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まだひな祭りには一ヶ月ばかり早いが、ヘレンが可愛い雛飾りを作り始めた。我が家に飾るほか、友達にもプレゼントするのだと言って4組も作っている。 色紙や紙粘土、リボンなどの材料を集めて幅25センチ、高さ2センチくらいのひな壇にお雛様、三人官女と五人囃子を配して、なかなかの出来映え。我が家には娘の普通の?雛飾りもあるけれど、セットが面倒だと言ってなかなか日の目を浴びることがない。結局毎年のようにヘレン手作りの雛飾りが主役となる。 明日から2月。中旬くらいになったらトップページに写真をアップしたいと思う。それまでちょっとだけ(小さな画像で)ご披露したい。
2005年01月31日
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今日はヘレンと市内へ出かけた。郵便局で用足しをしたあと、ディスカウントショップや花屋などを冷やかして廻ったのだが、その花屋でのこと。おばさんが店員に花の育て方を聞いている様子。「特に育て方は難しくないですよ。ただ、毎日お水をあげてください。」 気になるね、こういう言葉遣い。今や普通になってきてしまってはいるけれど、なんで花に敬語を使うのだろう。花は美しいが、客より目上とは思えない。もしかするとあれが金日成花だったのか?それなら納得できなくもない。 そういえば、最近は自分の子供のことを敬語で話す親をよく見る。「うちの太郎ちゃんにミルクをあげてたらね・・・」 たぶん、あのお母さんは継母なのだろう。先妻が病気か何かで無くなったので、お手伝いさんだった彼女が後添いに入ったのだろう。太郎ちゃんは先妻の子だし、元はといえばご主人様のお坊っちゃま。ついつい敬語が出てしまうのだろう。ま、これは冗談。 しかし、こういう言葉遣いが普通になってくると、さらに丁寧に上品に話そうと思う人が「お花に水を差し上げて・・・」と話すようになるかも知れない。何があっても不思議ではない。「お会計は二千円になります。」「二千円ちょうどお預かりします。」などという奇妙な言葉遣いが今やほとんど全ての店で標準になっているくらいだから。 ちなみに、お会計は私が値切って二千円にして貰ったわけではないし、その二千円を後で返却して貰ったわけでもない。念のため。
2005年01月30日
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暇つぶしにテレビを付けていたらローカル番組でタイトルのような話を取り上げていた。右耳は左脳へ、左耳は右脳へ繋がっているのだから、電話をどちらの耳で聞くかで理解度に差が生じるということらしい。 どこかの大学の先生の解説していたところによると、人間の左脳は言語理解を司り、論理的思考を行う場所であり、右脳は5感を司り、知覚や感性を支配するらしい。 ところで、大多数の人は利き手が右なので、電話は右手に持ち、右耳で聞く。したがって、大多数の人は主に左脳で情報処理していることになる。これは、仕事の電話の時に有利だという。一方、電話を左耳で取る場合は主に右脳で理解するので、声の調子から相手の気持ちを感じ取ったりするのに有利であり、友達や家族などとの電話に適しているのだそうだ。そういわれればそうかも知れないと納得してしまう。 よ~し、今後は電話を取ったら相手によって受話器を持つ手を変えることにしよう!
2005年01月29日
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総合初等教育研究所が27日、小学校で学ぶ漢字がどれだけ身についているかの全国調査結果を公表した。全学年の平均正答率は、読み89%、書きは72%。問題は、学年が進むにつれて習得状況が低下する傾向が見られること。、小6で学ぶ漢字で正答率が80%に達した字は全体のわずか16%だったとのこと。 間違いを類型化すると、読みでは音訓の取り違えが各学年とも2割前後にのぼった。例えば、4年字の「米作農家」を「こめ作」と読んだ子どもが74%いた。書きでは音が同じ字を誤用するケースが目立ち、特に高学年で3割近くに達した。例えば、「楽(落)書き」(33%)、「電(田)園地帯」(34%)、「積乱運(雲)」(29%)などの珍回答もあった。 ふむぅ。OECDの学力調査の結果といい、今回の調査結果といい、同じく日本人の国語力の低下について警鐘を鳴らすものだ。常々日本人の国語力低下には懸念を抱いていたが、それを明らかにするデータが次々に発表される。 学校教育に問題があることは勿論だが、それを許容するのは社会全体の国語教育に対する偏った考え方、軽視の傾向だと思う。 学校教育においては、日本で生まれ育っていれば国語力は独りでに身に付くものだから、言語能力は専ら外国語習得に使うべきだという思いこみがありはしないか。国語教育とは文学作品を読み、理解する能力、自分の気持ちを他者に伝える作文能力だと決めつけてはいないか。 例えばテレビ局では、分かりやすさ・面白さを偏重し、ニュース原稿の漢字が読めなくてもタレント性がある人材を優先的にアナウンサーに採用しているのではないか。一般サラリーマンでも、英語は話せて当たり前。TOEIC400点以下では管理職になれない、といった類の話は良く聞くが、国語力を採用基準にするような話は寡聞にして聞かない。 要するに、国語力の低下は学校教育の現場だけの問題ではない。日本社会全体の問題である。その根本的原因は、社会が国語力を必要としていないからであるということ。 私個人は、日本人に限らず全ての人間は、母国語(国籍ではなく、自分が頭の中で「考える」言語の意)に習熟する必要があると思う。本能のままに動物的に生きるだけならいざ知らず、多少とも知的生活を送るためには言語を媒介した抽象的思考力が基礎になる。このことは国語力の向上を意味する。 「幼稚園から英語教育が効果的」といった主張をよく聞くが、そうして育ったバイリンガルの国語能力はどうなのか関心がある。 私は、バイリンガルということには懐疑的だ。一部の特別優れた言語能力に恵まれた人はともかく、複数の言語を完全に習得することは不可能に近いと思う。スペイン語とイタリア語のバイリンガルなどという大阪弁と山口弁のバイリンガルみたいな話ならあり得るだろうが・・・
2005年01月28日
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山口弁についてもう一つ。 「ご心配です。」は、「お世話さまになります。」程の意の挨拶。 「心配」にはもともと「心を配って世話をすること」という意味がある。広辞苑にも明記されている。標準語の中ではあまり見かけなくなってきている用法だが、山口弁の中では健在だ。「あーたもそろそろ嫁さんをもろうてもえぇ年頃じゃのう。私が心配しちゃぎょうかね。」という風にも使う。 標準語を聞き慣れている耳には、山口県人は悩み事が多いように聞こえてしまうが、そうではない。 標準語においても「いろいろとご心配頂きまして有り難うございます。」というように、同じ意味で使う用例もあるのだが、なんだかちょっと旗色が悪い。 山口弁をもう少し復権したいもの。
