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さとうみみさんとPiyoちゃんのところからバトンを頂いてきました■■ルール■■見ちゃった人はコメントを残して自分もやる事。タイトルを「補導されました」にする事!「逮捕されました」の方が笑えるかも・・・・皆さん同様見てもやらなくたっていいと私も思います。日記ネタがないなぁ~とお思いの方はどうぞ♪Q01.あなたは短髪or長髪?オトコにしては長髪派かも・・Q02.背は小さい?大きい?オトコにしては小さいですぅ~ Q03.何でも頼れる方?ちょっと頼れない方?あんたを頼って失敗したよ・・とよく言われます Q04.積極的な方?恥ずかしがり屋な方?積極的なフリをしていますが、基本は恥ずかしがり屋です Q05.(目が悪いとしたら)メガネ?コンタクト?そんなに悪くはありませんが、車を運転する時はメガネをしてます Q06.ずっと盛り上がりっぱなし?落ち着いてまったり?使い分けていますが、基本的には落ち着きまったりです Q07.デートするなら?遊園地orショッピング?相手に合わせます Q08.髪はクセ毛?ストレート?そんなに長くないので詳細不明 Q09.優しい?近づき難い?よく道を聞かれるタイプです Q10.天使?悪魔?まだ、自分の正体がわかりません・・Q11.普通の人?ちょっと変わってる人?本性をさらけ出すとかなり変わっていると思います Q12.髪は何色?緑色です Q13.香水はつけてる?つけてない?つけてません・・・それにしても昔はやったプワゾンは臭かった・・Q14.(どっちかというなら)オタク?ヤンキー?バリバリのオタクです Q15.(自分の名前を呼ばれるなら)ちゃん付け?呼び捨て?苗字の一部をとって○○ちゃんと呼ばれることが多いです Q16.性格は真面目?バカ?バリバリのバカです Q17.不器用?几帳面?というか、いいかげん Q18.眉は細い?太い?普通ですが、将来は村山さん(元首相)みたいになりたいモノです Q19.連絡を取るならメール?電話?ほとんどメールで済ませます Q19.エロイ?普通?興味なし?昔はバリバリのエロでしたが、最近エロパワーが落ちています Q21.痩せぎみ?ポッチャリ?ポッチャリ×800 Q22.子供っぽい?大人っぽい?ここ数年、自分でも大人になったと思います Q23.好みのタイプは?年上?年下?同い年?容赦なく年上です Q24.恋人にバレンタインデーにあげるなら(もらうなら)愛 ・・・プライスレス Q25.遠距離恋愛はできる?できない?逢えない時間が、愛育てるのさ ←古過ぎ・・Q26.束縛はされたい?されたくない?容赦なく束縛されたいです Q27.好きな人と食べるならファーストフード?高級料理店?持ち金次第・・・ Q28.あなたは王子様(お姫様)系?それともお笑い芸人?今まで隠していましたが、14歳まで狼に育てられていたので野生系です Q29.『好き』『可愛い』『面白い』言われて嬉しいのは?あなたってスゴいのね・・・
2007.01.31
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早いもので一月も残すところ二日となりました。さて、先日『それでもボクはやっていない』という映画を観てきました。今までの周防監督の作品と比べると、娯楽色の一切ない地味な社会派ドラマですが、かなり見ごたえがありました。細かい感想は省きますが、現在の司法制度の限界点を痛切に感じました。 問題点ではなく、限界点です。 数年後に、一般市民が司法に参加する裁判員制度が導入されますが、改めてその必要性をひしひしと感じた一作でした。 というわけで、今月の書籍代です。1月の書籍代11冊 6,765円 今月の大アタリ ちなみに・・・2006年1月の書籍代は9冊 3,345円2005年1月の書籍代は12冊 8,377円
2007.01.30
