東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2005年06月21日
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カテゴリ: うどん
 東村山の武蔵野うどんを代表するお店 「きくや」 「手打うどん きくや」 を発見。「これも何かの縁だ」と思い、私はお店に入ってみた。
 場所は東村山駅西口を出て、最初の交差点を右折し、そのまま道なりに400メートルほど歩くと右側にある。

「手打うどん きくや」

 本店が一軒家なのに対し、このお店はマンションの1階に造られていて、風情という点ではちょっと劣るが、人気は本店に負けていない。私が行ったのはちょうどオープンして間もない午前11時5分ぐらいだったが、店内は満席状態。ラッキーなことに私はカウンターにポツンと1つだけ空いていた席に何とか座ることができた。
 店内を見回すと「きくや」独特の例の「L」の表示がある。「きくや」を知らない人のために説明すると「L」とはうどん玉の数を指すのだが、「L」=1玉ではない。「きくや」では「L」は3玉のことを言う。なぜ「L」が3玉なのか? 私が聞いた中で一番説得力のあった説は、「衣類のサイズに合わせて1玉を『S』、2玉を『M』、3玉を『L』としていたが、1玉の量がもともと少なく、『S』や『M』を頼む人がいなくなったから、『L』が基本単位になっていった」というモノだ。しかし、これはあくまでも一説だから、鵜呑みしないように。
 さて、話が横道に逸れてしまったが、この「L」はあくまでも最小単位である。普通の大人は「L」では物足りないハズだ。そこで「きくや」では「LL」(4玉)、「3L」(5玉)、「4L」(6玉)、「5L」(7玉)という感じで量を指定することができる。成人男性な「5L」ぐらい軽く食べられると思うが、初めての人は「3L」か「4L」を頼むのが無難かもしれない。
 私は「4L」(700円)を頼んだ。目の前ではお店のご主人が大釜で茹でたうどんを水で冷やし、お椀くらいの大きさで底に穴の開いた器を使って丁寧に水切りしながら玉を数え、皿にうどんを乗せている。するとお店の女性が出来上がったうどんの上に天ぷらを置き、肉汁の入った器と薬味とともにお盆に乗せてお客さんのもとへ運んでいく。手際の良い作業で、5分もしないうちに私の目の前に「肉汁うどん4L」が運ばれてきた。

肉汁うどん

 いいねぇ、これですよ。お姫様のように真っ白な讃岐うどんと違い、ちょっとくすんだ灰色がかっているんだけど、この地粉の色こそが武蔵野うどんの証。1本をそのまま食べてみる。茹でたての麺はツルルンと入り、ほのかに地粉の香りが残る。讃岐うどんのような強烈なコシはないが、この優しい柔らかさがまた武蔵野うどんらしくていい。

うどんのアップ。旨そうでしょ


 残った肉汁を飲み干そうとした時、私はようやく周りのお客さんたちの声に気づいた。それまでは食べることに夢中で全く気づかなかったのだが、店内のあちこちから「3玉追加」「こっちは4玉!」とうどんの追加注文の声が上がっているのだ。これは本店の「きくや」ではあまり見られない現象だ。
 確かに私の肉汁も6玉食べたのにまだ半分以上残っている。腹具合から言うと、あと4玉ぐらいは余裕で食べられそうだ。
 でも私は止めた。というか止めざるを得なかった。というのも、この日食べに行こうと思ったお店はもともとこのお店ではなく、別のお店だったからだ。後ろ髪を引かれる思いでお店を出たが、初めてこのお店に行く人は、少なめに頼んで「これならイケる」と思ったら追加注文するというのも手かもしれない。

 私は近々もう一度、このお店に行きたいと思っている。それはこんなモノを見つけたからだ。

カレー汁?

 ちょっと見えにくいかもしれないけど、値段の上に小さく「カレー汁」と書いてあるのだ。カレー汁につけて食べるということなのだと思うのだが、どういう味になるんだろう? 気になりませんか。私は凄く気になって仕方がない。というワケで、行ったらまた報告しますね。


【DATA】
住所:東村山市諏訪町1-1-3
電話:042-396-1150
営業時間:午前11時~売り切れ次第閉店
定休日:日曜





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最終更新日  2007年10月13日 16時03分02秒
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