百画遼乱　漫画語り

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2024.11.13

第137画『ちはやぶる』を語る②

テーマ：漫画で日記を描こう(1229)

カテゴリ：漫画

かなり初期に一回あげた漫画タイトル

今では知らない人の方が少ない人気漫画。連載雑誌はマイナー雑誌でしたし漫画賞を取るまでは奇跡的に知られざる作品だった、、、と思う

漫画喫茶のおすすめコーナーにあって、絵がキレイな少女漫画で、、かるたかよ笑　またマイナー部活動もの漫画かと思って手に取った漫画です

当時は10巻くらいまで出てた時だったと思うけど一気に読めました

帰りに本屋によって全巻購入しました

漫画好きの友達に誕生日プレゼントで3巻まで贈ったことがあります笑

前も書きましたが、青春漫画としてスポーツ漫画として私の人生ベスト３に入る作品です

かるたがいかに奥が深い競技かと思い知りましたし、この点は「ヒカルの碁」に似た作品でもありますし、青春スポーツものとしては「スラムダンク」に通ずるものがあります

一番の見どころは女性作家ならではの言葉選びの上手さだと思います。名言だらけ！

感動できる漫画というのは多くの人がご存じのことで今更かと思いますが、作画の秀逸さも少女漫画としては頭三つくらい飛びぬけていると思います

というのも、女性作家は人物を描くのが上手くとも動きを描くのがイマイチという作者は少なくないと思います。（文章、セリフは女性作家の方が圧倒的に上手いと思う。これは性差別の偏見とかではなく漫画家を目指す層が男性と女性で違ったりと色々な要因があると思う）

人物の動きというのは鳥山明先生がぶっちぎりですごいと思います

しかしながら、この末次先生の描く人物の動き　　すごいです

競技かるたのトップ選手の凄さが分かりやすく表現されてます

主にクイーンの動きは見開きにして描かれたりでこの作品の分かりやすい見所ですね