2005年01月27日
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山口弁で「しあわせる」「しあわせます」という言い方がある。有り難いという謝意を表すのだが、どんな状況でも使えるというわけではない。例えば、おみやげなどを頂いた時、「しあわせます」と言ったりはしない。 実際に用いられるシチュエーション例。あなたが取引先に電話したが、相手の担当者が不在なので席に戻り次第電話して欲しいと頼むという状況を考えてみる。「イワンさんがお戻りになりましたらお電話頂ければしあわせます。」という具合。同様に、「そうしていただければ担当もしあわせると思います。」という用法もある。 どうだ、どうだ!恋人同士の睦言じゃあるまいし、「しあわせ」などという言葉は仏壇のコマーシャル以外ではあまり聞かないが、山口弁では日常会話でぽんぽん出てくるなんて、いぃじゃな~い!後世に伝えたい方言の一つである。 こういう言い方は他の地方でも使われているのだろうか。
2005年01月26日
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天気キャスターが気象予報士の有資格者になってからだろうと思うが、天気番組がワイドショーになってきていると思う。 季節の自然を紹介するなどは良い方で、毎日のようにロケをしてその地の美味しい食べ物を紹介したり新商品を紹介したりと、気象とは全く関係のない情報を延々と。肝心の気象情報は簡単にさらっと流すからぼんやりしていると見逃してしまう。 現役時代、天気には随分と振り回されたので、気象には関心があるが、テレビの気象情報は知りたい情報を伝えてくれず、ほとんど役立たない。これはちょっと不満。 有料放送NHKは、それでも良い方だが一つ大きな疑問あり。それは、世界の天気の紹介。何のためにアンナもの放送するのか分からん。ニューヨークの天気やロンドンの天気を知ってどうするのだろう。天気の情報は自分の住んでいるところの情報だけで本来は十分。飛行機に乗ってどこかに行くのなら目的地の天気も必要だが、日本から例えばニューヨークへ行く人がいたとして、今の天気を知ってどうなる?必要なのは到着時の予報じゃないの?第一、広い地球の中でたったあれだけの都市を取り上げて天気を知らせる意味が不明だ。日本に来る外国人に東京の天気を知らせても、着陸地が関空であれば全く無意味だろう。 1億2千万人もいれば中にはあれを楽しみにしている人がいるかも知れないが、ほとんどの人には何の役にも立たないはずだ。NHKって、何を基準に番組編成をしているのだろうか。
2005年01月25日
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鹿児島の想い出といえば・・・ 鹿児島では晩酌を「だいやめ」という。疲れることを鹿児島弁では「だれる」といい、疲れを取るの意味で「だれやめ」というべきところをだいやめと発音する。 昔の人は侍(といっても下級武士、郷士)も百姓もよく働いたのだろう。日のあるうちは毎日精一杯働く。着るものも食べるものもつつましく、娯楽もない。そんな日常の中で、一日の疲れをわずかばかりの焼酎で癒したのだろう。灰色の時代と捉えるか本来あるべきエコライフを実践していた時代と考えるか。人口爆発時代を生き延びて環境問題を解決するには、結局の所あの時代の生活に戻れば良いだけのこと。 わかってはいるものの現実の私は・・・今は大した働きもせず、ファンヒーターの前に陣取ってインターネット。食べたいだけ食べ、大して疲れていないのに毎日晩酌。寒いから、暑いから、めでたいから、悲しいことがあったから、などと理屈は後からついてくる。理由がなければないで明日の分を前借りして。その結果体重は増えてしまい、血圧も上がる。 いかん、いかん。こんな自堕落な生き方は。もっと頑張って「だいやめ」に値する働きをしなくては。といつも思うのだがどうも最近物忘れが激しくてすぐ忘れてしまう。切腹!
2005年01月24日
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若い時分には、仕事の関係であちこちと流れ歩いた。それぞれの土地で、それぞれの地方がもつ独特の気風というか、空気に触れて驚いたり感動したりしたものだ。 そんな中で得に鹿児島は、比較的長期間勤務した初めての場所だったので、多くのことを学んだように思う。 最近はどうなのか知らないが、三十数年前の鹿児島は山口に生まれ育った私にはまさに異国であった。第一、鹿児島弁は標準語や山口弁などとは全く異なり、とりわけお年寄りの話す言葉はほとんど理解できなかった。また、生活面でも男尊女卑の名残を残しており、入浴も男女別、年の順といわれて驚いた。また、女は男を間違ってもまたいだりしてはいけない、例えば母親は時分の男でもまたいだりしてはいけないのだとも聞いた。 尚武の土地柄で、子供に剣道を習わせる親も多いが、スポーツ化した現代剣道ではなく、示現流剣術を習わせている親も少なくないところが鹿児島らしい。示現流は一撃必殺の実践的剣法である。木を敵に見立てて裂帛の励声とともに力一杯打ち続けるという激しいもの。さすがに薩摩隼人の国である。 このような鹿児島県人の好む言葉の一つが「泣こかい跳ぼかい泣っよかひっ跳べ。」困難に直面することを行く手に横たわる溝に例えたのか、泣こうか跳ぼうか迷うなら泣かずに跳べ!という意味。「しやせまし、せずやあらましと思わんことは、大方はせぬがよきなり。」という平均的な日本人の消極的ことなかれ主義に較べるとアグレッシブな県民性である。 言っていることは目新しいものではないが、そのユーモアあふれた表現のユニークさから、反感を感じることもなく素直に共感できる。私には今も心に残る言葉となった。
2005年01月23日
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と思って5時半から起き出した。着替えをしてパソコンを立ち上げて、・・・と思ったら、何だか様子がおかしい。ADSLモデムのランプの点灯状況がいつもと違う。パソコンが立ち上がったのでインターネットにアクセスしようとモジラを立ち上げてもエラーになってしまう。当然、メールもつながらない。 状況を整理して、自分なりの判断を試みる。 昨夜遅くまでは正常動作だったから今朝早朝に不具合が生じたわけだ。昨夜から今朝に掛けて特にどこかをいじった覚えはない。そうすると、回線、ADSLモデム、パソコンのどれかが故障したということか。回線の異常の有無はNTTに調べて貰うしかないが、今すぐに故障調べに電話するのはまずかろう。24時間365日対応という触れ込みだが、朝の6時に電話するのも迷惑だろう。せめて8時くらいになってから電話することにしてもう少し自分でトラブルシュートしてみることにする。 私はFlets ADSLで接続しているのだが、まずパソコンのインターネット接続の設定を再確認してみる。マイネットワークを右クリックしてプロパティを確認。ダイアルアップ接続の状態を確認するとやっぱり"Flets ADSL"のアイコンは切断状態のまま。