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17日付で宮内庁長官に就任した西村泰彦さん。約1000人の職員をまとめるトップとして、皇位の安定的な継承など、皇室が抱える課題に真っ向から取り組む。
同日の就任会見では「皇室は日本の宝。お支えする立場として、微力ながら全力を尽くしたい」と意気込みを語った。
東京大から警察庁入り し、警視総監や内閣危機管理監などを歴任。2016年9月、宮内庁次長に着任した。上皇さま(当時の天皇陛下)が退位の意向を示唆したビデオメッセージを公表された翌月だった。以降3年3カ月にわたり、 宮内庁と首相官邸のパイプ役も務めながら、代替わり行事の円滑な挙行に尽力してきた。
柔和で気さくな人柄だが、地下鉄サリン事件当時は機動隊を指揮する警視庁警備1課長を務めた経験もあり、決断力は抜群。 山本信一郎前長官は「能力にも人柄にも全幅の信頼を置いている。引き継ぐことは一つもなく、信頼して後を任せられる」と太鼓判を押す。
(後略)
宮内庁の山本信一郎長官(69)が退任し、西村泰彦次長(64)が昇格する人事が10日の閣議で決まった。後任の次長には元総務省官房審議官の池田憲治氏(58)が就任する。いずれも17日付。
西村氏は東大卒で、昭和54年に警察庁に入庁。警察庁警備局長や警視総監、内閣危機管理監などを経て、平成28年9月に宮内庁次長に就任した。
山本氏は内閣府事務次官、宮内庁次長を経て28年9月、宮内庁長官に就任。 上皇さまの譲位に伴う一連の皇位継承 関連儀式を取り仕切った。


