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2013.05.19
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カテゴリ: 株式投資
米国株:反発、景気先行指数や消費者マインドが上昇


 5月17日(ブルームバーグ):米株式相場 は反発。景気先行指数や消費者マインド指数が市場予想を上回ったことを好感した。S&P500種株価指数は週間ベースで4連騰となった。

防衛関連大手ノースロップ・グラマンが高い。同社は自社株買いプログラムを40億ドル拡大すると発表した。景気敏感株が上げ、ダウ工業株30種平均の構成銘柄ではボーイングやJPモルガン・チェースの上昇が目立った。一方、JCペニーは下落。2-4月(第1四半期)決算は赤字幅が拡大した。

S&P500種株価指数 は前日比1%高の1667.47で終了。過去最高値を更新した。週間では2%値上がり。ダウ工業株30種平均も121.18ドル(0.8%)上昇の15354.40ドルと最高値となった。

クリスティアナ・トラストの運用担当者、トーマス・ニューハイム氏は電話インタビューで、「きょうは景気先行指数が相場の支えになっている」と指摘。「経済にとって好ましい兆しが見られる」と述べた。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した4月の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比で0.6%上昇した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は0.2%上昇だった。前月は0.2%の低下だった。  

5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は83.7と、2007年7月以来の高水準。前月は76.4だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は77.9。

ノースロップやUTXは過去最高値

S&P500種は09年につけた12年ぶり安値から146%上昇 している。予想を上回る企業業績や金融当局による債券購入が背景にある。ブルームバーグがまとめたデータによると、同株価指数構成銘柄の約90%は前日時点で株価が過去50日平均を上回り、1月に記録した2年ぶり高水準の93%に近づいた。



ボーイングは2.4%高の98.92ドルと、07年10月以来の高値。ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は2.3%上昇して、過去最高値の97.35ドル。

ノースロップ・グラマンは4%上げて、史上最高値の82.19ドル。現行の10億ドル規模の自社株買いプログラムを40億ドル拡大すると明らかにした。

自動車株も高い

自動車株指数は3%上昇し、S&P500種の業種別24指数で値上がり率トップとなった。グッドイヤー・タイヤ&ラバーは7%急伸。フォード・モーターは3%上昇した。欧州自動車工業会がこの日発表した欧州連合(EU)の4月の自動車販売は2011年9月以来初めての増加となった。

一方、JCペニーは4.2%安。2-4月決算は赤字幅が拡大した。同社はロン・ジョンソン元最高経営責任者(CEO)の再建計画失敗を受け、事業の立て直しを進めている。

原題:U.S. Stocks Advance as Leading Indicators, SentimentGauges Rise(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Nikolaj Gammeltoft ngammeltoft@bloomberg.net;ロンドン Namitha Jagadeesh njagadeesh@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Lynn Thomasson lthomasson@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/18 06:45 JST





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最終更新日  2013.05.19 19:14:08


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