2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全5件 (5件中 1-5件目)
1

今日のまとめ製造業購買担当者指数(速報値)は再び暗転中国の製造業の活動は1月をピークとして衰えつつある今回の数字は最近の弱い経済統計と符合新規海外受注が50以下に中国政府はそろそろ景気テコ入れ策を繰り出す必要アリ製造業購買担当者指数(速報値)中国の4月の製造業購買担当者指数(速報値)は50.5でした。コンセンサス予想は51.5でしたので、それを下回ったことになります。中国の製造業の活動はどうやら今年の1月がピークで、再び下降局面に入っているように見えます。これは最近発表された弱い鉱工業生産や、下げ足を速めている生産者物価指数などの経済指標が示唆している中国経済の減速の兆候と符合しています。項目別のパフォーマンス今回の製造業購買担当者指数(速報値)をもう少し細かく分析すると、先ず新規海外受注が再び50を割り込みました。これは悪い方向への転換を意味します。受注全体はかろうじて50を超えていますが、ペースは減速しました。仕入れ価格ならびに出荷価格は、どちらもかなり下がっています。完成品在庫は積み上がりつつあります。また納期は短くなっています。これらのデータはいずれも需要が弱いことを示唆しています。こうした状況を反映して雇用指数は50を割り込みました。これも悪い方向への転換です。最近発表された中国の経済指標を見ると中国政府は何らかの景気テコ入れ策をそろそろ打ち出す必要があることを感じさせます。
2013年04月23日

今日のまとめ中国の第1四半期GDPは+7.7%と冴えなかった3月の鉱工業生産は+9.5%と低迷3月の小売売上高は+12.4%と市場予想を下回った全体として冴えない数字はコモディティ市況に悪影響を及ぼしているGDP中国の第1四半期GDPは+7.7%でした。市場予想は+8.0%でしたのでがっかりさせられる数字でした。因みに去年の第4四半期は+7.8%でしたので成長率は鈍化していることになります。鉱工業生産中国の3月の鉱工業生産は+9.5%でした。市場予想は+10.0%でしたので、こちらも落胆させられる数字でした。因みに1・2月の鉱工業生産は+9.9%でしたので成長率は鈍化しています。小売売上高中国の3月の小売売上高は+12.4%でした。市場予想は+12.5%でしたので、これもがっかりさせられる数字です。因みに1・2月は+12.3%でした。この比較では少し改善したことになります。ただ基調としては未だボトムを模索するグラフであることには変わりはありません。中国経済の足踏みでコモディティ市場が下落今回発表された中国の一連の経済指標は中国経済が去年の景気循環的回復から再び弱含みはじめていることを確認する内容となりました。中国は銅、鉄鉱石、原油、石炭などを大量に消費する、コモディティ市況にとって最も重要な国です。その中国の経済指標がいまひとつ冴えないため、商品相場は冴えない展開になっています。中国政府の優先政策課題は不動産投機の抑制であり、そのような政府の意向にもかかわらず最近、再び不動産の取引は活発化しています。これは中国政府が引き続き引締め的な政策を取ることを示唆しており、株式や商品の投資家にとっては逆風の投資環境が続くと考えて良いでしょう。
2013年04月16日

今日のまとめ中国の3月の輸出は+10%、輸入は+14%だった輸入のリバウンドは特に心強かった消費者物価指数には食肉の安全に関する懸念の影響は未だ現れていない生産者物価指数の下落はメーカーにおける活動が鈍いことを示唆貿易統計中国の3月の輸出は前年比+10%の1,821.9億ドルでした。因みに2月は1,407.4億ドルでした。輸出の増加率(前年同期比)は2012年10月+11.6%2012年11月+2.9%2012年12月+2.9%2013年1月+25.0%2013年2月+21.8%2013年3月+10.0%ということになります。一方、中国の3月の輸入は前年比+14%の1,830.7億ドルでした。因みに22月は1,252.8億ドルでした。輸入の増加率(前年同期比)は2012年10月+2.4%2012年11月±00%2012年12月+6.0%2013年1月+28.8%2013年2月-15.2%2013年3月+14.0%ということになります。輸入は金額ベースで過去最高でした。春節の関係で2月の数字が-15.2%と落ち込んでいた後だけに、今回の+14.0%という数字は中国の貿易のトレンドが暗転していないことが確認され、安堵を誘うものでした。物価中国の3月の消費者物価指数は+2.1%でした。これは2月の+3.2%より少し低かったです。中国では最近、河川に大量の豚の死骸が浮いていたとか、鳥インフルエンザで死者が出たなどのニュースがありました。これらはいずれも食品価格に影響を与えかねない材料です。引き続き消費者物価価格の動向を注視したいと思います。一方、3月の生産者物価指数は-1.9%と2月の-1.6%より落勢が強まりました。一般に生産者物価指数はメーカーの仕入れ動向などに密接に関係しています。生産者物価の下落は経済活動の鈍化を示唆しています。
2013年04月11日