パソコンの設定はどこもいじっていないから異常はないはず。LANアダプターあたりが壊れることってあるかも。しかし、LANのライトはモデム側もパソコン側も両方正常に点灯しているしなぁ。 そうだ、パソコンからモデムにアクセスしてみよう。これができれば少なくともパソコンとモデムの間はつながっているということだ。早速やってみよう。 モジラを起動し、URL窓にモデムのIPアドレスを入力してみる。設定画面が正常に表示される。設定項目内容も以前にセットしたとおりで異常なし。これで大分絞られてきた。パソコンからモデムに至る間は問題ないと言っていいだろう。ただし、モデムの全機能が確認できたわけではないから、この時点ではモデムと回線のどちらかが灰色ということかな。 モデムの全機能をチェックする方法はわからん。とりあえず、回線との接続をうたがって、コネクター類の取り付け状況を確認する。異常はないようだ。次はモデムから電話の引き込み線をたどって目視点検をしてみる。古い家なので、電話線は避雷器から柱や鴨居を伝ってステープルで打ち付けてあるだけ。鴨居に洋服をハンガーでぶら下げた時にケーブルを傷めたかも。一通り確認したが異常は見あたらない。 専門知識も大した道具ももたない私にはこれで精一杯。あとは専門家の知恵を借りよう。朝ご飯を食べ、そろそろ時間も問題なかろうとFlets ADSLの故障相談窓口に電話してみる。受話器からは”ピピピピ”とけたたましい警報音。そうだ、電話もIP電話にしているからつながらないんだ。まず”0000”をダイヤルしてIP電話優先の設定から強制的にNTT回線を選択したあとに相手の電話番号をダイアルして、と。今度はつながった。「ただいま受付窓口が大変混雑しておりますのでしばらくたってからお掛け直し下さい・・・」あれあれ、これは長期戦になりそう。お茶を入れ直し、テレビを見ながら気長に電話をかけ続ける。7、8回目のダイアルでようやく係の人が電話口に。状況と自分で試してみた処置を説明する。「ということはモデムのライトはPPPと書いてあるのが赤点滅しているんですね。」「そうです。VoIPというのは点灯しないんですが、今は電話中なんで黄色が点滅していますけど・・・」と私。「そうでしょうね。ところで、PPPが赤点滅しているのはプロバイダとの接続手順段階で接続を拒否されているんです。例えばIDやPassWordが違う時などですが、今まで正常に接続されていたんですからそういうことは考えられませんし。回線かモデムの故障ということが考えられますので、まずモデムのリセットをして頂けますか。モデムの電源を一旦抜いてから元通りにするだけです。5分くらい待っていれば正常に接続されるはずです。その間こちらでお宅と交換機の間の回線のチェックをしておきます。5分後にまたお電話しますから。」さすがは専門家。状況を的確に把握し、直ぐに答えが返ってくる。モデムのリセットは何回もやってみたし、状況は改善できなかった。そのことも一応説明したのだが、まぁダメ元でもう一度やってみようか。 5分後、NTTから電話「どうでした?」「かわりません。」「そうですか。ところで、電話は何本つないでいますか?」「Fax電話と単独電話の2本を電子式の簡易切換器でつないでいます。」と私。「それが原因かも知れませんね。こちらで回線試験をしましたが回線は異常がないんですが、ときどき電話機をとったような信号が出ていますのでそれが原因かも知れません。電話を一時的に一本だけにして動作を確認してみてください。多分大丈夫だと思います。」 なるほどね。電子切換器は前にも一度誤作動してパソコン通信が繋がらなくなったことがあったぞ。試してみよう。スプリッター、モデム、電話機の三者の接続を確認しながら配線を替えてモデムをリセットもしてみる。やはりダメだ。つなぎを何種類か試してみたが状況変わらず。再びNTTに電話してみる。「やはりだめでした。」「そうですか。それでは有料になりますが担当者を派遣しますか。モデムの不良の可能性もありますから代替品を持って行かせます。」とNTT。「それでは3時以降にお願いします。」ということで、私はヘレンと買い物に出かけることにした。 今日の用事は以前から計画していた香港旅行の申し込みと灯油の買い出し。旅行は退職したらどこかに行こうと話し合っていたのだが、ついつい行きそびれていたもの。ヘレンは「香港はちょっと」と気乗りしない様子だが、パートとはいえ仕事を持つ身。あまり遠くへ行くには休みがとりづらい。まずは小手調べということで説得。JTBのお姉ちゃんも感じが良くて、予定を決め、手付け金を払ってきた。昼時になったので、隣のラーメン屋で昼食。入り口には「テレビで評判の・・・」と張り紙がしてあったが、嘘だろう。妙に脂ぎっていて、これが美味いというやつの顔が見てみたい。まずいとは言わんが。食後、まだ続く越冬生活に備え、灯油を4缶買って帰宅。 もう2時か。あと1時間もすればNTTが来るかも。パソコン部屋も最近掃除していないから少し片づけておこう。パソコンデスク周辺を重点にお片づけ。久し振りに部屋の中がすっきりした。 あと10分で3時かと思う頃、おや?モデムのライトが正常に戻っている。「なんということでしょう!」これはビフォアアンドアフターのパクリか。ま、それはいいとして、状況を確認すると「間違いない!」これは波田陽区。NTTの技術者がもうすぐ来るので一応は点検して貰いたいが、念のため一応状況を電話しておこう。 「独りでに直ったみたいですが。」「あ、そうでしょうね。実はお宅様から電話があった後続いて3件同じようなトラブルの電話がありまして。念のためこちらの交換機の部品を交換してみましたら直ったようです。状況を確認して頂いて異常がなければ技術のものは行かせないで良いですかね?」なんだとぉ?朝早くから大騒ぎしていたのに。NTTの故障だったとぉ!「あ、結構です。休日なのに朝早くから電話して済みませんでした。有り難うございました。」気弱な善人イワンは恐縮して電話を置いたのであった。めでたしめでたし。 というわけで、今日はもう疲れてしまったので、これにて。
2005年01月22日
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卓球界と言えば愛ちゃんだが、彼女に継ぐヒロインの呼び声高い天才卓球少女が山口県に登場した。話題の少女は石川佳純さんという山口市内の平川小学校5年生。 佳純さんの両親はともに卓球歴20年のベテラン選手で、お母さんは今でも現役の国体選手。彼女は小学一年生の頃から両親の手ほどきを受け、今や近所にある高校(県立西京高校。スポーツで有名)で毎日同校卓球部員を相手に練習をしている。しかも、高校生相手に互角に渡り合うどころか、圧倒する場面もあるらしい。将来の夢は「オリンピックに出て金メダルを取ること」と答える頼もしい佳純さんに心からのエールを送りたい。
2005年01月21日
