6月22日~23日の週末を利用して初夏の鎌倉市、三浦半島西海岸、日野市と廻ってきた。(その3)
森戸海岸の見学が終わったので、再び京急バスに乗り、終点の葉山御用邸前で降りて、更に先へ行くバスに乗り継ぐ。
バスにもあどけない顔をし、真新しい純白の制服に身を包んだ若者が多く乗っている。帽子のペンネントには「横須賀海兵團」ではなく「横須賀教育隊」と書かれていた。たぶん四月に入団したばかりで海軍精神を鍛錬中の四等水兵さん(カラス)と思われる。猛訓練を経て数年もすれば、潮焼けした逞しい帝國海軍軍人になるのだろう。
バスに乗り間違えてしまったので、三浦海岸駅から三崎口駅まで京浜電車で移動する。三崎口駅から荒崎行きのバスに乗って終点で下車する。
荒々しい岩場となっており、荒崎の名に相応しい景色である。一般に三浦半島の海岸線は岩場や断崖が意外に多い。露頭(地層)がよく見えてジオパークになっても良いなかなあと思った。
崖上に少しだけ見えている建物は高級旅館「荒崎海音 さがみや」。1泊2食で2万円~程度する宿だが、海の眺望も良いし、いつか泊まってみたいなあと思った。
アジサイも見頃となり綺麗な花を咲かせていた。
(次回に続きます)