小役人の人生徒然遍路日記

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マリリンたちのパパ @ ご訪問ありがとうございます こんにちは ご訪問ありがとうございます …
とっていわく @ Re:区切り遍路1回目 1番~19番を終えて(05/17) はじめまして >今回の旅で、何か変…

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2006.05.17
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カテゴリ: 遍路
 遍路から帰って1週間半。今回の旅で、何か変わったかと言うと、実は、何も変わっていない気がする。まぁ、人間そんな簡単に変われないかと、開き直ってもみる。


 人間は変わっていないが、今回の遍路で学んだことはある。1つは、つらくても一歩づつでも、止まらずに歩み続ければ、いつかは目標に到達するということ。2つ目は、(これは、心を広く持っていないとかなり忘れがちではあるが)生きていうえで、多くの人や物に支えられていることへの感謝の心。
 もし、この88ヶ所めぐりを、休まずに打ち通せば、「学び・気づき」が、「体得」になっていき、何かしら成長できるのかもしれない。たった5日では、「体得」の域にまでは達せられず、すぐに逃げ出したくなったり、不平・不満を感じたりする。頭では、少しはわかったつもりなのだが…まだまだ、修行が足り無すぎるということか。まだ19/88だ。四国一週という長い道のりを乗り越えてこそ(それとも、何週かしなければ)、得られるのだろう。

 早速、次の遍路に出たくなってしまっている。歩くのはつらいし、足の痛みもこたえるが、それよりも、霊場を廻る厳粛さ、尊さや、同じ白衣を着て歩いている人達と話すのは楽しい。深入りはしない。他人の歩くペースには全く干渉しない。けれど、どこか暖かい、そんな関係が心地よい。

 そして、「同行二人」の精神。お大師様に見立てた、もう一人の自分に出会える。弱い自分、馬鹿な自分、恥かしがりな自分、はたまた、歩き遂げるという強い意志を持った自分、感謝できる自分。色々な自分に出会える。
 こうやって、古い昔から今まで、遍路道は続いてきて、またこれからも続いて行くのだろう。

 次の遍路に出るまで、このブログも更新できないが、自分の思い出・記録として、更には、これからお遍路に行こうとしている、時間の無いサラリーマンの参考になればと思い、一旦、筆を置く。





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Last updated  2006.05.17 23:54:00


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