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と聞かれたら何と答えるか。日本人の多くは"Taro Yamada."と答えるに違いない。これが気に入らん。中国人が"Zedong Mao"というだろうか。韓国人が"YongPil Cho"と答えるか。 同じく自国語では姓・名の順に呼ぶのに、日本人はなぜ欧米式に順を入れ替えて名乗らなければならないのか。 学校でそう教えているから?そうだろう。それは大きいと思う。しかし、なぜこうなってしまったのだろう。中国や韓国・朝鮮などでは何故そうならなかったのか。 日本では大昔から外来の文物を有り難がる性癖がある。装飾品、鏡、土器・陶磁器、宗教、政治機構、etc.。よろず、わが国古来のものは外来のものに較べると野暮ったく、劣るものが多かったからだろう。その性癖は我々のDNAに深く刻み込まれ、経済や文化の面でも日本は今や世界の中で主要な地位を占めるに至ったが、それでも外来の文物の方に価値を求める意識は変わっていない。 行政が新しい事業を始める場合を想定してみよう。提案はまず、「前例がない」と反対されるだろう。新しい事業に前例のあるはずはない。そこで、提案者は奥の手を。「アメリカでは3年前からやっていて大きな成果を上げている。」「ヨーロッパでは10年前からやっている。」これでOK。 次に、この事業に名前を付けようということになる。「小さな親切運動」などという平易な言葉は候補に登らない。提案者が自分の知識をひけらかしたいという願望もあるだろうが、それ以上に一般市民の受けが悪い。やはり、ここはカタカナで決めたい。英語、フランス語、スペイン語、その他何でも良いが、アジア・アフリカ諸国の言葉はあまり人気がない。政府からは行政のカタカナ語嗜好を改めるようお触れも出ているが、どこ吹く風。結局の所一般市民の好みに合わせなければ普及しない訳だから。 そんな具合なので、"Taro Yamada"式の呼び方は将来も続くだろう。かくいう小生も"Ivan Knovak"だし。
2005年01月20日
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警察が偽造キャッシュカード犯罪の容疑でゴルフ場の強制捜査を行ったという。これまでもこの手の犯罪は多発していたが、今回の事件は貴重品ロッカーがキーワード。ゴルフ場では貴重品を専用ロッカーに入れる。最近のロッカーは、暗証番号を入れて開けるタイプが多いそうだが、多くの人がクレジットカードやキャッシュカードと同じ暗証番号を使うらしい。これを利用したのが今回の犯罪。マスターキーでロッカーを開け、カードの磁気データをスキミングしてカードは元に戻しておく。これで被害者には全く気付かれない。マスターキーがあれば、同時に客が入力した暗証番号のリストがプリントアウトできるらしい。犯人たちは磁気データを別のカードにコピーしてキャッシュカードを偽造し、プリントアウトした暗証番号でATMから現金を引き出す。 ゴルフ場の人間が一味に加わっているらしいとのことだが、我々の便利な生活を可能にしたIT技術は実に脆いものだ。カードの偽造の手口などはインターネットでも知ることが出来るし、ラジ○ライフなど市販の雑誌の中には公然とその方法を特集記事にしているものもある。偽造カードの制作に必要な機材は秋葉原などで市販されていたが、さすがに最近は余りおおっぴらには売られなくなったらしい。とはいえ、クレジットカードの信用照会端末や、カード支払が出来るタイプのレジ端末などの廃品から部品を取り外して自作することも出来る。 被害者は自分の口座から預金が消えていても、気付かないことが多い。残高不足から口座引き落としができなくなったり、自分が預金を引き出そうとして初めて被害に気付くことになる。銀行も郵便局もこれらの犯罪被害に対しては何らの補償もしないし、保険の制度もない。こういう話を聞くとキャッシュカードを持ち歩くのは恐くなる。 今、我々に出来る自衛手段はまめに残高照会をすること、カードを持ち歩かないこと、一日に引き出し可能な金額を設定可能な銀行を選び、できるだけ低い金額を設定しておくことくらいか。 ところで、テレビのインタビューを受ける被害者の態度が結構平静だったのに驚いた。1千万円単位の現金を盗まれているにもかかわらず、私が100円玉を紛失した程度のリアクション。やっぱりゴルフをする人ってお金持ちなんだ。持たざる者の僻みかな?
2005年01月19日
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テレビニュースでアナウンサーが「このひき逃げ事件の早期解決に山口県警は全力を挙げています。」といったとする。山口県警は、この事件の捜査に全署員を動員するだろうか。 「山口県は、鳥インフルエンザの対策を急いでいます。」といったら、県職員は庁舎内を駆け足で移動したり、電話を早口で話したりしているのだろうか。 そんなはずはない。要するに、通常より態勢を強化したら「全力を尽くす」といい、他の作業より優先度を高くすれば「急いでいる」と表現しているに過ぎないのだと思う。 真実を客観的に伝えるはずのマスコミは、ストーリーを面白く、分かりやすく、印象深くするために脚色しているのだ。それがあまりにも日常的に行われるので、受け手の方がバイアスを掛けてしまうのが常態となっている。 NHKの放送内容について安陪・中川両氏が圧力を掛け、変更させたという事件。どこまでが真実でどこからが推測なのか、どこまでがニュースでどこからが政治的主張なのかよくわからん。 マスコミは無冠の帝王を自認している。「ペンは剣よりも強し。」とは斯くあれかしという願望でもあったが、今やペンの暴力が話題に上る時代。ニュースステーションで野菜のダイオキシン汚染を大々的に報道し、風評被害を受けた地元農民がテレ朝を訴えた。裁判には勝ったが、失った経済的損失は返ってこない。他の多くの誤報事件も同様。裁判に訴えて訂正・謝罪記事(放送)をしても、受け手の方には伝わらないことが多い。結局の所中国の外交戦術と同じく、言ったもん勝ちということになる。 今回のNHKに対する政治の圧力事件。真実のみが伝えられたか。推測や伝聞で報道しなかったか。 権力は腐敗する。社会の木鐸は必要だ。しかし、それを隠れ蓑にしたペンの暴力であったとすれば看過してはならない。成り行きを注意深く見守ろう。
2005年01月18日
