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2009年05月26日
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寺山修司作、美輪明宏演出・主演の 「毛皮のマリー」 を観て来ました。
会場が相模大野で、東京まで観に行くより楽だったので。

豚フルが流行っているこんな時期だというのに会場はほぼ満席、熱気でムンムン…
安いA席にしたらガッチリした手すりがジャマで姿勢を正さないと舞台が見づらかった

のっけから入浴姿の美輪明宏サマ。なんとも艶かしい。
これ以降も全ての衣装が片ビーチクむき出しで、そうとう気合いが入っているんだろうけど無理しなくてもよかったんじゃ…
目のやり場に困りますよ。

バスタブから半裸の男が転がり出たり、あられもないビキニブリーフ姿の男たちのラインダンスなど、きわどくてビックリ。


ストーリーはあってないが如し。
真実と虚構の境目もあいまいでよくわからない終わり方だった。
盛り上がっていいはずのラストが直前まで単調で冗長、ちょっぴり眠くなってしまった位だぞ!

お芝居が終わってのカーテンコールで、突如理解する。
これは芝居を観に来たのではなく、美輪明宏を見に来たのだと。
黒蜥蜴 の時もそうだったが、どんな役を演じてもいつもと変わらぬ地のままというか、もう

美輪明宏 独尊 なのだ。

観客も彼の独特のオーラを見たくて来るのに違いない。

だって黄金色の孔雀をバックにキラキラした金色のお芝居用の雪が降りしきる中、
天使のローブのようなカーテンコール用の衣装を身にまとった美輪サマと新人の吉村卓也くんがお辞儀をしながら合掌。

お芝居の終わりというよりある種の宗教儀式だよ、こりゃ。


■霊ナァンテコワクナイヨー

その他印象に残ったこと。

・精神的な衝撃を表す時の擬音が決まって「ガーン!」マンガチックでちょっと笑ってもうた。

・黒蜥蜴の時にも感じたけど、美輪サマあまり口を開けずにしゃべるので一部セリフが聞き取り辛い…やはり年齢を感じた。

・寺山修司・作だけあって津軽弁のセリフが出てくるのだが、その時の美輪サマはまるで淡谷のり子がよみがえったようでした

・チラシを見るとずいぶんイケメンの男優さんが出ていたようだが、安い席だったので顔はほとんど認識出来ず…

※オマケ※
美輪サマ
ロビーに麗々しく飾ってあったパネル。
なんでもこれを待ち受けにすると幸せになれるという都市伝説があるそうだが写真がボケてしまったよ…

さらにオマケ。
寺山パパン
イケメンだな寺山修司パパン
人が多くて説明書きをよく読めなかったが、なにこの格好、航空兵?





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最終更新日  2009年05月29日 12時05分05秒
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