写真集 『HERO 大島康嗣の仕事』
「ウルトラＱ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」
講談社名カメラマン55年の記録
そのまま特撮作品の歴史を残す
大爆発にジャンプするサイクロン
ロープウェイにぶら下がる宮内洋
2022.10.31 .  講談社

講談社カメラマンとして「ウルトラQ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」から撮影現場に張り付いて取材し、スチールを撮り続けた名カメラマン大島康嗣氏の秘蔵スチールの数々をまとめた写真集。
その作品たちは、そのまま1966年から2020年までの、特撮作品の55年の歴史を記録しています。
それら大判のスチール写真は、当時の空気を克明に残しています。
白黒作品だった「ウルトラQ」のカラー・スチールは超貴重。
また、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のスチールは、当時駄菓子屋で売っていた丸昌の5円ブロマイドでもよく見かけた懐かしい写真ばかり。
放映当時の講談社の「ぼくら」「週刊少年マガジン」「たのしい幼稚園」などのカラー口絵や、怪獣図鑑にも掲載されました。
「仮面ライダー」「仮面ライダー V3」での、大爆発を背景にジャンプするサイクロン、ハリケーンの名カットや、ロープウェイにぶら下がる宮内洋など名スチールが満載！
巻末には、全写真一枚ごとに大島さんの一言コメントも載っていて興味深い。

ただ、残念だったのは、全写真の「アタリ罫」が黒々と印刷されていたこと。
本来は印刷されない「アタリ」でしかない「アタリ罫」がそのまま印刷されるなんて前代未聞。
見たことない！聞いたことない！
担当者はシロウトか！
しかも、6800円の豪華写真集で！
講談社で！
本当に残念。

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商品情報

発売日： 2022年10月31日頃
著者／編集：大島康嗣 , 講談社
出版社：講談社
発行形態：単行本
ページ数： 320p
ISBN ： 9784065292532

商品説明

内容紹介（出版社より）

特撮のはじまり「ウルトラQ」「仮面ライダー」から、撮影現場を取材し、令和の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」まで撮影をし続けた伝説の講談社カメラマン・大島康嗣氏。講談社所蔵のあまたある写真の中から、選りすぐられたスチール写真1087点で、1966年から2020年までの55年をふりかえる豪華写真集。「ウルトラマン」「仮面ライダー」にあこがれた大人の特撮ファンへの渾身の一冊です。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

『ウルトラマン』『仮面ライダー』などの特撮ヒーロー番組の撮影現場で５５年間活躍したスチルカメラマンの集大成。

著者情報（「BOOK」データベースより）

大島康嗣（オオシマヤスジ）１９４２年（昭和１７年）８月１日埼玉県生まれ。写真専門学校を卒業後、１９６４年（昭和３９年）に講談社写真部のカメラマンとなり、「若い女性」や「週刊少女フレンド」と並行しつつ、１９６５年（昭和４０年）から「週刊少年マガジン」グラビア特集の撮影を担当。『丸出だめ夫』や『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』などの特撮作品に関わる。１９７１年（昭和４６年）、『仮面ライダー』の放送中に創刊した「テレビマガジン」を中心に児童誌の仕事をメインとするようになり、２０２０年（令和２年）の『仮面ライダーゼロワン』までの５５年間にわたって多くのベストスチールをカメラに収めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）