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趙紫陽元中国共産党総書記が亡くなったそうだ。享年85歳。 15年前北京でおきた天安門事件。若い人たちにとっては既に「歴史」になっているのかも知れない。中国の経済発展とともに民主化運動が盛り上がり、先鋭的な学生が天安門に集結し、民主化を要求するとともに共産党の腐敗を糾弾するデモを行った。運動が予想を上回る規模に発展し、権力の座から追われることを恐れた共産党は、趙紫陽を総書記から解任し、事態の沈静化を図った。その後中国は、共産主義が経済面では無力であることを認識し、経済面では資本主義に移行したと言っても良いほど現実的路線に転換したが、思想面では資本主義とはあくまでも一線を画した。 今、共産主義を掲げる国家は中国・北朝鮮などしかなくなっているが、その実態は共産主義とは似ても似つかぬものといえる。市場経済の導入という触れ込みで、経済的にはすでに共産主義とは決別し、単に権力の座にある共産党員が既得権益を維持するために国家権力を固執しているだけに過ぎない。 歴史に「もし」は禁句だと言うが、敢えて言うならば、もし天安門事件が平穏裏に推移し、趙紫陽が失脚しなかったとしたら中国の現在の姿は大きく違ったものになっていただろう。 中国の人口は13億を突破したという。全人類の2割を締めるほどの膨大な数である。これだけの人々を飢えさせず、いずれは豊かさを享受させようとすれば容易ではないことは想像がつく。中国は資源が豊富だと言っても世界の資源の2割を産するわけではない。日本の排他的経済水域であろうとベトナムの領海であろうと、貪欲に取り込んで行かなくては算盤があわないのだろう。仁義礼智信などかなぐり捨てて、ひたすら経済発展を推し進める。国内的には日本をバッシングすることにより締め付けを強化し、共産党に対する人民の離反を防ぐ。民主化を進めれば次に来るのは多民族国家としての宿命として、民族運動の活発化である。ソ連と同様に、辺境部では独立運動が活発化して大中国は分裂してしまいかねない。その象徴でもある台湾の独立を絶対に阻止していくつもりなのであろう。 趙紫陽が失脚しなかったなら、国際情勢は今とは大きく違ったものになっていただろう。どのような状況になっていたか、想像してみるのも面白いではないか。
2005年01月17日
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今日は山口市民の駅伝大会。正しくは、第56回山口市駅伝競走大会。31.8Kmのコースを7人の走者でリレーする。市内の各職場や学校、同好会等から多くの参加がある。私の職場からも有志がチームを作って参加するというので、ヘレンと応援に行った。普段から長距離走を趣味としているA氏をはじめ、同好の士が集まったチーム。しかも、監督兼選手で部長が参加するという。これは是非にも冷やかし半分で応援に行かなければ。 出走は10時半ということであったが、朝からの雨。気温はさほど低くはないとはいえ冬の雨。選手には気の毒なこと。私達も重装備ででかけることにした。 出発点・ゴールは市内名田島の南総合センター。とりあえずここを覗いてみたが、我が社のチームがどこに集まっているのかは分からなかった。多分、体育館かどこかで打ち合わせでもしているのだろう。30キロのコース全部を応援するわけにも行かないので、部長がたすきを受け取る中継点となっている鋳銭司のセミナーパークで応援することにした。 南総合センターから会い保父田島を南に下りドライブがてらセミナーパークを探す。このあたりは初めて走るのだが、なにもない景色の中に突然大きな建物群が出現して、直ぐにそれと分かった。道路を挟んで反対側には消防学校の訓練等がそびえ立っている。 随分早くに11時前には中継点に着いてしまい、車を駐車場に入れて様子を見に行ったが役員がテントの中で打ち合わせをしているだけで他には人はまばら。ここは第5中継点だからここまでくるには1時間ちょっとはかかるだろうから、幾ら何でも早過ぎた。寒いので中継時刻を11時半以降と見当を付けて駐車場に戻って車の中で待機することにした。車のヒーターを点けて暖を採りながら時間を待った。時間の経過とともに人が集まってくる。ジャージ姿の選手たちはそれぞれウォームアップを始めた。我がチームの選手「部長」を目で探すが見あたらず。雨を避けて屋内でウォームアップしているのだろうか。 11時半少し前にそろそろよかろうと、中継点付近に行ってみた。遠目に見慣れた顔が二つ。部長と係長が立ち話をしている。「あれ、部長ウォームアップはしないんですか?」と挨拶しながら聞いてみる。「やぁ、スタミナが心配だからウォームアップなしの一発勝負!」「えぇ、大丈夫ですか」などと言っているうちに課長や課員が登場。とりあえず応援団全員集合!というところか。 そうこうしているうちに先頭の走者が中継点に入ってくる。役員が無線で中継点に入ってくる走者のゼッケン番号の通報を受け、マイクで読み上げる。「○○番!」トップはダントツにはやい某チーム。襷を渡した後も次の走者は姿は見えない。時間を計っていないので距離差はわからなかったが、何分もたってから2位、3位と入ってきた。4位くらいからだんだん間隔が詰まってきた。高校生のチームが多数参加している。陸上部だけでなく野球部も多い。ほとんどが男子だけのチームだが、男女混合チームもかなり参加している。多様なチームが参加しているが、勿論競技としては一般、学生、男女混合などとカテゴリー別に成績を決めるのだ。それにしてもみんな速い。体が軽そうで羨ましい。 見ているうちに半数以上のチームが襷をつないだが、我がチームはなかなか入ってこない。どうしたのかな、と思い始めた頃に役員の「○×番!」の声。見慣れた顔が苦しそうな顔で走り込んできた。背中合わせに座っているB氏。いつもニコニコして仕事をしているが、今日ばかりは辛そう。我がチームのホープ「部長」氏が気合いの入った表情で襷を受け取り、走り始めた。「頑張れ!」と送り出した後、ゴールに迎えに行くべきだなと思ったが、お腹が空いてきたし寒いしで、結果は明日聞くことにして中継点を後にし、そのまま食事に行ってしまった。さて、どんな結果になったか、明日が楽しみだ。
2005年01月16日
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以前テレビでエスカレーターに乗るときに右側に立つか左側に立つかというテーマについて検証した番組があった。東京では左側に立って右側を空け、大阪では逆に右側に寄っ て左側を空ける。では、両者の境界はどこかについて調査したものだ。 番組での結論は、たしか岐阜県の垂井駅だった。ちょっと眉唾かな。確信はないが、関西以外の地方都市でも左側に立つ東京方式が優勢だと聞いたことがある。また、名古屋地下鉄では混雑を解消するため、二人ずつ並んで乗るようにPRしているとか。これを「名古屋乗り」と呼ぶ向きもあるらしい。 ところで、山口ではどうだろう。退職して郷里山口に帰ってきて1年半。正直なところ良く解らない。第一、確信を得るに十分な数のエスカレーターがない。これまで観察したところで言えば、東京や大阪のような明確な傾向が掴めない。第一、左右の一方に立つという人が少ない。なんでだろうと常々疑問に感じていたが、今日やっと解決した。 山口市内でもっとも古いエスカレーターは創業150年を誇る老舗デパート”ちまきや”ではないだろうか。今日は創業祭だというのでヘレンと覗きに行った。ちまきやに来るのは本当に久しぶり。 ちまきやの最上階(5階)までエスカレーターで上り、各階を下りながら物色してみた。市内ではトップクラスの高級品揃い。私達夫婦には手が出ないものばかり。ウインドウショッピングだけで終わってしまった。その間、エスカレーターに乗っていて気が付いた。幅が狭い。一人用、というか、一列タイプなのだ。そう。これなら左右どちらかに乗るという発想は出てこない。 エスカレーターに乗るとき常に右でもなく、常に左でもなく、中庸を行くかと思えば右や左に寄っかかる。私は、これを「山口乗り」と呼ぶことを提案する!
