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ヒラカワの日常
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ヒラカワの見方
2007.01.09
消えた国民的時間。
カテゴリ:
ヒラカワの日常
フジサンケイ・ビジネスアイ掲載文
消えた国民的時間
―失ってみて分かる価値
忘年会の後で、タクシーに乗った。妙にフレンドリーなドライバー氏と年々季節感がなくなるという話をした。かつて師走は、誰もがそわそわと忙しく立ち働いていた。一年の締めくくりということで、何となく切羽詰った感じがあった。今年のことは、今年で終わらせて、新しい年は、まっさらな気持ちで迎えたいと誰もが思っていたからである。だから、年の瀬にはやらねばならぬことがたくさんあった。積み残した仕事の整理、年賀状書き、大掃除、おせち料理の支度。大晦日には、それらを全て片付けて、家族のそれぞれが茶の間の炬燵に集まってくる。最後に炬燵に入るのは決まって、エプロンをはずしながらの母親である。そして、どこの家庭でもNHKの紅白歌合戦を見た。炬燵に入って、蜜柑をむきながら。
この光景は、戦後家庭にテレビが入り始めた昭和三十年代から、世の中に二十四時間営業のコンビニエンスストアが出現する昭和五十年頃までの約二十年間続いた。そして、この二十年は、日本が高度成長といわれる経済発展を遂げていく右肩上がりの時代と重なる。
まだまだ豊かな時代とはいえなかったが、安定した幸福な時代だった。
その、幸福の象徴が、一家団欒、茶の間で見る紅白歌合戦だった。美空ひばり、三橋美智也、島倉千代子、春日八郎。彼らは国民的なアイドルで、誰もが彼らの歌を口ずさんだ経験を共有していた。記憶違い出なければ、視聴率は七十パーセントを超えた。
大晦日の晩は、いくらかの例外を除けば、どこの家の窓にも同じ灯がともされ、同じ音が流れ、同じ会話が交わされていたわけである。いま考えてみれば、あの一体感は何だったのだろうかと思う。同時に、日本人が失った国民的な時間の共有というものが、懐かしくもあり、貴重なものにも思えるのである。
護送船団方式とか、親方日の丸、終身雇用、年功序列といった、後に批判されることになるビジネス慣習も、この国民的な一体感と無関係には存在しなかっただろう。なぜなら、これらの慣習を支えていたのは、誰もが同じ船に乗っているという共同体意識であり、同時に同じ時間を共有しているものに対する信頼感であったと思えるからである。
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最終更新日 2007.01.09 14:34:07
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