今日は土曜日なので、久しぶりに映画館に映画を観に行きました。映画はかねてより観たいと思っていた三谷幸喜監督の「清須会議」です。

というのも以前に三谷幸喜が書いた原作本を読んでおり、この本がとても面白かったからです。

なお、僕は、戦国時代が好きで、織田信長が明智光秀に討たれ、その明智を羽柴秀吉が倒したという時点で、あの戦国時代で殺し合いが当たり前だった時代に話し合いで問題解決をしようとした、この「清須会議」には、以前からいささか興味深いものを感じています。
さて、映画のことですが、清須会議への出席者は、織田家宿老の面々、すなわち柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉それに池田恒興です。
柴田には役所広司、丹羽には小日向文世、秀吉に大泉 洋、そして池田は佐藤浩市が扮しています。
役所広司、小日向文世、佐藤浩市といった俳優たちは三谷幸喜の作品では常連さんですね。ほかにも、浅野忠信、妻夫木聡、戸田恵子、阿南健治、梶原善が出演しています。
また、常連の一人である西田敏行が、三谷作品の前作であった「素敵な金縛り」での役柄だった更科六兵衛の役で出演していたのは、ちょっとしたユーモアでしょうね。
ストーリーとしては、織田信長亡き後の後継者を誰にするかということで、三男の信孝を推す柴田勝家に対して、最初は二男の信雄(のぶかつ)を推していた秀吉が、本能寺の変で信長とともに討ち死にした長男の信忠の遺児である三法師を担ぎ出すというものです。
役所広司や小日向文世らの演技は相変わらずしっかりしているし、随所に三谷ワールド特有のユーモアがあるところも期待したとおりでした。なかでも、大ばか者とうわさされている信雄を演じた妻夫木聡のおバカちゃんぶりが愉快でした。
でも、原作本と比べると、原作のほうが面白かったです。 原作では、信雄と信孝がイノシシ狩りの競争をするのですが、さすがに映画ではイノシシ狩りの撮影は難しいらしく、映画では旗取り競争となっていました。
原作本のイノシシ狩りでは、信孝に仕留められたイノシシのセリフがあって、信雄に対して「バカ殿」といっています。このシーンを映画ではどう表現するのかと期待したのですが、イノシシ狩りそのものがなかったのは残念でした。
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