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ただ列車に乗るだけのための内田先生の旅は続く。「汽車が走ったから遠くまで行き著き、又こっちへ走ったから、それに乗っていた私が帰って来ただけの事で、面白い話の種なんかない」。台風で交通が寸断する九州では、なぜか先生と弟子の「ヒマラヤ山系」が乗る汽車だけはちゃんと走り「無事に予定通りに行動しているのが、相済まぬ」。悠揚迫らざるユーモアに満ちた、シリーズ第二弾。 <感想> ★★★★☆東大在学中に夏目漱石の門下に入り、芥川龍之介や鈴木三重吉とも親交を結んだという経歴。 恐れ多くて近づけない内田百間ですが、リンク先でたびたび名前を目にしていたので、思い切って手にとってみましたが・・・・百間先生のユーモアのある文章と、落語を聴いているような流暢な文体。そしてなにより、その鉄ちゃん(鉄道マニア)ぶりに舌を巻きました。 昨今、エッセイの巧い作家はいくらでもいますが、50年以上前にこんなエッセイを書いている作家がいたなんてホントぶっくりです。 さて、本書はいわゆる紀行文ですが、定番である旅の憂いとか、旅先の風土や歴史などには一切触れていません。 とにかく列車に乗りたいという一心で旅に出るので、旅先に行っても観光などは一切なし。 宿でたらふく酒を飲んで、翌日また列車に・・・というパターンです。 最近でこそ、鉄分が低下していますが、子供の頃バリバリの鉄ちゃんだった私からすれば、新幹線がまだ通っていない時代の鉄道事情を知ることができて、それだけでもうれしくなってしまいます。 さらに、百間先生は当時すでに大御所に域に達しているわけですが、決して高みからモノを見たり語ることなく、あくまで近所にいるちょっと頑固なジイサン的な視点もサイコーに好感が持てます。 百間先生にしばらくハマリそうです(笑)※著者名に機種依存文字が含まれているため内田百間と表記しました。
2007.01.29
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どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。 <感想> ★★★★★西加奈子さんは『さくら』を初めて読んで、この作品が二作目です。タイトルと帯から、関西のコテコテドタバタ系をイメージしてしていましたが、陰影のあるシリアスな作品でした。 町工場で働く世捨て人のような中年男性と、スナックで働く若い女性の物語が平行して進んでいきます。 状況的には似た環境にある二人ですが語り口で言うなら中年男性は陰で、若い女性のそれは陽。 この二人の物語はどこで交錯するのだろうと読み進めると・・・・・思うに、人はカンタンにダメになってしまうものです。 ましてやこのご時世その傾向は強くなるばかりです。 鬱々とした日々の先に待ち受けているのもの、その先にあって欲しいと読者が望むもの、それが二つの物語が交錯する瞬間に託されているようにも思います。 陰と陽のコントラストも巧いし、重さと軽さの絶妙なバランス配分は読者を選びません。 性別、年代を問わず、あらゆる方々にオススメします。
2007.01.27
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丘の上の家でひっそり暮らす不思議な女性・さとるに惹かれていく大学生の鉄男。しかし次第に、母親に怯え、他人とうまくつきあえない不安定な彼女の姿に疑問を募らせていく。母娘三人の憎悪が噴出するときに見えてくる、戦慄の情景とは―。恋愛の先にある家族の濃い闇を描いて、読者の熱狂的支持を受け続ける傑作長編小説。 <感想> ★★★★☆ひとことで言うなら、重くて、とても怖い作品です。『恋愛中毒』では狂気の影の部分を描いて、その本質を浮き出すという手法だったような気がしますが、本書は狂気そのものをストレートに描いています。山本文緒さんは心理描写の巧さがピカイチの作家さんですが、それが最も効を奏している作品ではないかと思います。 母娘の葛藤はさまざまで、この作品がその本質を突いているとは思わないし、ちょっと凝った構成もミステリー仕立てですが、エンターテイメントの領域に留まる作品ではありません。 内容がハードなので、全ての方にオススメというわけにはいきませんが、個人的にはかなり好きな作品です。本書は映画化されているようです。 ヒロインは本上まなみさん 女性作家・女流作家
2007.01.27
