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2024.10.26
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カテゴリ: 日記

愛知県長久手市ジブリパークへ行ってきました!-2


​​ ■もののけの里

23年11月オープンとのことで、もうすぐ1周年のエリアです。
​​


事前情報で、五平餅が焼けるとか、
可愛い感じのタタリ神&乙事主様が居るとか聞いていたので、
「ここはそんなに見るものもないんだろうな」と油断して足を踏み入れたんですが…
びっくりするほど個人的感性にミラクルフィットな、超ド好みエリア でした。


こちらのエリアですが、お隣に 「あいちサトラボ」 という
農業体験ができる既存施設があります。



公式ガイドブックの吾朗監督のインタビューを見て納得しましたが、
もともとこのサトラボの施設拡張に際し、
ここもジブリパークに組み込んでいただきたいと
愛知県側から打診があったとのことでした。

もののけの里は、 既存の「サトラボ」という施設にもののけ姫の要素を寄せて、
「里山」風にしてパーク化してるエリアなんだな、 と。
これこそまさに吾朗監督の手腕なのだろうな、と思います。






タタリ神と乙事主様も、かなり迫力があって凄く良かった!
里山の景観の中における「タイル」は、高貴さ・エキゾチックさをすごく感じました。




三本柱の櫓は、もともとアシタカの生まれ故郷の村のものなので、
本来ははタタラ場とは全く異なる場所にあるものですが、
タタラ場自体も鉄を扱う要塞ではなく、少し武装した山里のお屋敷的な風貌になっていて
すごくマッチしてます。






タタラ場周りのなんちゃって『堀』。 これがすごく良かった!
この「噓のつき方」は、おそらく宮崎駿監督にはできないんじゃないかな、と感じました。
たぶんもっと「本物」が作りたくなっちゃう。






ここも、とにかく 植物が素敵 なんですよ~!
タタラ場回りには、水の要らない稲穂…?が植えられていました。
これも、本物の植物の威力をすごく感じました。



既存の「サトラボ」の景観を活かし、もののけ姫要素を咀嚼・デフォルメして、
嘘ついて、「なんちゃって」で空間/絵面を形作る。

映画本編に出て来たタタラ場やタタリ神がそのまま立体になっているわけではないのですが、
この「なんちゃって里山」に、ジブリファンがジブリに求める萌えがたくさんあるんですよ。
そもそも畑で野菜を育てる・収穫する萌えだってトトロだし、
​​「サトラボ」はだんだんエボシ様の私庭に見えてくるし。


なんちゃって里山、最高でした。
​​ほかの季節もきっと良いだろうけど… ​​ たぶん、このエリアは秋が一番イイ! ​​


​​​ ■青春の丘


地球屋(プレミアムの方のみ入れる)がメインの小さなエリアでした。
「次はプレミアムチケットを何とか入手して来よう!」と思いました。

さらっと天沢聖司(の自転車とジャケット)が居て笑いました!








​■どんどこ森

メインエリアから、更にひと山超えたところにあります。



サツキとメイの家がメイン建造物としてあるのですが、
​どちらかと言うと、 このエリアのコンセプトは「山の中を歩く」こと だと認識しています。



メインエリアからの移動に関して、私たちは 山道(最短)コース を使用しました。
距離的にはさほどのものではありませんし、
ウッドデッキ的な遊歩道も綺麗に整備されていますので、
歩きなれているお子さんや健脚な方であれば、 是非山道コースを歩くのが良いと思います!





皆が一番観たい、心躍るモニュメントがあちこちに設置されていました。

※歩くのが難しい方にもしっかり周遊バス等整備されています。
有料ですが、ネコバスも走ってます。


どんどこの森は、まさしく森であり、山でした。



万博時よりあったのかな?と思いますが、
エリア手前の「日本庭園」も非常に見応えがありそうでした。
(時間がなくてそこまでしっかり見れませんでした…)


山頂には「どんどこ堂」と名付けられた神社モドキ的な社&お堂?(トトロ)があります。



登山道にあるどんぐりのモニュメント(●合目に合わせて増えていく)も、
鳥居モチーフの立看板も、「ど・ん・ど・こ」登って行きたくなる意欲を掻き立てられます。



素晴らしい…!



​​ ■ジブリの大倉庫




パークの中核となる、大規模な屋内展示施設です。​
他のエリアと異なり、チケットを取る際には1時間毎の入場時刻指定があります。
(出る時間は決まっていないので、好きなだけ中に居られます。
ただし、一度出ると再入場はできません)


1日にどれくらいの人数を入れることが出来るのか…と思っていましたが、
初期の報道等では、 土休日4,000人 という人数が出てきていました。

入場時間指定制:9:00(※)/10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00
1時間おきに7回の入場ですので、単純に割算だと、1回につきだいたい570人くらい?
所要時間が3~4時間である点を見込むと、
館内の収容可能人数は2,000人を上回るくらいなのかな?と思います。
(時間に寄って販売枚数を調整している可能性も十分ありますが)

屋外施設のみ回るチケットも販売されてはいますが、
メインエリアでMAX4,000人というのは、投資回収という点からも、
感覚的には「(最低限の)利益確保」ラインなんじゃないかな…。
(もちろん具体的な数字は分かりませんが、
そもそもチケット額自体、他テーマパークに比べ非常に安いです。)





大倉庫内は見どころだらけだったので、かいつまんで感動した部分を!

