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2016.10.29

内視鏡検査の手抜き

(1)

カテゴリ：カテゴリ未分類

昨年、８時間に及ぶ直腸がんの手術をして、ようやく１年で元の体を取り戻していました。

ところが１年後の内視鏡検査で今度は上行結腸がんであることが判明。

「先生、１年でこのがんはできたのですか？」

「ハイ、そうです。前回はなかった」

腑に落ちなかった私は

次回質問しました。

「がんというのは１０年も２０年もかかってできると聞きました。前からあったがんですか？」

「これは前からあったがんですね」

「ということは前の検査で見つけられなかった。いいえ、内視鏡を奥まで入れて検査してなかった。

今回の検査は時間も長いし，左向いたり、右向いたり、真正面になったリ、

それに内視鏡が大腸の奥まで入るのがわかりました。前回は明かに時間が短かったです」

「前の検査では直腸にがんが見つかったからあとは内視鏡を入れなかった」

と先生も言われました。

今回２度目の上行結腸癌の手術を１０月にしてきました。

幸い、ステージ２でしたが昨年見つかっていれば内視鏡の手術で済んだかもしれない。

あるいはステージ１だったかもしれない。

そう思うと許されない手抜き検査です。

皆さんも内視鏡検査では隅々までよく検査して頂くようにお願いしないと

こういうこともありうるということを記憶にとどめておくといいと思います。

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