DELTA Strange Zone

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2007.03.13
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カテゴリ: F1
 ミハエルはチームマネージメントの仕事に関心を持つかもしれないという、彼のマネージャー、ウィリー・ウエーバーの発言以来、周囲にはそんなウワサが流れている。

 もちろんこれは、この15年間でミハエルのいない初めての年となる今シーズンに先駆けて、ウエーバーが彼の“お得意様”を少しでも目立たせようと企んで巻き起こした話かもしれない。しかし、ミハエルの弟、ラルフ・シューマッハーもかつて同様のことを示唆したことがある。

 ミュンヘンのアーベントツァイトゥング紙に対しウエーバーが語ったところによれば、ミハエルならチームを自ら作るよりも既存のチームを買収することに興味を示すだろうし、2006年に現役を退いた今、トロロッソを買収して新たな挑戦に取り組もうとしている可能性があるという。トロロッソの共同オーナーであり、レッドブルの創業者であるディートリッヒ・マテシッツがチームへのさらなる資金調達先を探しているのは周知の事実で、トロロッソを売却して第1チームのレッドブル・レーシングのことだけに専念したい考えでいるとのウワサも出ている。トロロッソの株は現在、マテシッツとゲルハルト・ベルガーのふたりが50%ずつ所有している。
「億万長者に連絡を取って、第2チーム買収の話をする可能性もないとは言えない」とウエーバー。
「推測にしかすぎないけれど、ミハエルがレースチームを買収する姿は想像できるよ」

 一方、当のミハエルはCEOジャン・トッドの“スーパー・アシスタント”役に指名されており、今季からフェラーリで新たな船出を迎えるものと見られてきた。最新型マシンのステアリングを握る可能性は将来的にあるかもしれないが、ドライバーとして復帰する可能性はまずない。それだけに、チームマネージャーとしてトラック上での成功を再び築き上げたいと考えていてもおかしくはない。
 しかし引退以来、“家族との実りある時間”を楽しんでいるとよく語っているミハエルが、F1という過酷な世界にまた戻りたいと考えているのか、疑問は残る。





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Last updated  2007.03.17 20:37:53
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