キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2011年08月03日
XML
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、古田新太が座長の 「奥様お尻をどうぞ」 を観て来た。(於 本多劇場)

2007年上映の「犯さん哉」に続く似たようなメンツの似たような傾向のお芝居ということで、
「犯さん哉」について当時書いた感想→ こちら

ここ↓の部分、今回も全くの同感。なのでコピペしてしまおう(手抜きなんて言わないで~



ただただ笑った。が、人によっては賛否両論分かれるであろう。私は大好きだが…

しかし途中休憩なしで2時間ぶっつづけだとさすがに笑い疲れて、だんだん尻すぼみ的にテンションが下がった。
後半は展開もわやくちゃだったしね…



今回は一応、ストーリーらしきものとして東電の原発事故を下敷きにしているのだが、
明確に批判というテーマ性を持っているという訳でもなくて
あくまでも笑いのオブラートに包んだ皮肉というか風刺に徹している。


最後の方なんてショートコント集みたいなグダグダな展開になってしまって、どうやって収拾つけるのか危ぶまれた位だし。
(古田新太のギャグを出演者全員がリピートするとこなんて絶対アドリブだろ。
「あやし~い~仲間~がポポポポ~ン え~すぃ~」てのにはウケタけど苦笑い的な。見ていて非常に疲れた)

これはたぶん、大震災が起こった時に演劇人に何が出来るのかという命題に対するケラさんなりの答えなのだ。

すなわち、笑い飛ばすことで見ている観客の毒抜きをすること。
一方通行のテレビじゃ出来ない、演技者と観客が向き合っているからこそ出来るうっぷん晴らしというかね…
震災だからただただ自粛すればいいという訳じゃなくて、こういう笑いも必要としている人は確かにいるということ。

そういう毒を含んだ笑い、という意味で、モンティパイソンフリークなケラさんらしいお芝居だと思ったのでした。
途中で出てくる映像もいかにもパイソンぽかったしね!


あともうひとつ、政権への当てこすりを含む芝居をやって民衆大喜び、てな構図からこの小説もちょっと思い出した。
【送料無料】スカ...

【送料無料】スカ...
価格:987円(税込、送料別)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年08月07日 16時21分16秒
コメント(2) | コメントを書く
[演劇・美術・コンサート] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

女性向けイベントやブログモニターならトレンダーズ

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: