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「極限状態にあっても沈着でマナーを守る」「略奪も暴動も起きない」-。東日本大震災の後、日本人の行動が世界から称賛されたことは記憶に新しい。
しかし、この文化は日本人が昔から持っていた特質ではなさそうだ。作家の吉村昭は「三陸海岸大津波」に、明治、昭和の二つの大津波では盗難が相次ぎ「一種の無法地帯と化した」と記している。
なぜ変わったのか。当時と比べてはるかに迅速な救援と情報が人々を落ち着かせた。大竹文雄大阪大教授は「『災後』の文明」で、所得格差と貧困の程度が戦前より小さくなったことも挙げる。
日本人の行動はもちろんだが、災害時にも人々が公平さと寛容さを発揮できる豊かな社会をつくってきた戦後日本を誇りたい。今後の国づくりの方向もこの延長線上にあってほしい。
ただし忘れ物もある。あの大津波が来る前のことだ。津波の常襲地帯でありながら、三陸地方で注意報や警報で避難する人は減っていたのではなかったか。
震災はその油断を突いた。人と防災未来センター(神戸市)の河田恵昭センター長は 自分の命は自分で守るという「自己責任」の思想が育っていないと強調する。
「日本の民主主義は戦後に強制的に入ってきた。血と汗の結晶ではなかった」。それが「行政任せ」「人任せ」の意識をはびこらせた。
昨年暮れの衆院選もそうだった。争点が明確でなかったとはいえ、投票率は史上最低を記録した。政党だけの責任ではない。 国の行方さえも人任せにする希薄な当事者意識がのぞいた。
戦後70年を迎えた日本は今年、大きな転換期を迎えるかもしれない。私たちはどこへ連れて行かれるのか。その行き先さえも「あなた任せ」にしていいわけはない。
災害時の冷静な行動の理由を「東北人」に求める見方もあった。度重なる天災とともに、中央から虐げられてきた歴史が「我慢強さ」をつくってきたという。
復興の局面では称賛が落胆に変わる。「行政のお墨付きでなければ住民が動かない。歯がゆく感じる」。支援のため本県を訪れている神戸市のNPO理事長は、主体的な活動の少なさを指摘する。
震災後は「強さ」だけが求められるのが気になる。「強い日本」「強い経済」、そして防災対策では国土強靱(きょうじん)化。防潮堤が「安全」への過信を生みかねないように、人々が国への依存をさらに強めてしまうことにならないか。
新たな時代の生き方を自ら決める日本人、東北人になるための模索を続ける年になりそうだ。 (村井康典)
「自助」と「自立」は「覚悟」と「決意」であるとし、朝日新聞の捏造問題に触れた上で、メディアも「覚悟」と決意」を持てという。
日本は中国、韓国、北朝鮮、ロシアという日本に敵対的姿勢を示す隣国に対して、日米安保に頼ってばかりいてはいけないと「自助・自立」を求める。
このような日本人の依存心の元凶は現憲法であるとし、諸国の平和を愛する心に依存するグロテスクな前文を槍玉に挙げている。
安倍首相は憲法改正の機は熟ししていないとしているが、「その時」がきたならば、躊躇せずに決断せよと求めている。
そして国民もまた政治家にだけ重い判断を委ねるのではなく、その決断の後押しをする年でありたいと結んでいる。
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去年は中国が真の目的である、制海権をむき出しにした年でありました。
尖閣諸島と小笠原諸島へ大型漁船が大挙して押し寄せ、日本の貴重な赤サンゴなどの資源を根こそぎ奪いとっていきました。
この暴挙に対して、
「憲法9条の改正は戦争につながる。平和が大事だ。」と主張する人々は 知らんふりを決めこみ、コメントの黙秘を通しました。マスコミもあまり報道しませんでした。
いいんですか?これで。
私達は、学校であまり教えられてこなかった 国民の義務と責任について考え直さなければなりません。
民主主義の根幹は、私たち有権者の一人一人のはずです。
選挙の議員候補者にろくな人材がいない。という意見もありますが、そもそも他人なのですから、すべてにおいて自分と同じ考えを持つはずがありません。最初から完璧を求める方がおかしいのです。
そういう点では、落としどころを見つた人材に投票し、あとは食い違う部分を、しつこく継続的に声を上げ続けるという戦略も必要かと思います。 (こういうのは左翼の皆さんがお得意ですよね)
今年は戦後70年。中国と韓国の攻勢はますます強まることが予想されます。
集団的自衛権の問題や、憲法改正、公正で中立な報道が出来ていないマスコミ各社などに対して声を上げたり、電凸したり、一人一人ができる範囲で行動していくことが大事だと思います。
幸い、今はインターネットという便利なツールがあります。最大限活用して、 自分なりに調べ、考えていくことが大事だと思います。
移民の問題、若者の就労率低下の問題、密航者の問題、景気問題、消費税・・・すでに問題は山積みです。
私も微力ながら、寄付させていただいたり、署名させていただいたり、政府のパブリックコメントに意見を届けたりして、頑張りたいと思います。
何事も、諦めたらそこで終わり。だから、絶対に負けません。・・・いえ負けられません。
拙いブログですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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