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ペリカン目サギ科
詳細は後述するとして、このサギ科には18種類が日本に居るらしい。
その中で関西、この三田市に生息するサギ類は?
1. アオサギ
2. シラサギ(俗称でしょうか?) ダイサギ、チュウサギ、コサギ
3. ゴイサギ〈五位鷺)・・・夜間活動するタイプ。出合った経験なし。
さて :
三田市内、中心部から武庫川上流の広野辺りまで出歩く中で最も多く出会う経験を持っているのは
アオサギです。L93cm その次がダイサギ L90cm

数あるサギ類といってもアオサギとシラサギ類の違いは、何方にも判然としている筈ですね。
しかしながら、シラサギ類の中で、例えば今、前方に見えるシラサギがダイサギかチュウサギ
の違い、見分けは難しい。
ましてやコサギとチュウサギの違いは?
コサギの指が黄色いことが見つかったらそれは「コサギ」だと断定できるらしい。
ダイサギとチュウサギの見分け方はいぜんとして自信がありません。しいて言えばチュウサギは
頸が短く、足の指も指先まで黒い。またチュウサギはダイサギやコサギに比べて嘴が短い、 こんな情報のいくつかを思い出しながら、長年、川除や大原、貴志を見て歩きました。
1. コサギ 2015.01.13 武庫川右岸

武庫川の左岸、郷の音ホ-ルに接している道路から対岸の岸辺にいるシラサギを小型の
カメラcanon PowerShot sx700 HSで望遠にして撮影。20~30mの距離か?
黄色い指がくっきり見えて感動した! コサギだ!

大げさに言えば、この出会いと撮影で、遠くにいる野鳥の撮影に興味がわき、今日まで
続いている。
余談ながら、後日、このコサギのいる岸辺の近くで、イソヒヨドリにも出合うことになり
野鳥に出合うことが生活の一部になったように思い感謝しております。
お久しぶり! コサギらしい1羽 2018.02.27

足指が黄色い。後頭に2本の長い冠毛が見え、胸に飾り羽らしい物も見える。
コサギとは: 以下のすべての情報は、「野鳥大図鑑 真木広造」著から引用させてもらった。
大きさ L61cm
分 布 留鳥として主に本州以南に分布、
環 境 市電、河川、湖沼、湿地、干潟
特 徴 嘴は黒い。脚も黒いが指だけが黄色い。
夏羽では後頭に2本の長い冠羽と胸や背に飾り羽がある。
2. 次はダイサギです。
単に大きいシラサギと言えばこのダイサギ、シラサギ類で一番大きいし、首が異様に長い。
その点は判然としていて、素人でも悩まない l

他のシラサギ類と比較する気も起きないくらい長い嘴、長い首、見事です。
嘴は黒く、目先は青緑色。特に繁殖期は目先の色が濃くなり、虹彩や足が赤みを帯びる。
長い首をの場して遠くを見ているダイサギ 2016.04.14

ダイサギらしい、首を曲げている景観 2018-05-09

ダイサギとは: 「野鳥大図鑑」 真木広造著 引用
大きさ L90cm
分 布 夏鳥として関東地方以南に渡来し、一部は冬も残る。冬鳥として渡来するものも
いる。北日本、南西諸島では冬鳥。 環 境 河川、湖沼、水田、湿地、干潟
※ 「野鳥大図鑑」30ぺ-じによると
亜種チュウダイサギははアオサギより小さい。亜種ダイサギはアオサギと同じかやや
大きい。
また、冬羽では嘴は黄色く、目先も黄緑色。

嘴も黄色で、目先も黄色に見えている。
ダイサギの名前でありながら、2種類の野鳥が入れ替わるという有様らしいので、
ウオ-キングなどで度々出合うこの鳥は見極めが難しい。
3 チュウサギについて
物差しで測れば、チュウサギと決めつけることができるであろうが、遠くの野鳥を
肉眼で見て、ダイサギやコサギとの比較を頭の中で描いてまあチュウサギであろう
そんな行動の結論です。
2018.08.29 川除の田など、チュウサギらしい群れがいた。
全部で4羽写っている。うち1羽の脚の指を見ても真っ黒であり、コサギではないはず。
嘴と首の長さもダイサギに比べて短いと見た。
この貴志は、チドリ科のケリもしばしば見られたが、この日はいなかった。
武庫川の川岸にいたチュウサギ

武庫川の対岸で、こちらから20~30m先の姿です。
武庫川の中でカエルらしいものを咥えていたチュウサギ、クチバシがやや短いので。

開けた河川などにあまり出ない、水田や草地に多い・・・(野鳥大辞典)とされているので
誤りかもしれないがチュウサギに見える。
チュウサギとは: 「野鳥大辞典」真木広造著から引用させてもらった。
大きさ L69cm
分 布 夏鳥として本州以南に渡来。北海道では稀。西南日本では一部が越冬する。
環 境 草地、水田、湿地、河川、湖沼
NT (準絶滅危惧)
田園地域をウオ-キングすると、チドリ科のケリとこのシラサギ類に出合える機会が多い。
それに次いで、ムクドリやカラス、ドバトが多い。
タマシギやタシギ、タゲリなどは観察して撮影を楽しみたいが、なかなかむつかしい。
そんな中でこのシラサギ類はアオサギと共に多くの楽しみを与えてくれる野鳥ですが、意外にも
区別が難しい。
これまでの纏めでもその点、どこまで正確であったか、心配しております。
そうじてダイサギがあの長い首を伸ばして稲株の間を移動する様が印象に残ります。
またこの界隈にはその巣と言うか、ねぐらになる場所がないので、もうひとつわからない
そんな印象かもしれません
〇 § Δ
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