　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジグソーパズル

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2005年04月13日

着る愉しみ・迷う愉しみ

(7)

テーマ：着物(544)

カテゴリ：カテゴリ未分類

いつも　立体的なスーツばかりを　着ている私だが、以前　着物に　はまってしまった時期がある。

平面的で　畳むとピシッと四角くペシャンコ、行儀よく収納される着物は　（これも魅力のひとつ）
意外にも　コンパクトで　旅行にも、押入れにも（笑）かさばらない。

着物は　大きく分けると　「柔らかモノ」・「かたいモノ」

やわらか～は、染め物の事で　私は　はんなり着物　と呼んでいる。
艶やかな花柄が一般的だが　着こなすのは　難しいようで　結構　野暮ったくなる。

都会の　幾何学模様の街並みには　悪目立ち過ぎるし、
グレイの建設物多い風景に　溶け込めなくては　ちっとも　オシャレじゃない。

パーティ等では　はんなり着物でなければ通用しないけれど、

着物の着こなしには　「おミズふう～」「結婚式の参列者ふう～」etc.　あるけれど
私が　やりたかったイメージは　「お花か　お茶の先生っぽく」(*^^)v
だから、はんなり着物は　あまり着ることが　なかった。

着物には、帯・小物が付きもので　その組み合わせ方で　物語が演出できる。

面倒臭い、堅苦しいと　敬遠しがちだが、慣れれば平気。
逆に　この手間とルールがあるから面白い。

伝統は奥深く、文様（模様のコト）の持つ意味の粋さに魅せられて、すっかり　とりこになった。

かといって、古典に捕われ過ぎる必要はなく、遊び心を出して　少々外しても構わない。

私は　インド土産のサリー用の布地や、中国刺繍の綺麗なテーブルクロスに自分で接着芯を張り、
帯を手作りして　締めたりしたけれど・・・結構　イケル！（自画自賛、笑）

バーバリーチェック柄の帯だって、無地の着物に映えるだろうなぁ～と考えてたけど

着物は　ちっとも　『窮屈』　ではないのだ。

ガウンや、寝巻きも　着物の形と　似ているし～（強引なこじつけ？）　自然で　肩凝りしない。
（洋服は肩で着る物ですが、和服は腰で着る物だから　ラクなんです）

でも、やはり　「お勉強」　してから取り組んだほうが　よい。
『粋』と『下品』は　紙一重で　『知性』　が抜けたら　下品そのもの。

「清潔で色っぽく」「シャキシャキっと、優しく」　いきたいものです。

ひところ、アンティーク着物流行りとかで、若い女性がヘンな物　着てたっけ。
柄の持つ意味　を知らなければ、「お女郎さんの　おふる？！」みたいなのを着てしまう・・・・
無理もないけど　可哀想かな・・・・

　　２週間後にせまった、ゴールデンウィーク！！
　　何も予定は無かったけれど、やりたい事が　見つかった！！

　　　　　　　　　『着物のお手入れ』
　　　　　　　　　『白大島を着て、銀座へお出かけ』・・・・・・・名案だ。

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