足湯でよもやま話(笑)

で、朝日新聞系ではありますが、「法と経済のジャーナル」で
２０１８年にこんな記事がありました。
簡単に言えば林氏と黒川氏は対照的なタイプだったようですね。

​ ​ ​ 法務省の事務方ナンバー２の林真琴・刑事局長 が1月9日付で、名古屋高検検事長に転出した。​ 林氏は、官邸の意向で2度にわたり事務次官昇格が延期されてきた。今回は官邸も容認する方向だったとされるが、上川陽子法相の強い意向で転出が決まった模様だ。次の次の検事総長人事にも微妙な影響を与えそうだ。​​

​​ ​政府は先月２６日の閣議で、名古屋高検検事長に林真琴・法務省刑事局長（司法修習３５期）を充てる人事を決めた。

​ ​名古屋高検検事長は、検察の序列では、検事総長、東京、大阪高検検事長に次ぐナンバー４のポストだ。初めて検事長になるときは、より小さな格 下の高検に配されることが多い。 ​ ​林氏の場合は、事務次官を飛び越しての３階級特進​ だった、といえる。 ​ ​

​　 ​ ​林氏は法務省刑事局総務課長、官房人事課長など同省の本流を歩み、「法務・検察のプリンス」と目されてきた。法務省としては、次の次の検事総長への就任を射程に入れた人事​​ だったとみられる。
​（↑私見：・・・ふーん林氏を支持してたのは法務省なのね）​


（中略）
​ ​
​ 黒川氏は、若いころから独特の捜査センスを持ち、特捜幹部から将来を嘱望されていた 。​ しかし、９８年に司法制度改革要員として法務省に吸い上げられ、以後、法案のロビーイングや省内外の危機管理のプロとして今にいたる。

​ 　自公政権から民主党政権、さらに自公政権へと政権が交代していく間、 ​ 法務省審議官、官房長、事務次官と、法務省の政官界ロビーイングの先頭に立ってきた。 それゆえ「政権との癒着」「不当な捜査介入」などの批判を受けることもあったが、​一方で、実務派の検察幹部やＯＢらには根強い「黒川待望」論があるのも事実だ。​​

　そういう検察サイドの声は別にして、法務省官房長、事務次官として長く、官邸や政界との窓口を務めた黒川氏に対し、政治の側が親近感を持ち、論功行賞で検事総長にしたいと思っても不思議ではない。 ​
​​​ ​（↑私見：黒川さんはどうやら捜査・立件する検察側の支持を集めてたようですね）​​​​ ​​

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・・・で、ちょっとこの記事も気になりました。
（↓タイトルクリックで記事にリンクします）

​ 黒川前検事長と賭け麻雀した朝日・産経記者３人が匿名で、
取材をめぐる議論もなされないのはおかしい ​
（yahooニュース：2020.6.14）

これも気になるところをちょっと抜粋↓​

発売中の月刊『創』７月号でジャーナリストの浅野健一さんが「黒川検事長と記者の賭けマージャンはキシャクラブの産物だ」という記事を書き、その中で、黒川前検事長と賭け麻雀した朝日・産経記者３人の実名を明らかにしている。掲載誌を朝日・産経の広報と当事者である記者３人に送った。抗議も含めて彼らが何か言ってきたらそれをきっかけに議論したいと思う。

​​　というのも、この件、 報道に携わる者にとって難しいけれど大事な問題を提起しているのに、ジャーナリズム界でもきちんとした議論がなされていないからだ 。
この間、市民が黒川前検事長を告発するケースが幾つか出ているのだが、一緒に記者３人も告発の対象になっていたりしている。 ​ 「密着か癒着か」という問題を含めて、今回の問題は、きちんと議論する必要があるし、市民に対してももう少し説明すべきだと思う。​ ​​

　多くの論者が言っているように、 ​取材というのは、権力側が発表した情報を書いているだけではだめで、相手の懐に入る必要がある。懐に入りながらなおかつ「癒着」にならないように、どう距離を保つかというのが、難しいけれど大事な事柄だ。​

（↑この部分大事です）

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↑の青字の部分、すごく大事だと思います。難しいと思いますけどね。


ところが今週の愛媛経済レポートに寄稿している
安積明子さん ​（フリージャーナリスト）​ のコラムを見て驚いた。

​ なんと東京都の小池知事は、
記者会見で、お気に入りの記者を中心に指名する。というのだ。
（上記文春の見出しにもありますね。）

（該当部分一部抜粋↓）

​　 そもそも都知事会見で挙手しても、一度も当たったことはない。
小池知事は自分に批判的な記者を指名しないことで有名だ。

２０１７年１０月の衆議院選挙で、希望の党を立ち上げた小池知事から「排除発言」を引き出した横田一さんがその例だ。
指名されなくても横田さんは会見に参加して手を上げ続ける。そして会見を終えて去っていく小池知事に、直接質問を投げかける。
もう”恒例行事”と言ってよい。 ​ ​

