みんみんのざる碁日記

みんみんのざる碁日記

2008.03.27
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3月31日付の週刊碁の7ページに
新海洋子五段が碁とトランプを組み合わせた「CACOMO」というカードゲームを開発した、という紹介記事である。私はこの記事を読んでいて違和感を感じた。

この記事で最も重要な部分は、「CACOMO」というカードゲームのルールを説明する部分である。小高という記者はこれを次のように記述している。

-----引用開始-----------------------
囲碁のルールがベースとなっていて、使用する盤は8路盤。プレイ人数は4人(2人も可)。時計回りに手番が訪れ、盤全部の8×8=64箇所の場所が記してあるカードがある。最初にひとり4枚配られて、残りは山札に。自分の番がきたら山札から一枚持ってきて、手札と合わせて5枚の中から打つ場所を選べる。カードがなくなればケーム終了。囲碁と同じように地合計算をして、地、アゲハマの多い方が勝ち。
-----引用終了-----------------------
これがプロの文章だろうか?
私ならこう書く。


B)使用する盤は8路盤である。
C)カードは64枚あり、盤上の交点(座標)が記されている。1つの座標に1枚のカードがある。同じカードはない。
D)プレイヤーは自分の持っているカードに記されている交点にしか着手できない。
E)プレイヤーは着手したら使ったカードを箱に入れる。
F)プレイヤーはゲーム開始時に4枚のカードを配られる。手番が来ると山から1枚カードを引き、その5枚の中から着手を選択する。
G)プレイ人数は4人もしくは2人である。4人の場合は時計回りに着手し、2人の場合は交互に着手する

しかし・・疑問が残る。
○同じ所に2度と打てないのならば、コウもウッテガエシもないし、ダメをつめて終局することができない
○ゆえに、一度着手したカードを死に札扱いにするのか、どうかが重要なポイントだ
○また手番が回ってきた時に、着手をパスする権利があるのか否かがわからない。

このような疑問が残らないような文章を書いて頂きたい。それがプロの記者というものだ。





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最終更新日  2008.03.28 00:42:24
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