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はじめに
ネット検索で、ギフチョウの記事を読ませてもらいました。
カタクリの花に止まり吸蜜中のギフチョウの写真が目立ちました。成虫は余程カタクリの花が
好きらしい。
昨年でしたか有馬富士公園の一画で同好の士からギフチョウの撮影で、写真をゲットした旨
お話を頂き、私もこのチョウに出合えることを願っておりました。
このお山もつつじが多いし、今花盛りなので、ギフチョウに出合えました。

今回、ギフチョウに出合った森

この林の中にもつつじが2,3本生えていて、花も咲いていたが、ギフチョウはその下部には
とりつくことが無かった。
コンクリ-トがひび割れて、草が生えていた。
ギフチョウ Luehdorfia japonica アゲハチョウ科 絶滅危惧 Ⅱ類
全くの偶然、予備知識のないままギフチョウがその辺を飛び回り、地面に降りて静止した姿を
目撃したので撮影した。(時々地面で静止しているのは給水行為かもしれない?)
或いは、その静止した状態は、ギフチョウがその卵を産み付ける瞬間ではないか?
そんな疑問、劇的出合い?
そんなことを思いながらこれらの写真を並べます。 全面が疎林、足元がコンクリ-トで、そのひび割れた所に草がはえている現場にて

元の写真です。
体の部分が見えやすいように拡大してみた。
その2 やや正面から表翅と地面の様子


表裏・前翅亜外縁の黄条の翅端付近・・・内側にずれる/ ヒメギフはずれない。

その3 3と4は地面(コンクリ-ト)に降りて止まった姿で、何が目的かは不明です


下半身が微細動しているように見えますが、その原因が何か?

その4

偶然現場でギフチョウを撮影していた方は、飛行中の姿を盛んに追いかけておりました。
大変難しい作業ですが、わたしも次回遭遇できた時はこの飛翔中の姿にチャレンジしたい。
ギフチョウの幼虫の食草について
ネット検索により調べてみました。
カンアオイ類、ウスバサイシンなど・・・通常なじみの薄い野草なので、ウイキペヂアから
その写真をお借りしました。
ナンカイカンアオイ(四国や和歌山、兵庫県にも生育しているらしい)

ウスバサイシン

有馬富士公園の山中にこれらの、幼虫に食草が生えていて見つかることを願っている。
ギフチョウ(成虫)が訪れる花はツツジ、カタクリ、スミレなどらしい
その中のツツジ。

スミレ

カタクリの花 2015.5月 北海道で出合った花

三田市内、有馬富士公園内にこの花が咲くかどうか、わかりませんが、ギフチョウの
お好みの花と思われます。
ギフチョウとは :
専門誌の情報
フィ-ルドガイド 日本のチョウ 【 同 定】
中型。黄白色と黒の縞模様で、後翅の亜外縁や肛角部近くに赤色や青色の斑紋がある。
尾状突起がある。
近似種はおらず、他種との識別は容易。
近似種のヒメギフチョウに比べると・・・
① 腹部先端の毛束(♂)、および受胎嚢(♀)が黒い。ヒメギフは黄褐色。
➁ 大きさ ギフチョウが大。
【 食 草】
カンアオイ類、ウスバサイシンなど(ウマノスズクサ科)
【 生息環境】
森林 平地~山林の落葉広葉樹林。自然性の高い森林のほか、管理の行き届いた雑木林
や伐採直後の植林地にもみられる。
【 行 動】
日中、森林の林床などの低い位置をやや緩やかに飛翔したり、樹林の高所をやや早く飛翔
する。カタクリ、スミレ類、ツツジ類など各種の花を訪れ、♂は山頂付近に集まる習性が
ある。
【 生息状況・保全】
開発や植林、里山の荒廃によって全国的に減少し、近年は、シカによる食害の影響を大きく
受けている。各地で保全活動が進められている。
2020.04.25(土)
有馬富士公園へウオ-キング。
遊びの王国やその他お子さんなどが密集の可能性が在る施設の閉鎖が示されていた。
ギフチョウ: 2回目の出合いが実現。
その他、テングチョウ、ミヤマセセリなど今年初めて出会った蝶々に回遊中、たびたび出合い
また、ミヤマセセリが傍のムラサキサギゴケで吸蜜の現場を見てうれしかった。
イソヒヨドリが電柱のトップで大きな鳴き声で鳴いている姿を初めて見ました。
後日、ブログでご報告の予定です。
〇 § ×
後 記
主として昨年からチョウの観察とブログへの継続的な掲載を行っている。
その観察行動の中で、主としてオオムラサキとギフチョウの出合いが未然で今年の宿題でした。
それが2020.04.09(木)ギフチョウは本当にあっけない出会いで観察ができました。
余にもあっさり飛び回り飛び去ったので、十分観察できたとは言えませんから今後も引き続き
観察の機会を狙います。
また、オオムラサキは5月下旬くらいから年に3回羽化するらしいので、有馬富士公園の山中の
歩きが楽しみです。
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