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火曜日からず~っと歯が痛くて、段々悪化してます どれぐらい痛いかって・・・ホントに涙が出るぐらいですぅ~ あまりにも痛いので、市販の頭痛薬をたびたび服用していたら胃まで痛くなってきちまいました・・・・もう、歯医者さんが怖い とか、仕事が忙しくて・・・ なんていうレベルではないような気がするので、明日は午前中だけ仕事 をして、午後は急患随時と書いてある歯医者さんに行く予定です そんな状況下の今週・・・・読んだ本は下の二冊 強烈な痛さにも関わらず集中して読めました それって、イイ本の条件のひとつかもしれません 感想は週末UPします
2007.01.25
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日曜の夜です 在庫本もたくさんあるので、今日はお買い物もなしです 昨夜10時ごろ近所のスーパーに買い物に行ったら閉まっていました ここのスーパーは12時まで営業しているのになぜ・・・と思っていたらスーパーの敷地内にお店を出している焼き鳥屋さんが火事 になってしまったとのことでした ボヤ程度だったけど、現場検証などで、昨夜は早めに閉店したようです まぁ~大したことがなくて良かったんだけど、冷静に考えるとお店を早く閉めてしまったスーパー側は大きな損害です 一方で、焼き鳥屋さんは個人でテナントとして入っているようですが、損害賠償などを考えるとタイヘンですよね・・・まぁ~こういうご時世だし、焼き鳥屋さんの非だから仕方ないんだけど、しばらくしたら、あの人の良さそうな小父さんが、また焼き鳥を焼いている姿を見たいなぁ~と思います
2007.01.21
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最近、ウチの奥さんにやたらとウケがいいCMがあります 爆笑問題がやっているAGA(男性型脱毛症)は薬で治せるという 製薬会社のCM 特に「30秒団地編」がお気に入りのようで、奥さんは....大爆笑私もつられて笑っているワケですが、今日HPをチェックしたら・・・ AGAって何?うす毛、抜け毛は進行します心配
2007.01.21
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人生の勝ち負けの定義など、誰が分かるというのだろうか。ハナは下北沢で古着屋を経営している37歳。仕事は順調、というかむしろ勝ち組。ある日、恋人から結婚を迫られたことを契機に、恋愛と仕事について模索していくことになり…。生き惑う女性の心情を描く極上長編小説。<感想> ★★★★☆ページを開く時、女性読者に覚悟を強いる角田光代さんの最新長編です(笑)ここしばらく連作短編が多かった角田さんですが、長編は『対岸の彼女』以来かもしれません。 さて、本書の主人公は結婚という価値観に懐疑的な37歳の女性で、ちょっとしたことから歯車が狂いはじめます。 角田光代さんの描く短編は、自らの価値観に疑問を抱きはじめた主人公が、徐々に内部崩壊していくさまを描くものが多いわけですが、長編である本書は、自分の母親の価値観や周りの女性の価値観を引き合いに出しながら、崩壊から再生に向かうまでが描かれています。 ともすれば、読後感の悪さだけが残る従来の作品と比較すると大きな相違点ではないかと思います。 本書の帯には「私が選ばなかったもうひとりの自分がここにいる」と書かれています。 基本的には、結婚を前提としたIf(もし)だと思いますが、バブルの真っ最中に社会に出た新人類世代が、その時にどのような選択をしたのか?という意味も含まれているような気がします。 女性ばかりではなく、角田さんと同世代の男性ならフムフムと肯く箇所が多いと思います。本書に関しては角川の公式HPがあります。 インタビュー記事や掲示板も用意されているので興味のある方はぜひ♪「薄闇シルエット」公式HP
2007.01.20
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山奥のダム工場現場の男と水没直前の落人集落の人々の心の交流を描く『水の葬列』等、虚構と取材に基づく短篇集。<感想> ★★★★☆本書は中篇の表題作と5編の短編を含む吉村昭の中期作品集です。著者の戦時中の体験に基づく5編も秀逸ですが、なんといっても中篇の『水の葬列』が絶品です。 妻を殺してしまった過去から逃れるために、山奥のダム工事現場に入り込んだ主人公と、ミステリアスな雰囲気を湛える落人村の村人との奇妙な交流を描いています。どちらかと言えば『戦艦武蔵』以降のノンフィクションが高く評価されている著者ですが、中期の作品は、閉塞された状態で徐々に緊張感を高めていくというスリリングな手法が用いられていて、個人的にはかなり好きです。 絶版になっているようですが、吉村ファンにはオススメです♪
