喜びと悲しみのはざまで
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あっという間に八月も半ばを過ぎてしまった。お盆も終わった。でも、まだ、お盆だから夫が帰ってくるという気はせず、彼は日々、私と楓と一緒にいるような気がしている。いろいろ公私ともに考えることが多い。仕事のこと、両親の体調、楓のこと、自分のこと、いろいろな人間関係、他にもいろいろ・・・。でも、明日死ぬかもしれないよな、なんて思うと悩んで考えていることもちっぽけに思えてくる。最近、以前より、病気や死というものに関係するテレビや話に関わることが辛くなった。以前から嫌だったけど、最近は特に苦しい。時間がたったのに、余計に苦しくなっていくのは何故なんだろう。自分にないものの数を数えて嘆くより、あるものの数を数えて幸せになっていかなきゃなんて最近は思えるようなってきている。でもね、必死。そう必死なんだよ。必死に今の現実の中で、自分に与えられたものの中で幸せなろうともがいているんだよ。人を思いやるということは難しいこと。ましてや、自分が経験していない状況の人を思いやることは難しい。でも、何かしらの傷みを知っている人は、例え状況が同じでなくても、他人の傷みを想像して思いやることができるはず。私もそんな人になりたい。そして、今私が心からつきあえる数少ない人たちもそんな人なんだろう。本当に人を思いやるということは、勝手に相手を思ってやることではなく、相手の状況をよく理解し寄り添ってあげること。多くの言葉もいらない。いつでもどんな時でも、あなたを思い、何かあったらかけつける、そう言ってくれることが、どれだけ救いになるか・・・。そう言ってくれる存在を失った人間は、そういう言葉が身にしみるもの。友達に、私のすべてをわかってくれとは言わない。私がどんな傷みの中で必死にもがきながら、笑っているのかわかってくれとは言わない。でもね、きっとあなたには想像もできない世界だよ。そう、それが、私と楓とが生かさてれる道なんだよ。
August 18, 2007
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