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2024.11.21
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 戦争末期、特攻作戦から離脱し、恐怖からゴジラと戦うことができなかった主人公(神木隆之介)が、戦後、ひょんなことから同居することになった女(浜辺美波)と女児と家族のような生活を続ける。
 その一方アメリカの岳実験によって巨大化凶暴化したゴジラが、日本に現れる。
 戦後の混乱期にゴジラの襲撃を受け、政府が機能していない状態の中で、民間人が中心になってゴジラ撃退作戦を実行する。

 旧日本海軍の生き残りが主力で、戦争体験があるかどうかが重要になっている。
 主人公も、自分の中では戦争が終わっていないと思っており、それに決着をつけるために危険な任務を買って出る。

 今までのゴジラは、人間ドラマの部分がとってつけたようになっていて、ゴジラとあまり融合していなかったが、この映画は、ゴジラが出てくるシーンは少なく、主人公や同志の物語が中心になっている。
 従軍経験者が誰も同じように考えてくれているわけではなく、作戦に加わらない者もいる。
 そういう点が自然に描かれていて、映画としてよくできている。
 筑波海軍航空記念館のような建物が出てくるな、と思っていたら、実際にそこでも撮影が行われていたのだった。









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Last updated  2024.11.21 18:14:04
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