2007.01.20
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北極グマの剥製に顔をつっこんで絶命した伯父。死んだ動物たちに夜ごと刺繍をほどこす伯母。この謎の貴婦人は、はたしてロマノフ王朝の最後の生き残りなのか?失われたものの世界を硬質な文体でえがく、芥川賞作家のとびきりクールな傑作長編小説。<感想> ★★★★☆小川洋子さんの感想をUPするたびに、同じようなことを書いているような気がしますが、とにかく近著(『博士の愛した数式』『ミーナの行進』)と、それ以前に書いていた作品の作風があまりにも違いすぎます。 長年の愛読者としては、それをこの場で否定したり、肯定したりするつもりはありませんが、コビトカバにまたがって登校する微笑ましいミーナの姿を思い描きながら『まぶた』や『ホテルアイリス』を読んだなら、おそらく小川洋子さんが大嫌いになると思います。 できるならそういう思いを抱いてほしくないなぁ~というもファン心理のひとつなのかもしれません。 さて、この作品の存在を知っていながら手を出さなかったのは、あらすじや帯からグロさに打ち震えるコトを覚悟して読めというメッセージを受け取っていたからです。(汗) しかし、読みはじめこそ、多少グロ感が漂っていましたが、語り手の女子大生がことのほか健康的なせいか作品全体は暗くありません。 語り手の義理の叔母に当たる「貴婦人A」がロシア皇帝の末裔では・・・という物語の展開もコミカルだし、語り手の恋人ニコと剥製業者のオハラがクールな文体に潤いを与えています。 以前、『凍りついた香り』の感想に新・旧の小川洋子ファンにオススメします♪と書きましたが、それ以上に最近の小川作品に馴染んでいる読者でも受け容れることのできる作品だと思います。 とは言うものの、まだ小川作品を一冊もお読みになったことがないという方には『博士の愛した数式』→『ミーナの行進』→『ブラフマンの埋葬』→『貴婦人Aの蘇生』→『凍りついた香り』という順番をオススメします。
2007.01.20
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本日第136回芥川賞・直木賞の選考がありました。芥川賞青山七恵さんの「ひとり日和(びより)」(文藝秋号) 青山七恵さんは23歳。 都内の旅行会社にお勤めのOLさんだそうです。直木賞授賞作なし 直木賞はここしばらくダブル授賞が続いていましたが、今回は授賞作なし。
2007.01.16
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キムタク主演の「華麗なる一族」を見ました 以前、この時間帯でやっていた『砂の器』は・・・ でしたが、今回のドラマは期待できそうです 時代設定は私が生まれた頃、衣装も凝っているし時代背景もバッチリ 原作本は未読なので、たしかなコトは言えませんが扱っているのは 旧太陽銀行と旧神戸銀行の合併劇だそうです。ところで今は↑何銀行 になっているのでしょうか 業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構「銀行」を徹底的に取材した力作。
2007.01.14
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日本で正しく理解されていない分野に、ハードボイルドというジャンルがあります。 海外では、もうすぐ村上春樹訳の出るレイモンド・チャンドラーを頂点とするハードボイルドの系譜が脈々と受け継がれていますが、日本ではバイオレンスとの境界が曖昧で、イマイチ評価されていません・・・・日本でハードボイルドの代表的な作家と言えば『私が殺した少女』で直木賞を受賞した原りょうさんと矢作俊彦さんではないかと思います。 原りょうさんはスゲェ寡作で10年に一度ぐらいしか本が出ません。 そこで矢作俊彦さんの動向が気にかかるわけですが、先日うかがったサイトで新刊(といっても去年)が出ているのを知りました。堀口大學の青春時代を描いているそうです。『ららら科学の子』もミステリー色が薄い作品でしたが、ミステリー色ゼロの矢作作品を読むのは初めてです♪キレのある文体でどのようなストーリーが展開するのか楽しみ♪ 先月から連載(文學界)もはじめているようなのでそっちもチェックしてみようと思っています