今日のまとめ一部アセアン市場を除き、新興国の株式市場は冴えないドル高が新興国株安の一因BRICsの景気もいまひとつ株価のバリュエーションは妙味のある水準冴えない新興国株式市場新興国の株式市場が冴えません。まず代表的な株価指数をチェックします。最初は香港ハンセン指数です。次はインドSENSEX指数です。次はブラジル・ボベスパ指数です。もちろん、全ての新興国の株式がダメなわけではありません。ジャカルタ総合指数は元気です。このほかアセアン諸国の株式市場はおおむね堅調です。そこで今日は、なぜBRICsの株式市場が冴えないのかについて考えてみることにします。ドル去年の暮からドルが堅調です。これには二つの要因があります。ひとつは米国の景気が、欧州や日本の景気より底堅いことが関係しています。下は欧州委員会が出した『冬季レポート』による世界のGDP成長率予想です。今年と来年の米国の予想が、他国より高い点に注目してください。ドルが堅調なもうひとつの理由は日本が積極的な緩和政策を採用したことによります。このためドルの堅調は今後も続く可能性が強いと言えます。ドルとコモディティ敏感な投資対象との関係さて、ドルと、金や原油などのコモディティは、逆相関の関係にあると言われています。これらの商品はドル建てで取引されるため、ドルが減価するとそれを補うために商品の価格が高くなるからです。逆に現在のようにドルが高くなっているときはドル建てのコモディティの値段には下落圧力がかかります。このため金や原油はこのところ冴えない展開になっています。新興国、とりわけブラジルやロシアはコモディティの輸出が経済のバックボーンになっています。このため資源価格が低迷しているときは株式市場も人気が離散しやすいです。加えて世界で一番潤沢な投資資金を持っており、新興国株式の主要な買い手である米国の投資家は、ドル高局面では海外の投資を控える傾向があります。このことも新興国株式が顧みられない理由となっています。BRICsの景気はどうか?さらにBRICsの景気を見た場合、前回のレポートでお伝えしたように、足下のBRICsの景気には陰りが見えています。中国政府が不動産市場の投機抑制に動いていることが、いまひとつハッキリしない景況感につながっていることは、間違いありません。このように現在は諸々の要因が全て新興国の株式にアゲンストの風となっているわけです。ただ株価が安いことはBRICs諸国の経済運営が破たんしていることを意味しません。株式市場のバリュエーションで見ると、これらの市場は歴史的に最低の水準に差し掛かっています。
2013年04月08日

今日のまとめブラジルの購買担当者指数は2カ月連続で悪化ロシアは新規輸出受注が冴えないインドの購買担当者指数も大きく悪化した中国だけは2月に比べて指数が改善したブラジルブラジルの3月の製造業購買担当者指数は51.8でした。これは2月の52.5から悪化しました。新規受注は6カ月連続で拡大しました。新規輸出受注も増えてはいますが、拡大幅は小さかったです。一方、生産は4カ月連続で拡大しています。ただ拡大のペースは鈍化しています。仕入れに際してインフレ・プレッシャーが感じられています。雇用は若干拡大を見ています。ロシアロシアの3月の製造業購買担当者指数は50.8でした。これは2月の52.0から悪化したことを意味します。新規輸出受注が2カ月連続で下落したのが目をひきました。新規受注全体もペースに鈍化が見られます。これを受けて生産も減速しており、12月以来で最も弱い数字でした。製造業における雇用は5カ月連続して下落しています。全体としてモメンタムの衰えを感じさせるレポートでした。インドインドの3月の製造業購買担当者指数は52.0でした。これは2月の54.2から大幅に減速したことになります。新規輸出受注は拡大しているものの、そのペースは緩慢でした。新規受注全体では過去16カ月で最も小さい拡大幅でした。生産は電力不足の影響もあり伸び悩んでおり、こちらも過去16カ月で最も小さい伸びを示しました。仕掛け品在庫は少し増えています。納期は延びつつありますが、これは全体に景気が良いからというよりも、停電などの阻害要因で円滑な生産が出来なかったことを反映しています。原料価格にはインフレ・プレッシャーが感じられます。中国中国の3月の製造業購買担当者指数は51.6でした。これは2月の50.4から改善したことになります。新規輸出受注は若干の増加、新規受注全体も増加を見ています。生産は5カ月連続で増加しており、そのペースも速まっています。受注残は2カ月連続で減少しています。納期は若干延びています。仕入れコストは若干下落しました。原料の購買活動は活発化しており、完成品在庫も少し増えています。まとめ今月は中国を除くすべての国で指数が先月より悪化しました。新興国の景気は、それほど良くないということです。これまで旺盛にコモディティなどを消費してきた中国が、成長を抑える政策をとっていることが影を落としています。BRICs各国の株式市場は全体に精彩を欠いていますが、これは各国の景気を見ればうなずけます。
2013年04月02日
全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()

