三賀日が過ぎ、帰省客が帰り、泊り客のための後片付けもやっと
終わったと思った所で、お向かいのおばあちゃんがお亡くなりになり
ご葬儀に参列して、とまだまだ座る暇なくドタバタと暮らしています。
その一方では、食べ残されたお節料理を冷凍、温め直し、などしつつ
リメイクして食べています。お節料理をお店で買う人からみると
もう一月の六日にもなっているのに、まだおせち料理!?と
私のやっている事はとんでもない事みたいに感じるでしょうが、
我が家のお節はオール手作りなので、保存料など入ってなくても
自分の目で産地から確かめて買い集めた食材を使って作り
定期的に火を通すなど腐敗には十分に気を付けているから大丈夫。
このやりかたで30年以上やってきましたが、傷みやすい料理から
先に片付けていくので、残ったお節料理でおなかを壊した人は
今まで誰もいないので自信を持って続けています。
高価で量が少ない豪華な既製品ならとっくの昔に食べ尽くして
いるでしょうが、我が家は正統派(?)のビンボーお節なので料理には
時間はかかるし見た目も質素ですが、すべてがこれからの1年を
健康で意欲的に心正しく暮らしてほしいとの祈りが込められた
言い伝えのある野菜料理が中心なので、たいした費用はかかりません。
かけているのはおせち料理を通じて料理する者から家族への
1年の無事と繁栄と向上を願う気持ちを込めた心だと思っています。
とは言っても、同年代の知人の中にも『おせち料理なんて美味しくないし
作り置きだから冷たくて家族が嫌がるわ』という人もいるぐらいで
私の長年の努力の意味など誰にもわかってもらえず、内心では
「ふん!アンタンちには温め用の電子レンジもないっての?」と毒づきつつ
『そうよね~』と言って微笑むだけにしていますが。(嫌なオンナです)
少なくとも自分好みの味付けなので、自分だけは美味しく思えます。
新婚時代、社宅の他の人がみんな故郷へ帰省する中、一人ポツンと残り
慣れない手で手作りお節を作ってきたという怨念もあるので
そうするよう言いつけた夫にも当然一緒に食べてもらいます。
また今回のようにご葬儀などの急用が入って忙しい時も
冷蔵庫の中に料理済みの物があるのはおおいに助かります。
取っているウン万円の予算(デパートで売っているお節の代金程度)は
安上がりでボリュームのある『手作り正統派お節料理』のおかげで
10日間程度の食費が浮くことになり、結局はほとんどまるまる
私のへそくりとなって手元に残ります。そして、ずっとそれが
お正月明けのバーゲンセールの資金となってきた歴史があります。
我が家のお節料理作りはこのように物心両面で私を潤してきた料理で
健康である限りこれからも一年の大切な行事として続けたいと思っています。
作り続けてきた事で味の方も少しは向上してきたものもあるはずで、自分で
作った物は最後まで残さずに食べ尽くし、無用な生ゴミを出さないように
したいと思っています。
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