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相対性理論というよりは、量子力学というべきか?量子力学の決定不可能性に死ぬまで同意しかねたアインシュタインだったが、その量子力学(波動方程式)というのが光量子仮説という、すなわち光は粒子である「とともに」(それとも「または」?)波であるということが、その一つの基本となっている。後にそれは、光だけでなく、電子にも当てはまることがあきらかになり、おいおいすべての物質は「粒子であるとともに波でもある」という、一見、「常識」では理解できないことが「明らかになる」。
ここで問題となるのは、「理論物理学」(フィジックス)が間違っているか「常識」が間違っているかという発想にどうしてもなってしまうが、その「考え方」そのものに問題があるとうする「立場」が「形而上学」(メタフィジックス)であろう。ここでは、論理の基本である、「A=A,B=B」「AでなければB」といった公準(?)そのものが問題とされるからだ。スペンサーブラウンが「形式の法則」において、明らかにしたように、まず、「区別する」ことが「認識」の基本であるからである。

などと縷々書いてしまったが、私が今日言いたかったのはそんな小難しいことではない。人間も個体(固体)のようで波だ(涙)なあとつくづく思うからである。もちろん、世の中には、「直進する光」よろしく、コンスタントな精神、肉体状況で(死ぬまで)人生を突き進む人もいるのだろうが、私のように「山あり谷あり」(もちろん比喩としてである)の人生は、その山の高さは(すなわち振幅)は個人差があろうが、波のようなものでもあることが「普通=一般」であろう。
私の場合、とくに精神というより気分の変調が顕著であるが、それを検出するメーターのようなものが「イヌも歩けば棒に当たる」ということわざである。このことわざが、積極的な意味(イヌも歩けば良いことにでっくわすであろう)というような意味に取れるときは「プラス」(ポジティブ)、イヌも歩かなければ打たれないものをといった「マイナス」(ネガティブ)にとれるときには、そうではない極に振れているというわけである。ふだんというより、メーターが原点に近い場合はその「両義性」をまさにニュートラルにとれる状況であろう。
そういった意味で、すべてのことは波動性をもち両義性を持ちうるということを「精神相対性理論」と名付けてみたい。





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Last updated  Nov 5, 2013 02:15:59 PM
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Re:ドイツイデオロギーと精神相対性理論「イヌも歩けば・・」(05/04)  
肝心なことを書き忘れた。これは、斎藤環先生と茂木健一郎氏の往復書簡集と岩波文庫(廣松先生決定版)「ドイツイデオロギー」(マルクス/エンゲルス)を読んだのち、雪隠にいかんとして思いついたこと。前者ではその、不完全燃焼的な「論争」のキーの一つが「意識」とは何かという問題であり、その「意識」についての卓見が後者で見いだされたことによる。一言一句はおぼえてないが、「意識なんて、糞みたいなものでどうでもいい」(みたいなことを)とマルクスは書いている」(と思う)。
これを「唯物史観」などとひとくくりにしてしまうのはもったいないことだ。「意識」は(「言語」と同じように)人間の交通(ここでの「交通」はコミュニケーションと解すべきであろう)すなわち社会と同時に生まれたとマルクスは言う。その辺り、斎藤先生やその師匠筋にあたるラカンとかに通じることがあるのではと思う。茂木氏はそういったことが全く理解できず素朴な科学万能主義のクオリア論(といっても彼は「クオリアなんてない」とう斎藤先生の挑発にまともに論駁しようとしないのだが)を展開する。あなかしこ、あなかしこ。
なお、その往復書簡論争の書名は「脳と心」である。久しぶりに訪れた赤門前の古書店にてバーゲンセールの棚からちょっと買ってしまったもの。一読をお勧めします。
(May 4, 2013 11:44:57 AM)

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