​​ ・小人の庭(アリエッティ)
​​



アリエッティになった目線で、庭の大きな草花を見上げることが出来る展示。
ここは、「もののけの里」同様にテンション爆上がりした場所です!

植物の葉・花・茎が、本当に精巧に作り込んであって圧倒されました。

アリエッティのエリアがあることは事前に知っていたのですが、
​うっすらと、もっと作り物っぽい、
ファンタジックでメルヘンちっくなエリアなのだろうと想像していました。

床下の家の感じは、想像通りのメルヘンな印象だったのですが…




それが、庭に出て、草木がわっと目の前に広がった瞬間に
​「あ、本物だ」と思うような精密さ​ だったので、

あぁこれは、メルヘンなワールディングではなくて、
「小人の目線だと、足元の草花がこんなに力強く面白いものなんだよ」
って言いたいエリアなんだな、 と強烈に伝わって来ました。




​これだけ精巧な屋内展示が誘導するのが「現実の草花」​ というのが、初めての感覚でしたし、
あぁ~~…やっぱり、ディズニーの「夢の国」というコンセプトともまた違う…
​​ これぞジブリだ! と感動しました。


・ジブリの大倉庫

もともと、ジブリパーク構想の始まりが、
ジブリがこれまで様々な企画展で展示していた展示物の
倉庫兼常設展示施設だったとのことです。

なかなか不可思議且つちょっと不気味な立体模型がたくさん置いてありました。





ナニコレ気になるわぁ~…


​​ ​・ジブリのなりきり名場面展​



私たちが行った時間においては、 電車の中でカオナシと2ショット、ラピュタの2場面
(シータが降ってくる/燃える城に助けに行くシーン)のみ 、待機列を作って案内していて、
上記以外の展示は待つことなくすすすっっと観る&写真を撮ることが出来ました。

展示はしっかり見たいけど、並んでまで写真は…と思っていたので、
オペレーションが明確でとてもありがたかったです。

まさか自分がノリノリで、
紅の豚と殴り合ったり、ぽんぽこの会議に参加したり、
獅子神様に首をお返ししたり、カプローニと飛行機の上で語ることになるとは思わなかった。

普段こんなことそうもやらない性質なんですけど…なんかもう浮かれ切ってた…。





​​​​ ・映像展示室オリヲン座

​​三鷹の森美術館で上映されてきた短編映画を鑑賞することが出来ます。



「たからさがし」 を鑑賞しました。​

9分間という非常に短い作品ですが、男の子とうさぎさんの力強い躍動に圧倒されました。
イメージ的には「鳥獣戯画」!アニメーション万歳!と
スタオベしたくなる素晴らしい作品でした。

原作は、奇しくも先日訃報をお聞きした中川李枝子さん(ぐりとぐら・♪さんぽ作詞)です。



他にも見どころは本当にたくさん…
企画展は、ジブリの食べ物の食品サンプルがいっぱいありました。
食べ物のみの展示かと思いきや、
トトロの家やタイガーモス号等の室内再現ブースもたくさんあって
テンション爆上がりしましたし、

​あらゆるとこに面白いものがいっぱいでした。








風立ちぬに登場したシベリアも食べました。意外と甘さ控えめでおいしかったです。

結局、ジブリの大倉庫には3時間強居ましたかね…。



​​ ​■(再)魔女の谷 ​​

AM中、売店に入店待機列が出来ていて断念していたので、
最後にもう一度魔女の谷を訪れました。

オープン後、混み合っている期間のみの措置かもしれませんが、
魔女の谷エリアのみ、希望すれば再入場が可能でした。

オペレーションが本当にしっかりしていて…
AM中の売店待機列はかなり進捗が遅い…
売店への入店人数を少数ずつに抑えて案内しているようでした。
AMに真っ先に売店に並んで入店したい方たちは、
売店自体が目的で来園している層だと思います。
目当てのお土産があっていらっしゃってると思いますので、
待機列の順に手にできるようにしているんだと思います。

反して、私たちのように閉園間近に売店に駆け込むような層は、
「今日の思い出になんか欲しいな~」
「なんか可愛いのがあったら買おうかな~」勢だと思うので、
混み合う程度に一気に入店させて、スピーディーにお客さんを捌いていました。
ジブリの大倉庫でも感じましたが、 目的別に客層の動きに合わせた
オペレーションがなされている のをひしひしと感じました。




最後になりましたが、
スタッフ様たちが皆さま若くて、でも接客やオペレーションの品質が非常に高い印象でした。
すぐお隣にある愛知県立大学や愛県芸を始め、周囲に大学もたくさんあるため、
アルバイト人材の豊富さを感じました(すごく大事なことです)。

英語でバリバリ対応されているスタッフ様も居て、凄いな!と思いました。



もちろんお土産も買いました!



並べてみると、布製品が多いな…。
ハウルのマント風ストール(左上) は、これからの季節に部屋で使うつもりです。





​​ ​いやぁ…初ジブリパーク、本当に本当に楽しかったです! ​​
園内は想像通り非常に広く、見どころが多すぎるため、
最初はやっぱり大さんぽ券での来園がいいんじゃないかな…と思いました。

プレミアムチケットがあったとしても、とても見切れなかった…。




​​ 行ったその場でしか分からない感動がたくさんありました!

次はプレミアムチケットを頑張って取って、また伺いたいと思います!

by姉 ​​






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最終更新日  2024.10.27 20:08:36
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