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2007年01月13日
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カテゴリ: 私の日常
昨日のお昼は私とサキ(小6)2人。
ちょうどいただきものの ”きしめん” があったので、それを茹でて食べよう♪という話になりました。


「ねぇ、ママ。これって、切れてないの?」

きしめんの袋の中をじーっと見ながら、サキが尋ねます。

20070113_1302_000.JPG

「え?」

う~ん…確かに長いままのよう。
袋の裏を読むと 「お好みの長さに切って…」 と書いてあります。

「(ちょっと古いけど小力風に)切れてないっす♪」

と私が答えると、 サキの目がキラリ☆

「じゃ、切らないで茹でよう!」

「ええ~~っ!?

すっごい、すっごぉぉおおおい長くなっちゃう…

あ、でも、それも面白いねウィンク


長年サキの母親をやるうちに、楽しいことが好きになっている私。

ところが、いざ袋を開けて中を見ると、 ちゃんと切れていました。
しかも、 1本が(私の背よりちょっと短いくらいだから)160cmくらい、 という中途半端な長さに切り揃えてあります。

「ちょっとがっかりだね~

でも、これでも十分長すぎると思うよ。

このまま茹でてみようね♪」


そして、きしめんを茹でている間に、つゆを用意し、のりを切ったり、ネギを刻んだり…

「早く食べたいなぁ」

「そうだね~、楽しみだね



「よぉ~~っし!茹で上がったよ♪

サキ、のりかけて!

ちょっと!それじゃ、かけすぎだよ~!笑」


20070113_1322_000.JPG

いよいよ2人で元気よく、

「いっただっきまぁ~~~」

と、そのとき…

ピンポ~~ン♪

げっ!?誰だ?

「はい」

「あの、温水器の調査の…」



しまったぁあああ!!!

午後の1時~3時で、温水器調査の人が来ることになっていた。

それにしても何というタイミングの悪さ!
私はちゃんと天罰を受けて、また物置状態になっていた温水器のスペースを空にして床まで磨き、完璧な準備はしておいた。
さっきも上の方から回り始めたのを確認して、サキと 「うちはもっとずっと後だよね」 と安心してきしめんを食べることにしたのに…。


麺類は「茹でたてが命」です。
1分1秒たりとも無駄にしたくない私は、そのときふとサキに、

「ダメだ!来ちゃったよぉ~!

きしめん、一口だけ食べてから玄関あけようか?


と尋ね、

「何言ってるの?人を待たせてるんでしょ?

大人げないこと言ってないで早く出なよ


と、無情にも切り捨てられてしまいました。

だって、茹でたてが命なのに…

仕方なく、玄関に向かうのですが、こうなったら私の心はひとつ。

一刻も早く帰ってもらおう!

2人の調査員さんが入ってきて、早速温水器のあるところへ。
1人が温水器の入っている引き戸を開け、中を見始め、もう1人が周辺の壁や天井を見始めます。

「ここは…?

上から水が漏れましたか?」


指差された方を見ると、 天井から壁紙が剥がれています。

わっ!?忘れてた…

「ああ、もう何年も前に一度そんなことがあったような…。

何かで貼ったけど、また落ちてきちゃいました」


いきなり汚いところを指摘された私はすっかり動揺し、 壁紙が剥がれたままになっていることの言い訳 に走ります。

「最近は?」

「もう、ぜ~~んぜん、なにも問題ないですから」

早く帰っていいですよ~

ところが、その人はもう一人の人にそこの部分を指差しながら何か伝え、その人が○○○号室とうちの部屋番号を記入したボードを掲げると、その部分を撮影し始めたのです!

まるで外国の犯罪者のようじゃない?

廊下だって、床だって、ピカピカに磨いてキレイにしておいたのに、そんな一番汚いところだけを撮影するなんて、ズルイよぉ~!




「こちらも開けていいですか?」

奥の引き戸に手をかけています。

「えっ!?びっくり

そんなとこ、ダメに決まってるじゃん!

だってそっちは洗濯機の奥で…

もう何年も、誰も開けたことないぞ~~!

温水器だったら、もう十分そっちから見えてるじゃん。

第一、そんなところ開けるなんて聞いてないよぉ~~!


何より 「いいですか?」 と質問しているわりには 「いいです」 としか答えられないような状況なのが、気に入らない

とりあえず、すまして

「どうぞ」

と答えたものの、 その戸を開けて私に背を向けて立っている彼の目に、一体どんな風景が映っているのか、もうヒヤヒヤ…

もうダメだぁ~!絶対に埃だらけだよぉ~

数分後、やっと

「これで終了です」

「どうもご苦労さまでした!」

はい、さっさとお帰りくださ~い!きしめん、きしめん…

「あのぉ~、ここに認印をお願いします」

まだあるのか~!?笑

「はい。どうもありがとうございましたぁ~!

にっこり微笑んで、サキと2人、玄関で見送り、 ドアがバタン♪と閉まった瞬間、


ダーーーーーーーーーッ!!!
きしめんに向かって猛然とダッシュする私。



「ママーー!先に食べるんじゃないよ!

一緒に食べ始めるんだからね~~!」


と叫ぶ娘。

こうしてようやく念願のきしめんにありつけたのでした。

お~~いし~~~~い ぺろり

う~~~ん…
それにしても、長いぞ!
長すぎて、ものすごぉ~~っく食べにくい。


気がつくと、2人して箸を置き、手づかみできしめんに喰らいついていました(笑)
あ~~~、楽しかった♪


それから、あの、引き戸の向こう側…
しっかり、床の色が違っていました!(笑)


土曜の午後の、のどかな昼食のひとときのお話でした。

ひなたまさみ






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最終更新日  2007年01月14日 12時48分50秒
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