2023.04.06
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テーマ: 老犬介護(44)
初代犬シンは介護が必要になるまで爪切りをしたことがありませんでした。
私と家族の役割はその頃から変わっておらず、シンにとって私はちょっと恐いけど信頼できる人で、家族は興奮する友達でした。
でも家族は自分が一番下っ端だと感じていたらしく、数年に一度思い出したようにシンと下克上で張り合っていました。
そういうわけで家族との散歩では、重いタイヤを引くような低い姿勢で家族を引っ張って歩いたそうです。(ちなみに私との散歩はトロットでした)
おかげで爪は短く削れて爪切りいらずでした。
そして前足の狼爪は猫のように鞘になって自然に取れていました。

介護期に入り散歩をしなくなると、爪の伸びるスピードにびっくりしました。
ある程度伸びた時に当時のかかりつけ動物病院で爪切りをお願いしました。
てっきりトリマーさんがやってくれるものと思いきや、先生がペチンペチンとニッパーで切り始めました。いつもは華麗な手さばきの器用な先生なのに、爪切りはなぜかちょっとアレレ?でした。
帰り道で家族が「犬飼いがやった方が上手いんじゃない?」と言いました。
褒めてるようで丸投げです。
いいでしょう。やりましょう。
普段は安物買いですが道具だけはちゃんとしたものを揃えたいので、
『Zan ギロチンタイプ大型犬用』 を購入しました。
すごく良い爪切りでパチンと音がせずシュルッと刃が吸い込まれるように切れました。これは本当にいい仕事してます。
しかし、シンは少しでも爪に触れるとスッと足を引いて隠してしまうので、爪切りを引っかけたままそれをやられるとお互いに怪我をしそうでした。だから熟睡している所を狙って、息を殺して、一本ずつ着実に爪切りしました。
切断するリード線を間違えたら液体が混ざって爆発してしまうかのような緊張感に長時間は耐えられず、 1日1本 の日もありました。(大袈裟に見えても本人は真剣)
ギロチンタイプで狼爪を切るのは難しいので、 『ニッパータイプ』 も追加で購入しました。こちらも切れ味は最高ですが、シュルッではなくて若干の抵抗があり、パチンと音がします。



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2つとも、2年弱の間、切れ味変わらず頑張ってくれました。



​​ わたしも頑張った。 ​​





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最終更新日  2025.05.06 21:06:01


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