2005年01月15日
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論語為政篇に曰く、「子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩」 四十にして惑わずとは流石は孔子。凡人は迷うなぁ。 今、血迷っている人代表は杉田かおる(40)とNHK番組制作局の長井暁チーフ・プロデューサー(42)。 杉田かおるが結婚したって?負け犬筆頭と目されていた杉田かおるが、4つ年上の会社社長と一昨昨日入籍していたという。お相手は日産の初代社長の孫で、ベンチャー企業向け投資会社を経営する御曹司という玉の輿。やるねぇ。中学生で出産する役を演じるなど早熟なイメージだったが、金では苦労したみたい。本当かどうか知るよしもないが、荒れた私生活であったということだが、大丈夫だろうか。良く言えば本音で生きているということだろうが、結婚生活には相応しくないような・・・このカップル、どうも長続きしそうにない。 長井プロデューサーは誰もしらない、本来はただの人。2001年1月に教育テレビで放送した番組で、政治による圧力を受けて番組の内容を改変させられたと訴えて記者会見した。問題の番組は、「戦争をどう裁くか」4回シリーズの第2回として、1月30日夜に放送された「問われる戦時性暴力」というタイトル。昨年末にNHKの内部告発窓口「コンプライアンス(法令順守)推進委員会」に、調査を求めているが、反応がないことに業を煮やしたとか。 やり玉に挙げられたNHKと安陪・中川両氏は、事実に反するとしてこれを否定しているが、今の時点ではどちらが真実なのか我々には判断できない。 私の考えでは、NHKは公共放送として不偏を看板にしている以上、今回のような極めて政治的メッセージの強い番組を作ること自体に無理がある。番組を作るということは、なにかしらのメッセージを視聴者に伝えることを目的としている。政治的内容の番組であれば肯定するか否定するか、どちらかの立場での明確な主張がなければ番組は成立しない。NHKは、多局と同じスタンスである必要はない。プロデューサーは自分の政治的思想、正義感、倫理観を貫きたいのだろうが、そのようなNHKの番組を受信料を使って作るべきではない。それが許されるなら、番組制作上許される政治性・倫理性の物差しが時代の圧力(政府側の圧力もあろうし、特定の利益団体であることも考えられる。)で恣意的に操作されると、極めて危険である。NHKは潤沢な資金を背景として、日本最大のネットワークを有しているからだ。これについては、この辺で。今日のテーマはそういうことではなくて・・・ 長井某はなにを血迷ったか。自分の上司、自分の所属する組織を敵に回すと言うことはまさに”天に唾する”こと。内部告発制度を作った手前、NHKも彼を処分することはしないだろうが、部下に手を噛まれて笑っていられる経営者がいるはずはない。経理上の不正を告発するのとは訳が違う。この種の問題には正解がない。自分は正しいと信じて行動を起こしただろうが、彼が敵視する側にも意見があり、正義がある。後悔しなければよいが。 というわけで、血迷った人々の筆頭に推薦する!
2005年01月14日
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今日は職場に献血車が来る日。前から連絡はあったのだがすっかり忘れていた。11時頃「献血車が来ています。皆さん、ご協力下さい。今日は特にA型の人が足りません。」と職場にマイクが入った。 おー。A型歓迎とは!是非行かなければ!職場をそっと抜け出して献血へ。 職場の玄関に受付が置かれている。健康状態の問診票に記入し、血液検査を受ける。屋内とはいえ暖房がない場所だけに寒っ!血圧があがるじゃないか。ぶつぶつ言いながら採血車へ。バスの中で血圧測定。「いつも高いですか?163です。」と半分化石になっている医師。「普段は130台ですけどね。寒いからだと思います。」「そうでしょうね。ま、いいでしょう。これからもずっと高いままだったら治療した方が良いですよ。」 何と大雑把な。それにしても163は高い。バスまで小走りに来たことも関係あるだろう、などと思っていたら後ろの方から聞き覚えのある声がする。「やあ、お疲れ様。」誰だろうと思ったら部長さんだった。こっそり職場を抜けてきたと思ったら、部長も献血だとは。ま、これで叱られることはないよね。 看護婦さん、かなりベテランのようにお見受けした。「お住まいは市内ですね。どのへんです?」気さくに話しかけてくれる。「○○ですよ。」「あら、私も。□□さん知っちょってです?同級生なんじゃけど」「いやぁ、知りませんね。私より大分若い方でしょ。」と、世間話をしつつ採血。いつものように400CC。「次は四月になったら献血できるからね。またお願いしますね。」と、あっという間に終了。 受付に戻って献血カードに記録して貰い、記念品とジュースを貰って職場に帰った。 この時間帯には、いつもヤクルトおばちゃんが巡回セールスにやってくる。隣の席のオッチャンは毎日ヤクルトを買って美味しそうに飲んでいる。お小遣いが少ない貧民イワンは内心うらやましいなと思いつつお茶をすするのだが、今日は豪華にオレンジジュースが飲める!とおもったが、そうだ、今日はオッチャンは親戚の葬式で休んだんだった。もうすぐ昼休みだから食事の時に飲むことにしよう。 記念品は何だろう。また絆創膏か?と思ってみたら今回は携帯ストラップのついた小さな万華鏡とドンガバチョの人形が突いたボールペン。いいね。小さい子供でもいれば喜ぶのだが。ヘレンにプレゼントしよう。 献血は、日赤など担当する事業者にとっては大きな収入源の筈だ。昔は高額で買い取っていた時代もあったのだからジュースや小物程度の経費で済むのは笑いが止まらないだろう。輸血を必要とする患者への奉仕という側面もあるが、若い人たちは無料の血液検査と考えている節がある。私も献血したら少しは血圧が下がるかなと思っていたりして同類か。 私はあと3回で30回。ちょっと楽しみだったりして。ヘレンは今11回。二人で69歳まで献血を続けられると良いが。
2005年01月13日
