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又、門徒さんの葬式を勤めた。
一体なん十回の葬儀を勤めたのか。
しかし、その葬儀の法話で、何を訴えたのか。
死ということ、生きるということ、別れてもいつも一緒であることなどをいつも語っ
ている。
しかし、語る私も、聞かれる人も本当に実感して、ともに生きるエネルギーを得てい
るだろうか。
いや、まだ観念論なのだ。
こうして自分を反省している。
真実とは簡潔なものではないかと思う。
阿弥陀様とか浄土とか本願とか教義はあるがその本質は理屈ではない。
そこからの命の深い感動だ。
南米だったか、先住民の人が、幸せとはなんですかという文明人からの問いに、「そ
ういう言葉はありませんが、ただみんなに食べるものがあって、みんなが仲良いこと
です」と語ったという話を聴いた。
「オーそうだ。それこそ真実」と思った。
又、末期がんになった井村さんという医師が、自分の二人の子へ書いた遺書のことを
ブログで見た。
このブログは、私が色々参考に学ばしてもらっている、野口嘉則さんのブログで、2005年11月15日のブログである。
野口さんのブログは、 http://coaching.livedoor.biz/
である。
それは
「思いやりのある子に育ってほしい。
思いやりのある子とは、まわりの人が悲しんでいれば共に悲しみ、
喜んでいれば、いっしょに喜べる人のことだ。
思いやりのある子は、まわりの人を幸せにする。
まわりの人を幸せにする子は、まわりの人々によって、
もっともっと幸せにされる、世界で一番幸せな人だ。
だから、思いやりのある子に育ってほしい。
それが私の祈りだ。
私はあと、いくらもそばにいてあげることができない。
だから、おまえたちが倒れても手を貸してあげることができない。
お前たちは倒れても自分の力で立ち上がるんだ。
お前たちがいつまでも、いつまでも、幸せでありますように。
父より」
あー、そうだと思う。
ここにこそ、簡潔な真実というものが示されてあると思う。
こういう命の真実を伝え、私も共感すべきだったのだ。
これが伝わらない限り、葬儀でも、法事でも、法話でも、しょせんはない。
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