2007.01.14
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最近、知りましたが1日に50件も日記をUP出来るようになったんですね 1日12時間 をやるとしても15分に一回ぐらいのペースです。一日50回UPは、老後の楽しみにでも取っておくこととして・・ もうひとつ変わったのは日記のカテゴリーの数が増えたことです 以前は10のカテゴリーにしか分けられませんでしたが、これも大幅に増えたようです そこで、テキトーに日記のカテゴリーに入れたあったものを細分化してみました お越しになるみなさんが判りやすいように・・・とか、ちゃんと整理しないと気がすまない・・という理由ではなく、ただ、単にヒマだったからです ・カテゴリ未分類(0)・★★★★★な本(28)・★★★★☆な本(147)・★★★☆☆な本(28)・★★☆☆☆な本(3)・月別書籍代(22)・日記(259) ↓細分化して・・・日々の生活(52)・本のある生活(45)・テレビのある生活(23)・パソコンのある生活(18)・バトン(9)・未整理分日記(05年)(112)↑ヒマでしたが、一昨年の分まで分ける根性はありませんでした 久しぶりにを日々の生活を読み直してみると、週末はやたらとテンションが上がっている様子がうかがえます すげぇ~爺さんになった頃読み返すと、さらに笑えるかもしれません
2007.01.13
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風邪をひいたようで、昨日は仕事を早退して今日はお休みしました。午後から元気になったので と 三昧してました 使っているパソが限界に近づきつつあるので、去年から新しいパソが欲しいと思っています。 ご存知の通り、月末(あと半月)には、Windows Vistaが出るので思案のしどころですが、私の場合はネットとOfficeぐらいしか使わないので、値崩れ起しているXPでもいいかなぁ~なんて考えたりもしています。 そこで探したパソがこれ ↓ThinkPad R60eスペックは悪いけど、私にはこれで充分な気がします・・でも、60,000円だと逆に心配です 壊れなきゃいいんだけど・・・ こんなコトを悩んでいるうちにVistaが発売になってしまうんだろうな・・ 余談ですが、9日でブログを開設して二年が経過しました リンク先のみなさんを初め感謝、感謝です 今後とも仲良くしてくださいませ
2007.01.12
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「悪夢は悪魔、どうかよい夢に恵まれますように」毎夜、オテルモルには眠りを求めて人が集う。しあわせな眠りを提供する不思議なホテル。日常からほんの少し乖離した世界でもたらされる物語。チェックイン…日没後;チェックアウト…日の出まで最高の眠りを提供するホテル…オテル・ド・モル・ドルモン・ビアンホテルのフロントで働き出した希里が知る、優しい対峙の仕方。 <感想> ★★★★★オテルモル、オテルモル・・・ここしばらく私の頭の中をぐるぐる廻っていた言葉です。『お縫い子テルミー』の感想をUPした時、たくさんの方から『オテルモル』に関するコメントをいただたからです(笑)魅力的?なタイトルでしたが、中身はもっと魅力的でした。ちょっと複雑な事情で、双子の姉の夫と子供と三人で暮らす主人公の希里。 そんな暮らしから抜け出すために、オテル・ド・モル・ドルモン・ビアンホテル(以下オテルとします)のフロントで働くことになります。 オテルの面接からはじまり、希里の家庭と夜勤で働くオテルの様子が交互に描かれます。 情緒不安定な双子の姉との関係や最悪の状況に置かれながら、それを淡々と受け入れる希里の姿は、最近の女性作家が好んで取り上げるキャラクターですが、オテルという世界観を描くことで、著者は確固たるオリジナリティーを確立しているように思います。 