Indigo blue

若干手のひらに汗を感じる
気がつくと〔わなわな〕と震えるのがわかる

“プルルルル・・・”
（おちつけぇ～おちつくんだぁ。。。）
“プルルルル・・・”
（出てほしいが出てほしくないっ！！）
“プルルルルッ「はい」”
（あぁ・・・出ちゃったのね）

『◎◎のcosfaです。おはようございます』
「おはようございます。 いつもお世話になっています。 」
（何気ない日常会話の一言が、ボディブローのようにじわじわと襲ってくる）
『あの、今よろしいですか？』
「はい、大丈夫ですよ」
『実は○日に上棟の予定だったのですが・・・うんちゃらかんちゃら。。。』
（テンパッっていたのかあまり思い出せず。。。）
「あーそうなんですか。」
『すみません、ご迷惑をおかけします。』
「大丈夫ですよ、cosfaさんのこと 信頼してますから 」
ドカーーーーーーーンッ
（何かがどこかで大爆発をしたような気がする）
『あ、ありがとうございます。また何か動きがありましたら
 ご連絡いたします。』
「はい、わかりました。わざわざありがとうございます。」
『はい。す、すみません。でわ失礼します』
プチッ

・・・。
心臓がバクバクする
（し、信頼してますですか。。。汗）
一気に体重が１０ｋｇ減った気分になった
（いや、実際減ったらcosfa死んじゃいます）
“信用できないから上司に代われ”
と言われたほうが
今のあたしは救わるかも知れないと
逃げに走りたい気分になった
“信頼”
普段何気なく使っているこの言葉が
激しく重く感じた休日となった


しかーーーーしっ
茫然自失の休日明け
監督君から思いもよらない展開を聞くことになる
それは
私が乗っている船が〔泥舟〕だと
やっと気がつく日になるのであった。。。