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日本の大手マスコミの偏向報道はネットをする層にとっては随分と有名になったが、
そもそも、取材を受ける公人が、お気に入りの記者しか指名しないのであれば
​ ​知事（公人ですよ）の政策に対しての客観的な報道はできなくて当たり前なんじゃないだろうか？
こんなでは、記者会見そのものがイメージ映像になってしまい
有権者は一向にその正体も、施策も知ることができないと思う。

それで選挙で投票せよとは、政治家界だけの出来レースか？？
問題を見せずに、「さあ答えを書け」と言われているようなものではないか。
誰が正しい答え（国民のためになる政治家を選択する）が書けようか？？

ちなみに、安積さんによれば
小池都知事のお気に入りは　TBSとフジテレビだそうだ。

・・・個人的意見で恐縮だが、
私はこの安積明子さんの客観的な視点をかっている。
コラム内の経歴によれば、
安積さんは国会議員政策担当秘書資格試験合格（平成６年）して、
議員秘書として勤務したのちにジャーナリストに転身された方らしいので、
提起する問題の視点が鋭い。（←固定概念を外してみることが大事です）

安積さんは当ててもらえなかったが
今回の記事でも小池知事に財政政策で質問をしたかったという。

「 ​東京都は９,０００億円以上もあった財政調整基金を
コロナ禍対策で使い尽くし、５００億円ほどにまで減少させた​ 。
　さらに本年度の法人税は激減する見通しだ。
　この財政状況で第2波をどのように乗り越えるのか。
　当選しても国政に移り、二階派の後継者として総理を目指すとの噂は本当か。」

​

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​
個人的意見だけれども、これは小池都知事にぜひとも答えてほしかった。

９０００億→残５００億の東京都の無駄遣いは、
小池さんのみならず、その前の舛添氏も幾らか噛んでいるかもしれないけど
そこに触れないのは週刊誌に宗教マネーが流れているからだろうか？？
（舛添さんの妻は学会で、公明党が支持してますよね）

（「選択」という定期購読の雑誌の広告です。 　習近平が女系天皇を画策しているのをすっぱ抜いたり、
　北朝鮮への闇送金を暴いたり、私は結構面白い記事があると思います。
　バックナンバーは単品購入できます。）

私が、工業新聞や農業新聞などの業界専門誌、地元の経済週刊誌
（まぁ、この辺は、図書館や職場で読んでるんだけども）を好んで読むのは
大手メディアでは載ってない情報が得られるからである。

前にもエントリーしたように大手メディアは、占領政策で情報コントロールされ、自縄自縛だし、アメリカでもやってないクロスオーナーシップ制度（TVと新聞が同じ会社）によって、国民の洗脳装置に成り下がってるからだ。
横並びの意見がそれの証左だと思う

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さて、話を戻すが

安積さんはコロナ禍対策で８５００億円を使ったように書いているだけまだ優しい。

私の記憶が正しければ
小池都知事の無駄遣いは

●築地市場の豊洲への移転に対する優柔不断＆引き伸ばし
（↑豊洲移転反対の共産党支持の築地おかみさん会と関係）

●東京オリンピックの会場を、いくつか付近の都道府県に移す?優柔不断

この2つにも大きい原因があるのではなかろうか。

納税者としてみれば
得体のしれないものにどんどん公金が使われていく。
しかも結果はよくわからない。
・・・という気持ち悪い図に感じている。

しかもその間に、当時「都民ファースト」で存在感のあった音喜多氏と組んで
尖閣寄付金まで手を付けようとした
（もしかしたら、これもこっそり目減りしているのかもしれない）

消費税が増税されて、家計の管理を担当している主婦の目から見れば
小池都知事のやり方は無駄遣い極まりないように見える。

都知事選が始まったが、都民の審判やいかに・・・ ​？？？
興味深く観察していこうと思う。 ​​ ​​ ​​ ​​​​​​​


6/25の虎ノ門ニュースで取り上げていた小池語録↑
うちのばあちゃん曰く
「小池さんは、自分の中でブームの横文字を使って、人を煙に巻くのよね」

​・・・うん、私もそう思う。​
都政を担うのなら都民に広く分かりやすく伝えるのが一番大事だと思うので
小池さんの横文字多用の話し方は、やはりポーズだけなんじゃないか？
本当は伝わらなくてもいいと思っているんじゃないか？
と思うんですよね・・・。