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「はなっこりー」ってなぁに?知ってる人は知っている。知らない人は覚えてね。はなっこりーは、山口県オリジナルの野菜。 農家の高齢化・後継者不足は山口県でも深刻。兼業農家が増え、農業の担い手は事実上じいちゃん婆ちゃんと母ちゃん。いわゆる3ちゃん農業。 日本中の農家は様々な問題を抱えている。高齢化・後継者不足だけではなく、海外からの安い輸入野菜との競争、産地間競争など、様々。そこで、山口県農業試験場では「お年寄りや女性でも簡単に作れて、軽くて収穫が楽な、山口の特産になる新しい野菜」を作ろうと、研究が始められた。既存の野菜を色々と交配して、栽培、試食が繰り返された。試食した中には、苦いものや固いものもあり、決して楽な仕事ではなかったそうだ。95通りの組み合わせ、4万以上の個体の中から選ばれた優れた性質を持った新種が商品化されることになった。平成2年のことである。緑が鮮やかで、花の部分だけでなく茎や葉も全部食べられ、甘みがあり、くせのない味で和洋中どんな料理にも合う。調理方法も簡単で、ブロッコリーのようにサッとゆでてサラダにしたり、和え物、炒め物などにしても美味しい。 この新しい野菜は、中国野菜のサイシンとブロッコリーをベースにバイオテクノロジー技術を活用して交配して作られた新品種である。サイシンのような花と茎を食べる野菜のことを「はなな」というそうだが、その「はなな」と「ブロッコリー」からはなっこりーと名付けられた。その後、試験栽培を経て平成7年から試験販売を開始、翌年には山口県内全域をはじめ、広島県などにも流通し始めた。平成11年8月には正式に品種登録され、出荷量は年々増え続けている。圏内では「はなっこりーを食べよう~」というCMが流されているが、全国制覇にはもう少し時間がかかるかも。 山口県内では、ほとんどのスーパーで売られているが、県外でも近県や都市のデパートなどで販売されているそうだ。 ちなみに、我が家では茹でてサラダにして食べています。追記:ご存じない方のために写真を
2005年01月12日
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連日スマトラ沖大地震とインド洋津波被害のニュースが報じられ、被害のあまりの大きさに驚くばかりであるが、津波といえば日経新聞のコラムに「稲むらの火」という話についての随想が書かれていた。恥ずかしい話だが、私は今まで知らなかったので早速グーグルで検索してみると、5,810件がヒットした。中でも、「稲むらの火WEBサイト(http://www.inamuranohi.jp/)」の説明が詳しい。要約して紹介する。 1854年(安政元年)12月に発生した安政地震の際のことである。津波の来襲に気付いた主人公「五兵衛」(濱口儀兵衛(後,濱口梧陵)は、それを知らせるため、自分の田に刈り取って積んであった稲束に火をつけ、大きな火を焚いた。村人は、その火を見て火事だと思い、高台にあった五兵衛の家に集まってきた。そこへ津波が来襲したが、村人は誰も命を失うことはなかったという実話。他人の命を救うため、汗水垂らして収穫した稲を焼いて危急を知らせたという美談。 この話は、時代とともに風化していたが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が著作 A Living Godの中で紹介したことにより、再び世に知られることとなった。 昭和初期の国定教科書改訂に際し、国は全国の教員を対象に教材を公募した。このとき、当時20代の青年教師・中井常蔵が、A Living Godを翻訳し応募した作品が「稲むらの火」である。昭和12年、国定教科書として、昭和22年まで尋常小学校5年生用「小学国語読本巻十」と「初等科国語六」に掲載されていたという。 原文は先のホームページで紹介されている。国語の教材だけあって読みやすく、解りやすい名文だと思う。こういう文章を子供たちに読ませたいものだ。まだご存知ない方は是非一読をお薦めする(アドレスは上記)。 ヤマサ醤油は何の関係か? 実は、濱口儀兵衛という名前は千葉県銚子のヤマサ醤油の当主が代々受け継ぐ名前なのだ。稲むらの火の主人公となった儀兵衛は7代目で、紀伊国有田郡広村(和歌山県広川町)に生まれたが、本家の養子となって跡を継いだ。事件は儀兵衛が広村に里帰りしていた時に起こったのだそうだ。95へぇ。
2005年01月11日
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今年も各地の成人式が大荒れの様子。まさに嘆かわしい限り。しかしながら、なんで毎年同じ光景が繰り返されるのだろう。 私の思うには、これは「テレビが元凶」だ。 来賓の祝辞を聞かずに式場内で大騒ぎをしている様子や、壇上に駆け上がってパフォーマンスを披露する様子、輪になって一升瓶を一気のみしている様子を延々と映し、コメンテーターが「どうなっているんでしょうねぇ。」と嘆いてみせる。これで15分くらいの番組なら簡単にできる。番組作りをする人たちの立場で考えれば金も手間も知恵もいらず、しかも話題性があってそこそこの視聴率が期待できる。「おいしい」に違いない。 同じ系統の毎年の出し物に「元旦の暴走族河口湖終結」がある。こちらは毎年のようにドキュメンタリータッチの1時間番組を作って放送している局もある。暴走族を批判しているような解説を加えてはいるが、実は「おいしい」番組素材だと喜んでいるテレビ局の姿勢が見て取れる。今年は雪のため暴走族の出が悪かったと、残念がっている様子。これを恒例行事として特番にしているテレビ局は、去年のビデオでお茶を濁していた。本音の部分では残念がっているはずだ。間違いない! 若者は敏感だ。テレビ局の迎合的姿勢を敏感に読み取って、カメラの前では一層派手にパフォーマンスをしてみせる。彼らは悪役スターなのだ。大人が眉をひそめること自体が楽しいのだ。一人ではなにも出来ない小心者が群れることによって羽目を外しているという側面もあるが、プロレスと同じく悪役を演じているのだから、一人ではショーが成立しないから群れているということもできよう。 成人の日には市町村が成人式を開くというのも見方を変えれば彼らとどっこいどっこいかも。新成人を集めて首長が祝辞を述べることを通じて名前を売り、「来るべき改選の時には是非一票を」という下心が見え隠れする。 このような形骸化した成人式を脱却しようとして新しい試みをしている市町村もあるという。中には遊園地へ無料招待という所もあったりするようだが、これはいくらなんでも成人式には相応しくない。卒園式かなんかと間違えているんじゃないか。 成人式はそのあり方を見直すべきだと思う。
2005年01月10日
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夕べから降り始めた小雨が夜のうちに雪に変わり、今日はほとんど終日降り続いている。幸い、気温が高いので、積もってはいないが、今夜も降り続けば明日朝にはまた降り積もるかも。 大晦日から元旦にかけて雪が降ったものの、正月休みのことだし、面倒だからノーマルタイヤのままにしていたが、今度は下手をすると連休明けの出勤に支障があるかも知れない。今のうちに冬タイヤに変えておくことにした。 ノバック家は3人が各自1台、計3台の車を持っている。田舎は公共交通機関がないも同然なので、車は必需品なのだ。3台のうち冬タイヤを用意しているのは軽トラの1台だけ。附属の工具だけで交換するのは結構大変。ヘレンに手伝って貰って悪戦苦闘。20分はかかったか。タイヤレンチの穴が拡がってしまって、ナットがうまく緩めたり締めたり出来ず、手こずってしまった。やれやれ。4駆だし、タイヤさえ冬用にすればかなりの雪でも大丈夫。 4駆といえば、青森に住んでいた頃、雪道の危険性を周りの人たちにさんざん吹き込まれて、初めての冬を前に車を4駆に替えた。4駆でスタッドレスタイヤを付ければ初めての冬道でも大丈夫だろうと言われたからだ。 言われたとおりの準備をしたので万全なはずだし、冬に入っても初めのうちは雪もすぐ融けるので不安無く走っていた。 