ヘルパー奮闘日誌

ヘルパー奮闘日誌

2006年08月13日
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 ありゃりゃ、サボりにサボってますね・・・・・。



 遊びに来てくれていた方、すみません。こんなにサボってしまって。   





 乳児期だったし、初めての育児で疲れているのかな~? くらいにしか思わなかったのだが、少し男 ( 彼女のご主人 ) の愚痴が出た。 

 その愚痴は、どこの夫婦にでもあるようなものだった。 




 「育児を手伝ってくれない」 

 「平日は働いていて疲れているからって、休日はゴロゴロしている」 




 とか。


 私の戸籍上の旦那も、ずっとそんな感じだから、彼女のご主人が特別おかしいとも思わなかった。 




 話をしていても、会話がかみ合わなかったり、返事が無かったりした時があった。 

 動作が 「?」 と思えたり。 



 「寝不足で・・・」 


 と言っていた。 








 その日、帰宅後に 「お邪魔しました」 メールを送信すると、返信は来ていた。 


 でも、その後、ぴたっと無くなったのだ。 


 てっきり嫌われてしまったと思った。 






 そんな経緯があったのだが、彼女からのメール連絡で、再会したわけなのだが・・・ 






 ふっくらしていた彼女。 


 私の行動が 「せっかち」 と表現するなら、彼女の行動は 「のんびり」 だろう。 


 それが、更に更に更に・・・・・・のんびりになっていた。 


 彼女からのメールで 「うつ病になったの」 と知ったが、その うつ病 が、どういったものなのか、調べていかなかった。 


 彼女とは最初視線が合わなかった。 
 宙を舞っていると言うか・・・・、話をしても、視線が合うことが無い。 

 会話は繋がっていたので、そのまま話を続けた。 

 最初はありきたりの話だったのだが・・・・・ 


 私の方から切り出した。




 「ねえ、どうしたの? うつ病・・・って」 

 彼女
 「驚かしちゃった? ごめんね・・・・」 

 私
 「ううん、いいんだけど、どうしたのかなあって。
    あ、話したくないなら、聞かないから・・・・・・・・」 

 彼女
 「以前、遊びに来てくれたでしょう? あの時も、もうおかしかったのよ」

 私
 「え? そうなの?」 






 話を聞いていくと・・・・ 


 とにかく彼女は寂しかった。
 ご主人に構ってもらいたかった。でも、彼は相変わらず変わらなかった。
 平日は仕事で朝から晩まで不在。休日は疲れたと言って、ゴロゴロしている。

 どこにも連れて行ってくれない。 

 彼女自身のストレスが、どんどんどんどんどん・・・溜まっていってしまった。 

 何度も彼に自分の気持ちを話すのだが、彼は聞いているのか聞いていないのか、今ひとつ分からない。

 何も変わってくれない彼に対して、彼女はどんどん孤独感を増して行った。 






 と言うのだ。 


 彼女のご両親は近所だし、彼女は自分の車も持っていた。

 外出できないわけではないのだ。 

 ただ1人では、子供を連れて、外出する事をしなかっだたけのよう。

 彼の仕事は伏せるが、確かに朝早く、帰りは深夜近い時もある。







 金銭面ではゆとりがあるようで、何の心配もないらしい。
 彼女が働きに行かなくても、十分食べて行けれるし、家のローンも払って、更に貯蓄も出来る。

 乳飲み子を預けてまでも、働かなくても大丈夫なのだ。




      何で外出しようとしなかったんだろう・・・・? 




 私
 「あの・・・・、外に出かけたりとか、しなかったの?」

 彼女
 「う・・・ん、時間が無くて・・・」

 私
 「??」 







 ?? と思いながらも、ふと辺りを見渡し、子供が居ない事に気がついた。


 私
 「ねえ、○○ちゃんは?」 

 彼女
 「あああ・・・・・今はいないの」 

 私
 「え?」 

 彼女
 「今はね、義母が育てているの」 

 私
 「えーーーーー!?」 

 彼女
 「私じゃ無理だって」 





 取り上げられちゃったの?








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最終更新日  2006年08月13日 23時49分43秒


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