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2011.11.28
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カテゴリ: 株式投資



28日の東京外国為替市場=高金利通貨が伸び悩み、IMFによるイタリア支援期待も否定報道が重し
 28日の東京外国為替市場では、高金利通貨が伸び悩み。ユーロ・ドルが1.3335ドルまで上昇したほか、豪ドル・ドルは0.9889ドルまで上げた。また、NZドル・ドルは0.7554ドルまで上値を伸ばして21日以来の高値を付けた。高金利通貨は対円でも上昇。豪ドル・円は76円75銭まで上昇して21日以来の高値となったほか、NZドル・円は58円63銭まで上げて18日以来の高値を付けた。ただ、午後になると高金利通貨は対ドル、対円で上値の重い展開となった。

 27日付のイタリアの現地紙で「IMF(国際通貨基金)がイタリアに対して最大6000億ユーロの支援を検討」と報じられ、きょうのオセアニア時間から高金利通貨買いが進んだ。ただ、市場では「IMFが6000億ユーロもの支援を行うことが果たして可能か疑わしい部分があり、前週大きく売られた高金利通貨を買い戻す材料にされた感がある」(外国為替アナリスト)との見方が出ていた。

 午後には、IMFによるイタリア支援をめぐる観測報道についてIMFのスポークスマンが否定的なコメントをしたほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが28日付のリポートでユーロ圏諸国での複数のデフォルト(債務不履行)は無視できないとした。ただ、「アジア各国の株式が買われており、いったん投資家のリスク回避姿勢が緩和していることもあって高金利通貨が一方的に売られる展開にはならなかった」(前出の外国為替アナリスト)という。

 一方、ニュージーランドでは、26日投票の議会選挙でキー首相率いる国民党が勝利。国民党が60議席を獲得したほか、2つの少数政党の支持を受けて同国議会の121議席のうち過半数を占める勢力となった。前出の外国為替アナリストは「NZドルは国内動向よりも各国の株価動向に影響されやすいため、直ちにNZドル買いにはならないとみる。ただ、債務問題を材料に売られやすいユーロに対しては一段と買われやすくなった。リスク回避の場面で対円、対ドルで下支えされる可能性がある」との見方を示した。

 午前7時以降、ユーロ・ドルは1.3277ドル-1.3335ドル、豪ドル・ドルは0.9790ドル-0.9889ドル、NZドル・ドルは0.7479ドル-0.7554ドルでそれぞれ推移した。また、ユーロ・円は103円07銭-51銭、豪ドル・円は75円86銭-76円75銭、NZドル・円は57円93銭-58円63銭でそれぞれ推移した。(いずれも午後3時30分現在)

 ドル・円は下げ渋り。序盤は高金利通買い・ドル売りに圧迫される場面があったものの、値を戻した。きょうは月末のスポット応答日に当たるが、大手信託銀行は「10月31日の政府・日銀による介入で多くの輸出企業が円を手当てできたため、足元では実需筋の円買い圧力が弱まっている」と指摘した。半面、クロス円の上昇にサポートされてドル・円は底堅い展開になったという。午前7時以降、ドル・円は77円46銭-73銭で推移した。(午後3時30分現在)

 午前には、財務省の中尾武彦財務官が「市場が投機的なら単独で介入する可能性は排除しない」と発言したものの、為替市場の反応は限定的だった。(加藤信之)


提供:モーニングスター社 (2011-11-28 17:10)









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最終更新日  2011.11.28 19:19:58


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