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2024年07月07日

『十角館の殺人』

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100619)

カテゴリ：小説

 『十角館の殺人』綾辻行人 

十角館の殺人　＜新装改訂版＞（講談社文庫） [ 綾辻行人 ]

・・・解説・・・
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の７人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。
ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける！

綾辻さんのデビュー作品で

のちの館シリーズものの１作目で
ミステリー作品と言えばコレ!と言われるほどの
こちらの作品でタイトルくらいは知ってました
今回実写化されると聞いて
Hulu入ってないから観れない・・・
原作を読んでみました

十角館の殺人（1）（アフタヌーンKC） [ 綾辻行人 ]

１９８７年出版なのに
いまだ知る人ぞ知るという有名な作品ですが
読んでナルホド～と思った
面白かった!!

ミステリー同好会の７人が
外部と連絡も取れないいわくつきの孤島に一週間滞在する

こんなシチュエーション
事件が起きないわけがない

予告通り
人が順番に殺されていくんだけれど・・・

島の７人の状況視点と
本島の声はかけられたけれど
参加しなかった二人+一人の
二つの語りで物語は進んでいくのですが・・・

ミステリーを読んでいると
読みながら誰が犯人かと自分なりに推理するのですが
最初は本島の紅次郎があやしいと思ってました
まぁ読者をひきつける役ですよね(笑)

読んでいるうちに
終盤のある1行で
え????
ってなる
みんななるよねwww

まぁ孤島での７人メンバーのうちで
一番あやしいと思ってはいたけれど

でも、実は彼は・・・

なるほどなぁ
そうきたか、と

そのあとトリックというかネタバラシが
続いていくのですが
用意周到すぎて
それが上手くいったというのが小説ならではかなと(笑)

しかし時代が時代なので
携帯電話がないので外部と連絡取れない
固定電話なのでアリバイに使える

しかしサークルのひとたちを殺すきっかけとなった
千織の死
これが殺人の動機はちょっと弱い気がする
そこだけかな、気になったのは

私　的　評　価
　５　段　階

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