antdbiさん、こんにちは。
コールサイン復活、おめでとうございます。
50MHzの状況は、1エリアではどんな具合なのでしょうね。またブログお邪魔させていただきますので、様子を読ませていただけたらと思います。

そうですか、アンテナのプロでいらっしゃるのですね。僕は去年開局(2006/05)して、その後初めてハンダコテを買ったような次第で、ずっと電気、電波とは無縁の仕事と生活をずっとしていました。今となっていつももう少しアンテナの知識と理解が欲しいなあと思う日々です(^-^;)。
管理人  (2007/03/31 08:32:13 AM)

☆航空無線のii-blog

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2007/03/28
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カテゴリ: ブログ関連
しばらく片付けていた50MHzモノバンド・ホイップアンテナを出してみました。
( Comet HR50 ノンラジアル・ホイップアンテナ 全長2.13m 490g )

去年の秋の初め、144/430MHz用のアンテナもベランダに用意して、混雑した状態になっていたので50MHzホイップアンテナを片付けていました。E電離層スポラディックのシーズンも終わり、地上波での交信も難しい状態なので、複数出しているアンテナの干渉を少しでも避けるため片付けたのでした。
(水平偏波で運用されることの多い50MHzを、ベランダの垂直アンテナで送受信しようとしていたので効率の悪い状況でした。しかも手すりの内側、奥まったベランダ内部に垂直に立てていた状況でした。)

まだEスポのシーズンではありませんが、ベランダの手すりに用意したモービルホイップ用の基台で、3.5MHz 7MHz 18MHz 21MHz とことごとく良好なVSWR値を獲得できる状況になったので、50MHzホイップアンテナも確認してみるのが、今回再び袋からアンテナを取り出して設置した目的でした。
50Whip
以前は、やはりモービル用のマグネット基台に、いっさいアースを取ることなくベランダの床に置いて利用していました。ホイップアンテナはコメット製HR50という2mを少し越える、非常に長いホイップアンテナで、このアンテナが「 ノンラジアル 」でした。(50MHz周波数帯はぎりぎりで、いくつかのホイップはアースを必要とし、中にはアース不要のホイップアンテナが混在する周波数帯といえそうです)

今回、鉄製ベランダにアースを取って、短波帯のホイップアンテナがことごとく良好なアンテナ状態を得ているので、そこへこの「ノンラジアル50MHzホイップ・アンテナ」を取り付けて見ました。以前とは違って、今回は「 アンテナアナライザー 」でチェックしてみます(^-^)。
(高価な買い物でしたが、本当にアンテナアナライザーは強力なツールです。運用周波数帯範囲内であろうが、その範囲を越えていようが、アンテナの状態=アンテナの中心周波数が一目瞭然で、すぐ次に何をどう対策したらいいか次の作業を指示してくれます!!)

結果は、一般に運用で利用される周波数帯、50.100-50.400MHzで見事にVSWR値1.5以下となっていました。ノンラジアル・ホイップアンテナでもアースを取ることは、いい状態になることがあるという記事をずっと以前に読んだことがあったと思うのですが、実際にアースの取れたアンテナ基台に50MHzの2mホイップアンテナを取り付けたところ、「非常に広い帯域」でしっかりVSWR値が落ちているのが確認できました。


去年の夏、釣竿ワイヤーアンテナや、この50MHzホイップアンテナで、「 インターフェア 」に苦労をしたのですが、なんとなんと今回は、テレビへの障害がまったく生じていませんでした。

電波障害が起きていたときと、今回の状況の違いは・・・
○同軸が3Dから5Dの太いものに変わっていること
○ノンラジアルアンテナながらアースをとっていること(以前アースなし)
○VSWRが1.1-1.2と非常に低い値になっていること(以前vswr2.0以下程度)
○手すりの基台から水平にホイップアンテナが突き出ていること

というシステムの変化があります。インターフェアには何がどう影響するかとても予測などは出来ない類のものですが、上記のようにメモを書き出してみると、いずれも個別の側面で改良されていることになりそうですから、それらの総合的なメリットも得られているのかもしれません。

ともかく「インターフェア」が発生するので50MHzバンドの常置場所での運用をあきらめていたのですが、ベランダ手すりに取り付けたアンテナ基台を利用することで、50MHzバンドもこれから安心して試すことが出来そうです(^-^)。


(50MHzホイップアンテナについては、去年のEスポシーズンに、金鋸でぎこぎこと何度も何度も確認しながらエレメントをカットしていましたので!一応ある程度アンテナ調整が進んだ状態にはなっていました。 この2mを越えるホイップ「HR50」は、かなり頑丈で重量のあるホイップアンテナになっていますから、その先端部分の調整エレメントはかなり太さもあって、このエレメントカット・アンテナ調整では苦労しました。 現在のように「作業固定台になる万力」と「固定フレームに取り付けた金鋸」という道具がそろっていたら、去年のエレメントカットは楽だったと思います。去年は胡坐を組んで座って、左手でエレメントを持って、右手で布を巻いた金鋸を持って、ぎーこ、ぎーことやっていましたから(^-^;)。 そうしたトラウマ!があって、その後のホイップアンテナは「抜き差しで長さ調整する」ように出来ている第一電波工業(diamond)のホイップアンテナ[FXシリーズ]ばかりになったのでした。) 

管理人





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Last updated  2007/03/28 06:26:33 PM
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antdbi さん
私も、コメントは残してませんけど、良く、お邪魔してます。430Mのアンテナは、シングル八木+ローテータで検討中です。50Mは、昨日、RJX601が動作するか確認しました。送信は未確認ですが、アンテナも未決定です。ホイップも良さそうかなと思いました。または、ダイポールですね。短縮ダイポールの自作もいいかなと考えてます。実は仕事で、携帯電話のアンテナの解析をやってます。それを応用して、アマチュア用ができたらなと思ってます。 (2007/03/30 09:51:17 PM)

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