・**PictureBook☆Memories**・     ~絵本日記~

・**PictureBook☆Memories**・ ~絵本日記~

PR

プロフィール

メキラ.。*☆

メキラ.。*☆

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2012年11月23日
XML

【送料無料】はじめてのおつかい [ 筒井頼子 ]

この本は、とても有名ですよね。でも、実は私はまだ読んだことがなくて、先日保育園で借りて来ました。

筒井頼子さんと林明子さんのコンビで描かれた本は、うちにも『あさえとちいさいいもうと』と『おでかけのまえに』の2冊あって、いずれも以前記事にしています。こどもたちがいかにもやりそうなこと、考えそうなことを、活き活きと描きだしていて、ロングセラーであるのは必然だと感じました。この本も、まさにそんな感じです。

主人公は、5歳の女の子、みいちゃん。みいちゃんにはまだねんねの頃の妹がいて、おかあさんは忙しそうです。ある日、ひとりで牛乳を買ってきて欲しいとママに頼まれます。百円玉を2つ握りしめて、坂の上の商店まで生まれて初めてのおつかいに出かけます。猛スピードの自転車とすれ違ったり、転んでしまったり、ハプニングの連続です。やっとお店には着いたけれど・・・。

初めてのおつかいで、ちょっと得意になった気分とやっぱり一人で心細い気持ちが入り混じったドキドキ感が、よく伝わってくるお話です。娘の姿と重ね合わせると同時に、自分自身が子供の頃の気持ちをも思い出させてくれるので、どこか懐かしい感じがします。

ところで、この作品の絵柄は、私が知っている林明子さんのものとは少し違うなぁと感じたのですが、それはきっとかなり初期の作品だからなんですね。福音館書店の月刊本である「こどものとも」に掲載されたのは、1976年とのことなので、私が生まれる3年前の作品です。

36年前に描かれたお話なので、当然物価も違うはずなのですが、牛乳の値段が180円と意外と変わっていないことにびっくりしました。でも、ドーナツが30円、饅頭が40円、パンや大福が50円で売られているので、他のものはやはり半分以下の値段のようです。背景の書き込みがしっかりされているので、大人目線ではそんな所も楽しめます♪

区のオススメ絵本にも選ばれていました。3歳頃から楽しめるお話です☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年12月04日 00時49分23秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

カレンダー

コメント新着

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子・文 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: