そぞろある記

そぞろある記

PR

Favorite Blog

ゴーヤ泡盛の野毛日記 ゴーヤ泡盛さん
ちゃみのかいがら ちゃみ527さん
YOUSUKEの日記 STEADY_YOUSUKEさん
My 暦 とりの なくぞうさん
食べアル記 jaywayさん
札幌宮丘公園野鳥日記 野鳥大好きさん
ボックリ博士 ボックリ博士さん
16Gの飲んだり食った… 16Gさん
かくの如き語りき トーベのミーさん
yokosuka的な日々 sallotmanさん

Comments

ホッピー次郎 @ Re[1]:娘の仕事(04/24) >jhiranoさん >仕事では抜かされな…
jhirano @ Re:娘の仕事(04/24) ホッピー次郎さん、こんにちは。 ご訪問…
サリー@ Re:ラーメン ここん 浦賀(07/21) ラーメンここん閉店しました
ホッピー次郎 @ Re:知らなかった!(07/16) ひでさん >「天国」と同じ系列の店だっ…
ひで@ 知らなかった! 「天国」と同じ系列の店だったのですか? …

Profile

ホッピー次郎

ホッピー次郎

Calendar

Freepage List

2004.02.02
XML
カテゴリ: 想い出
小学校6年生の頃か、祭の宵宮の帰りに母が夜空を見上げて、北斗七星を教えてくれた。

これが星好きのきっかけだった。

当時良く読んでいた誠文堂新光社の「子供の科学」の天文記事に夢中になり、宇宙に関する本を読みまくった。その頃出会ったのがポプラ社から出ていた、東京大学の小尾信弥先生が少年少女科学シリーズという子供向けに書いた本だ。
「宇宙の神秘」だったか「星の誕生」と言った題名の本だった。

その本に書かれていた、星の誕生の話。水素原子が二つ結合してヘリウムに変わるる時、0.7パーセント質量が減少し、その質量の減少がエネルギーとなって放出される。核融合反応の初めである。

そのわずか0.7パーセントの質量の減少が、この宇宙を生み、人類やこの世界のすべての生命を育み、さらに無限の膨張を続けることをこの本は教えてくれた。

このとき感じた目の眩むような不思議さは今でも私の心に棲み付いて、ふと夜空を見上げた時などに突然私の心を支配する。

無と無限の間。久遠と永遠の狭間。この空間に漂う弱い葦、しかし人間は考える葦である、故に人間は偉大だ。こんな哲学者の言葉に、何言っているんだ、ただの葦ではないか、たかが人間、何を偉そうに、と考えてしまう。


なのに何故生きて行かねばならないのか。
でも刹那的に生きようとは思わなかった。こんな無に等しい自分でも、何かしらの意味があってこの世に存在しているのだろう。だったら生かされるままに生きてみよう。
でもこんな瞬間でしかない自分の人生、下らぬ事に悩んだり、怒ったりするのは時間の無駄。そんなことには関わらないで、なるべく前向きに生きよう。

何か悩み事があるとすぐ星を見上げる。そのうち星空が無くても心の星空で解消できるようになった。

でもどんな風に生きればいいのだろうか。

ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ

自然の前では為すすべもなく、あるがままに。

ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ



サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ

そういうモノになりたいと本当に願ったことがある。

木偶の坊で、褒められないは実現済みだが


イカン、イカン
マダマダダナ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.11.24 13:19:39
[想い出] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: