皮膚科医独身の ”こだわり” ブログ

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2006.10.01
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カテゴリ: 政策について



出生率、その減少率、働く女性の割合を示す有業率の三つの数値で47都道府県を7分類した。出生率が比較的高くて減少率も低いうえ女性有業率が高いグループには、山形県、福井県、熊本県など16県があてはまった。すべて逆のグループは東京都や大阪府、福岡県など大都市中心の16都道府県だった。双方を「地域の子育て環境」「雇用機会の均等度」など、両立しやすい環境が整っているかどうかの指標で比べると、明らかな差があることがわかった。中でも「適正な労働時間」、3世代同居などの「家族による世代間支援」、正規雇用の男女の偏りなどの「社会の多様性寛容度」の3項目で特に差が大きかった。もともと地方は大都市より家族や地域の支援を得やすく出生率も高い傾向はあるが、出生率と女性の有業率に正の相関関係があることは国際比較でも確認されている。報告書は(1)家族に代わる地域の支援体制(2)先進国の中でも際だつ長時間労働(3)非正規化で不安定になっている女性や若者の雇用――への対応が強く求められるとしている。





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最終更新日  2006.10.02 02:39:23
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Re:女性が働く県ほど出生率高い「少子化と男女共同参画に関する専門調査会」が報告書(10/01)  
女性が働く県ほど出生率が高いということ、納得です。周囲の人を見渡しても、専業主婦より、兼業主婦のほうが子供の数が多い傾向が・・・。
これは、働く母親は、親の協力や保育園等の他の人の協力を得られることで、子供をひとりで育てているというプレッシャーをあまり感じなくて済むこととが、理由の一つではないかと思います。
もちろん経済的にも余裕ができますし。 (2006.10.02 20:00:25)

Re[1]:女性が働く県ほど出生率高い「少子化と男女共同参画に関する専門調査会」が報告書(10/01)  
わるいうさぎさん 貴重なコメントありがとうございます。少子化については勉強させてもらっていますが、男女の賃金差が依然として存在する日本で、賃金差の小さい北欧の政策をそのまま当てはめてほんとにいいものか?とずっと疑問に感じていました(猪口邦子前小子化担当大臣も自信を持って持論を述べてみえましたが、、、)。わるいうさぎさん
の周り、今回の報告書、、、日本も一応方向としてはこの方向で正しいということになったわけですね。ありがとうございました。 (2006.10.02 22:54:15)

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