戦前戦中の語り部

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沖縄の道路工事で、戦争中のアメリカ軍の不発弾が902発も発見されましたが、戦後二十年くらいまで、一トン爆弾の不発弾が大阪でもごろごろ出て来ました。

東京湾や大阪湾の底に沈められた核施設の放射能は大丈夫かと、今になると心配になります。

近畿では、和歌山に上陸した占領軍が旧国道26号線を北上して大阪に入りました。一番乗りは千日前にジープで乗りつけて、昔の馴染みの女の人を探していたと噂された一人の兵士でした。

本隊は大阪を素通りして、京都帝国大学の研究室に直行して、遠心分離機やサイクロトンを破壊して、大阪湾に沈めました。

ネットによると、仁科芳雄博士がウランの分離で原子爆弾を製造する原理を発見、帝國陸軍の二号研究として開発途中で、アメリカに先を越されてしまいました。

十一月に、施設やサイクロトンを破壊して、東京湾に放棄していますが、放射能はどうなっているのでしょうか?