特殊な世界観と言えば村上春樹さんと小川洋子さんの名前が頭に浮かぶ方も多いと思いますが、いい意味で村上春樹さんほどぶっ飛んでいないし、小川洋子さんほど冷たくありません。 絶妙のバランス感覚で読み応えと読みやすさを両立させて、読書スタイルを問うことなく読者を楽しませる手腕はピカイチです。 さらに『お縫い子テルミー』で感じた心地よい文章のなかに、おぉ~と思わせる秀逸な表現を見つけることができます。 運命は蛇行するものだ。 本田家はそのうえねじれている。 ねじれるとよけいなものがまとわりついたりする。 ラーメンのちぢれ麺にスープがよく絡むように。新しい年が始まってまだ十日あまりですが、今年のナンバー1です。 残り354日でどうなるかわかりませんが、半年ぐらいは不動だと思われます。
2007.01.11
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エンブリオ―それは受精後八週までの胎児。天才産婦人科医・岸川は、人為的に流産させたエンブリオを培養し臓器移植をするという、異常な「医療行為」に手を染めていた。優しい院長として患者に慕われる裏で、彼は法の盲点をつき、倫理を無視した試みを重ねる。彼が次に挑むのは、男性の妊娠実験…。神の領域に踏み込んだ先端医療はどこへ向かうのか。生命の尊厳を揺るがす衝撃の問題作。 <感想> ★★★☆☆2~3日前のニュースで凍結受精卵を販売する会社(もちろんアメリカですが・・)のことを報じていました。 優秀?な卵子と精子を体外受精させて凍結保存。 それを解凍して依頼者の子宮に着床させるというものです。 オーナーは電話取材で、欲しいものをショップに見に行けばショーケースの中から自分の好きなものを選ぶはず、子供もそれと同じように選べるようになるのは画期的なことだ。というようなことを言ってました。 ちなみに卵子と精子の提供者の人種や学歴はチェック済みだそうです・・・。 不妊症に悩んでいらっしゃる方々にとっては選択肢のひとつだし、それを否定するつもりはありません。 また、この場で生命倫理について論じるつもりもありませんが、実際に価格をつけて売買してしまうという行為に傲慢や浅はかさを感じてしまうのはわたしだけでしょうか?さて、本書にも凍結受精卵に関しては詳しく描かれています。 しかし医師でもある著者はそこに筆をとどめることなく、さらに神の領域踏み込んでいく主人公を描いています。 お金のためでもなく地位や名誉のためではなく、ひたすら自己を完結させるために暴走していく主人公の考え方に関して、否定するとか肯定するというレベルではなく、読者に現状を示して考えさせるという著者の意図はある程度成功していますが、主人公のゆがみを強調させるために用意したと思われる後半の展開がありがちといえばありがちで、前半の問題提起が台無しになっているような気がします。 小説としてはイマイチですが、最先端の産婦人科医療とそれがどこに向かうのか?という興味は満たしてくれる作品だと思います。 エンブリオというタイトルですが、妊婦さんは読まないほうがいいと思います(汗)念のため・・・
2007.01.10
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今日は久しぶりに午後から仕事です 朝からぼぉ~っと を見ていたら、通販生活のCMに角田光代さんが出てました さすが売れっ子 何をオススメしているのか気になるところです さて、通販といえば10年ぐらい前に通販で買った、ティファールの鍋セット 高いだけあって、今でも重宝していますが、取っ手が行方不明です そのうちドコからか出てくるだろう・・・と思いつつ・・・・7年近くの時が流れてしまいました まぁ~支障がないといえば、ないんだけど鍋のままテーブルに出すとなると不便です もうあきらめていましたが、何気に で鍋を調べていたら・・ 発見しました 単体で1,500円 今はとても幸せな気分です
2007.01.09
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宝くじに当った河野は会社を辞めて、碧い海が美しい敦賀に引越した。何もしないひっそりした生活。そこへ居候を志願する、役立たずの神様・ファンタジーが訪れて、奇妙な同居が始まる。孤独の殻にこもる河野には、二人の女性が想いを寄せていた。かりんはセックスレスの関係を受け容れ、元同僚の片桐は片想いを続けている。芥川賞作家が絶妙な語り口で描く、哀しく美しい孤独の三重奏。 <感想> ★★★★☆絲山秋子さんは『袋小路の男』『沖で待つ』を読んで三作目になります。『袋小路の男』は直木賞にノミネートされ『沖で待つ』は芥川賞を受賞しました。 芥川賞に数回ノミネートされてその後、直木賞を受賞した作家は数多くいますが、その逆というのは珍しいのではないかと思います。 それを踏まえた上で言うなら「最も読みやすい純文学を書く作家」というのが私の持っている絲山秋子さんのイメージです。 さて、本書を純文学的に読み解くなら、孤独を抱えた人間が持つ他者との距離感だと思われますが、エンターテイメントとして読むなら、セックスの介在しない男女(恋愛)関係の緊張感が存分に描かれた恋愛小説と言い換えることが出来ます。 『袋小路の男』でもまったく同じ男女関係を描いていますが、緊張感をポイントにするなら本書は数段優れています。 男性主人公も巧く描けているし、ファンタジーという人物?の配置も秀逸です。 ただ、リンク先のhakoさんも指摘されていましたが、限られた枚数にエピソードを詰め込みすぎている感は否めません。 『袋小路の男』で消化不良を感じた方、普段は純文学は読まないけど、たまには読んでみたいなぁ~とお思いの方にオススメします。
2007.01.08
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東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。 <感想> ★★★★★タマゲるぐらい面白い作品でした。私の中で、三浦しをんさんは、とてつもないテクニシャンだけどかなりマニアックという印象がありましたが、本書はより多くの読者を想定して書かれています。 しかし、著者の持ち味は損なわれていません。 言い換えれば「直木賞獲るぞ!」という気合いの入った作品だと言えます。 舞台になる架空の街、まほろ市を丁寧に描くことで、その街で暮らす人々(登場人物)が立体的に浮き出てくるような錯覚を覚えます。突飛なキャラクターである行天の本質、独特の陰を抱える多田の背景をさまざまな人と接することで少しづつ明らかにする展開もいいし、切れのある文体も秀逸です。 ちょっと面倒かもしれないけど、他人と関わることの大切さというテーマもしっかりしています。 さらに個人的な好みを言うなら二人のやりとりがたまらなく好きです。「多田。犬はねえ、必要とするひとに飼われるのが、一番幸せなんだよ」「チワワがそう言ったのか」・・・<中略>・・・・「あんたにとって、チワワは義務だったでしょ」・・・<中略>・・・・「でも、あのコロンビア人にとっては違う。チワワは希望だ」読み終えて冷静に分析すると、主人公二人の関係性は『月魚』に似ているように思えます。 ただテクニックを駆使して書かれた『月魚』の世界観を否定するつもりはありませんが、それを理解できる男性読者は私も含めて極端に少ないと言わざるをえません。 『月魚』を読んで、しをん作品に腰が引けていた男性読者も心配ご無用(笑)イイ意味での男臭さが漂う作品です。 未読の方がいらっしゃれば是非!下村富美さんのイラストもいいです。やっぱ男はくわえタバコにに作業服!!詳しくは↓文藝春秋公式HP
2007.01.06
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第136回(平成18年度下期)芥川賞、直木賞の候補作品が発表されました。芥川賞候補作品青山七恵 「ひとり日和(びより)」(文藝秋号) 佐川光晴 「家族の肖像」(文學界十二月号) 柴崎友香 「その街の今は」(新潮七月号) 田中慎弥 「図書準備室」(新潮七月号) 星野智幸 「植物診断室」(文學界九月号) 著者略歴を含む芥川賞候補作詳細直木賞候補作品池井戸潤 「空飛ぶタイヤ」(実業之日本社) 荻原 浩 「四度目の氷河期」(新潮社) 北村 薫 「ひとがた流し」(朝日新聞社) 佐藤多佳子 「一瞬の風になれ(1~3)」(講談社) 白石一文 「どれくらいの愛情」(文藝春秋) 三崎亜記 「失われた町」(集英社) 著者略歴を含む直木賞候補作詳細すべて未読なのでなんとも言えませんが、北村薫さん気になりますね・・発表は16日(火)です♪☆☆☆直木賞といえば・・・今、読んでいるサイコーに面白いです♪
2007.01.05
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短いお正月休みは本日で終了です・・ 今日は12時から町内会の 終了後に初詣 という予定でしたが、12時に 会場に行くと・・今日は6時からですよと言われてしまいました さっそく家に帰って奥さんに問いただすと・・回覧板には12時からと書いてあったと強硬に主張します とりあえず逆ギレされると怖いので・・・きっと変更になったんだよ、まったく町内会の人ひどいね!!と調子を合わせておきましたが・・・・ そんなコトあるワケねぇだろう ↑もちろん心の叫び↑怒りを鎮めるためにブック○フに行ってきました 本日のお買い上げ1,810円ブックカバーをもらったので怒りも収まりました
2007.01.03
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河合酔茗、伊良子清白とならび「文庫」派の三羽烏と称された“筑波根詩人”横瀬夜雨の生涯を追い、佝僂病という宿痾の病いに苦しみながら、純真・多感な抒情詩を書き続けた魂の裡にひそむ真実を描き切る。―不具貧、孤心、恋愛への憧憬、母恋い、性への執着、文芸…水上文学の中心テーマが凝縮された傑作。 <感想> ★★★★☆水上勉といえば社会派ミステリーの『飢餓海峡』が知られていますが、終生描き続けてきたのは、日本の貧しさや地方格差です。 私が子供の頃、田中角栄という政治家がいました。 首相まで登りつめましたが、最後は刑事事件の被告のままこの世を去りました。 高度成長も一段落ついた頃に生まれ、田舎だといいながら都心まで一時間圏内で育った私には、スキャンダルにまみれた彼が何ゆえ幾度の選挙で当選するのかが全く理解できませんでした。 しかし水上作品を読むと、戦後日本の本質のようなものが見えてきます。 それを踏まえるなら田中角栄という政治家の存在は必然だったのではないか・・・私にそんな視野を持たせてくれたのが水上勉という作家です。さて、前置きが長くなりました。 本書は昨年の秋、没後二年を経て出版されましたが、初出は1965(昭和40年)「中央公論」の連載で、横瀬雨夜という詩人の生涯を綴った作品です。 史実も交えているようですが基本的にはフィクションのようです。 1878(明治11年)茨城県に生まれた横瀬夜雨(虎寿)は4歳の時にくる病を発症します。 明治中期から大正にかけて多くの詩作を発表していますが、美しく、ともすれば感傷的すぎる彼の詩の陰に、著者はスポットを当てています。 病苦、貧困、絶望・・明るいとは言いがたい生涯ですが、夜雨の煩悩、生への執着、ふてぶてしく生きていくさまを容赦なく描いています。 それは裏返せば著者の愛情のようなものではないかと思われます。個人的には、松本清張の芥川賞受賞作『或る、小倉日記伝』に通じるものを感じました。 横道にそれますが、女性ファンとの文通を巧みに利用する夜雨は、現代だったら出会い系にハマっていると思います(笑)水上ファンはもちろん横瀬夜雨の名前を知っているという方に強くオススメします。 横瀬夜雨についてはこちら書評、レビュー
2007.01.03
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新年になって二日が過ぎましたが、毎日ダラダラ過ごしています。今年に入ってから一度も外に出ていません。(たぶん)ブック○フで買い物するとなにかもらえるらしいんだけど、とにかく億劫で外に出る気がしません。 天気もイマイチだし。。。完全な引きこもり状態で4日から社会復帰できるかどうかスゲェ心配です。とりあえず明日は川崎に初詣に行く予定ですが、奥さんもやる気がなさそうなので、このままお正月休みが終わるかもしれません・・・というわけで今日のお買い物は楽天ブックスでぽちりました。 『オテルモル』は年末探しましたがどこにもありませんでした・・小川洋子さんはブック○フに在庫があったような気がするけど・・
2007.01.02
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2007今年もよろしくお願いします。管理人@きたあかり
2007.01.01
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