蚤とダイエット

蚤とダイエット

2007.05.23
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>腸の調子が悪くなることもある。

これに関して、ぼく自身の例を挙げます。

もし「好きな物がたべられないこと」がストレスになるのだったら、
全然本気になっていない、ってことなのではないでしょうか?
(身体に悪い)好きな物を食べてきて病気になったのに、さらに、
好きな物を食べながら病気を治したい、ってムシが良すぎます。

「あなた、本当に治りたいと思ってるの?」

って聞きたくもなります。


糖尿病患者は痛みがないせいか、医師の食事療法をきちんと守らなかったり
するそうですね。
高血圧患者も、同じ傾向があるようですね。

潰瘍性大腸炎がどの程度の痛みなのかはわかりませんが、
ともかくその症状にはたいへんな思いをすると思います。
不安もたくさんあることでしょう。

ぼくの場合は痛風でした。幸運でした。痛みが強烈にありましたから。
いつも言うんですが、ぼくは本当に痛風発作に感謝しています。

で、クスリを服用せずに尿酸値を下げることを自己流で考えたのです。
それで結果としてビーガンになっちゃいました。
それまで大好きだった肉やとくに内臓系の肉、モツや砂肝、レバー、コブクロなど、

その他の魚介類も一切止めました。
あ、もちろん卵も牛乳も乳製品も止めました。
チーズは酒の肴に最高だったのに、止めました。

で、ストレスになったか?というと、全然ならなかったのですよ。
なんだかそういう食材からやっと吹っ切れた、という、なにか

過去数年来、尿酸値が上がってくるたびに
そういう食材を減らそう、控えよう、とは思ってはいたんですよ?
それで実際に減らしたりもしました。
でも、そういう状況ではストレスになっちゃうんですよね。
スーパーへ行くとつい買ってしまう。
つい食べてしまう。そういうことの繰り返しでした。

僕個人的な経験ですけど、「減らす」とか「控える」というのでは
うまくいきませんでした。
むしろキッパリ「止めた」としたほうがすっきりして、
ストレスにならなかったのです。キッパリ決別する。
これがコツだと思ったのです。

それで、尿酸値が下がったからといってまた肉や魚を食べたくなったか?
というとそれも全然思わないんです。
「いままでなんであんな物食べてたのかなぁ?」って思うくらいです。

あ、そうそう、タバコを吸っていた人が完全に禁煙できると、
「今までなんであんなもん吸っていたのかなぁ?」って
思うのと同じですね。
そう思うようになったら二度とタバコは吸わないでしょう。
そう思うまで至らなかった人は禁煙に失敗することでしょう。

あ、そうそう、筑紫哲也さん、本記事とは直接関係ないんですが、
ヘビースモーカーだったそうですね。
一時は止めたそうですが、また吸い始めたとか。
TBS社屋内は禁煙なんだけど、筑紫さんだけは別格だったとか。

ご本人はきっと
「なんでオレが肺癌なんかにかかったんだ?」
とは思っていないことでしょう。

「とうとう(肺癌に)かかっちゃったよ」
と思っているかな?

ということで、ぼくの体験上の結論は、

【好きな物を食べられなくてもストレスにはならない】

ということです。それは、

「このままだらだらと控える努力をしてもなかなか改善しない」

と思ってきっぱりと決別したからだと思います。

そうして、ストレスにならないどころか、それが誇りに思うようになりました。
不思議なものです。

(つづく)







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Last updated  2007.05.24 00:11:59
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