があり、一般の企業と違って「親方日の丸」的なずるさを感じていた。もし、モラルのないような局だったら、自分を甘やかし、世間に後ろ向きで生きているような、嫌な気分でやっていたかもしれない。

 左脳を使うようになって、左右のバランスが取れるようになり、とてもいい経験をしたと思っている。

 熱帯の 夜を示して 並びておる、7つの数字 おぞましき。汗かきベソかき 寝る夜を 思うばかりに 棘がたつ。



 そんなこととは 露しらず、アランは夢の 入り口の 戸を叩かんと 無に入りて 無念無想の 境地なり。








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最終更新日  2025.06.26 17:45:35
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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