そのうちにだんだん本格的な雪が降り、アイスバーンが続くようになった。ある夜、友達数名を乗せて出かけることになった。ちょっと不安が頭をよぎったが、友達の手前虚勢を張って出発した。ところが、その夜は雪がどんどん降り積もり、気温が低くて道路は圧雪状態。平地を走っている間は良かったが、坂道にさしかかるとコントロールが不安定になって危険な状態になってきた。あ、そうだ。この車は4駆といっても切り替え式。今は2駆のままだと思い至り、電動クラッチのスイッチを切り替えた。よし!これで大丈夫。と、思ったが、状況は変わらず。相変わらずアクセルを踏んでもスリップしてハンドルも効きにくい。幸い道路は混んでいてのろのろ状態なので、大きな事故になる危険はないが、前後の車に接触したりするかも。「故障かも知れない。」と私は近くのガソリンスタンドに入って診てもらうことにした。「お客さん、4駆になってませんよ。この車はね、ホイルに切り替えのレバーがありますから、こうやって切り替えて下さい。」なんということか。そんなところに秘密の切り替えレバーが隠されていたのか。店員に礼を言って車を発進させると、走りが全然違う。坂道でも普段と同じように安定して走ってくれる。友達は当初はことのなりゆきに不安を隠しきれない様子だったが、これで一安心したようだ。しかし、私はすっかり信用をなくしてしまった。 帰宅後、私は初めてその車の説明書を広げてみて、4駆の切り替えについて大きな文字で注意書きが書かれているのを発見した。 軽トラは常時4駆のタイプ。あの時のような失敗の心配はない。タイヤは冬用にしたが、あまり雪が積もらなければいいが。雪かきは面倒だからね。
2005年01月09日
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今日は三連休の初日につきヘレンと久しぶりのデート。まずはこれまた久しぶりに映画へ。ターミナル、タクシーNY、カンフーハッスルと話題になっている映画が多いが、相談の結果ターミナルに決定。 スピルバーグもトム・ハンクスも良い仕事してるね~。殺人もセックスもない、何の変哲もない映画なのだが、人間の善意が肯定的に描かれていて、見ていてとても安心感が感じられ、とても面白かった。映画はこういうのが好みだね。あらすじは、・・・やめとこう。見てのお楽しみ! 昼食はまたまた百円回転寿司。好きなんです~。ウニ、イクラ、タコ、すずき、甘エビ、蟹味噌、イカ、・・・と13皿。満足満足。 次は山口県立美術館で始まったばかりのピカソ展へ。 猫に小判?豚に真珠?ほっといてんか! 感想。ピカソの芸術は私には解らん。若い頃の印象派に近いような作品は素晴らしいと思う。しかし、その後のキュービズムの時代以降の作品は、理解できない。やはり、私は花より団子。 ただ、妙に惹きつけられ、何となく見入ってしまう。それが名人たる所以なんだろうか。 愚痴を一つ。美術館に小学生はおろか三歳くらいの子供や乳児まで連れてきているのはどういうことか。小さい子供が見て面白いわけはない。「お父さん、この女の人どうしてお顔が変な形しているの?」と大きな声で聞いているのはまだ可愛い方。すぐにあきて美術館内を走り回っている。馬鹿者!美術館と遊園地の区別もつかないのか! お母さん、優しく「やめなさい、走っちゃダメよ。」そんなこと言ったって子供がききわけるものか。子供は元気よく走り回るのが仕事。美術館に子供を連れてくるアンタが悪い!こっちは退職金を取り崩して大枚1,200円も払って見学しているんだ。理解できなくても一流の美術品を鑑賞しているという気分に浸る権利がある。雰囲気をぶちこわすなんて切腹だぞ。子供の頃から一流の芸術に触れさせたい?アホ抜かせ。蛙の子は蛙じゃ。本気で子供のこと考えるんなら家庭からテレビを追放する方が何倍も効果があるぞ! 心の中でそう思っていながらも一言も言えないイワンノバックであった。
2005年01月08日
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「ヨンさま」ブームはまだまだ続きそう。てゆうかぁ、ますますヒートアップって感じぃ! ブームがあれば便乗して一儲けは鉄則!凡人が思いつくのはブロマイド、Tシャツ、などの定番から精々ヨンさま饅頭、ヨンさま最中くらいだろうが、ヨンさま靴下は意表を突かれたな。ソウル市の東大門市場の出店に並べられているという。 靴下にヨンさまの似顔絵がプリントしてあるだけのようだが、馬鹿売れだとか。「冬のソナタ」でのマフラーを巻いた姿など4種類あり、1足約100円。写真で見ると絵は全然似ていないと思うが、日本語で「ヨンさま」の文字が入っているから間違いない!買うのはもっぱら日本人の観光客とのこと。そりゃそうだろう。日本に未来はあるのだろうか。http://www.asahi.com/culture/update/0105/002.html
2005年01月07日
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日毎に被害の実情が明らかになり、その被害の大きさに世界中の人が驚いている。その実体を伝える報道の中に、気になるニュースが。以下その一部を引用。「被災児連れ去り例多数 ユニセフが人身売買の危険警告」 ユニセフのキャロル・ベラミー事務局長は5日、被災地バンダアチェ市を訪れ、「子供の人身売買が起きる可能性が高まっている。善意で被災孤児を養子にしようという人がいるかもしれないが、容易に犯罪要素が入り込む余地がある。性産業や『子供奴隷』として売られるのを防がなければならない」と話した。 ユニセフ報道官によると、被災後2、3日の間に身寄りのない子供たちを親類と称する人たちが連れ去った例が同市内で多数目撃された。「子供が欲しかったら電話をください」という人身売買組織のものとみられる携帯電話メッセージが流れているという。インドネシア政府も強い危機感を示しており、被災地からの養子縁組は一切停止されている とのこと。 何でも金儲けに繋げて考える点についてはお見事!というべきか。しかし、世の中にはやって良いことと悪いことがある。 子供の頃、親の言うことを聞かない時、「人買いに売るよ!サーカスに売るよ!」と脅されたものだ。今にして思えば、サーカスに売られた方が生活に困らなかったかも知れないななどと不遜なことを思ったりするが、子供の頃は本当に売られたらどうしようと恐かった。地震や津波で両親を失い、身寄りも家も無くした子供たちを集めて売るなんて、断じて許せない。 福祉制度の不十分な状況で、飢えて死ぬよりは本人のためというこじつけの理由で自分の良心の痛みをそれほど感じることなく犯罪に手を染めているのでは。末法だ!! 一方で、シューマッハが10億円寄附するとか、ゴジラ松井も5千万円寄附するとか善意のニュースも報道されていて少しホッとする。寄附をすることが善意の証とは思わないが、ボランティアに行くには遠すぎる異国のこと。せめてなにがしかのお金を合力する位はしてあげたいものだ。
2005年01月06日
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またまた寒気が北から降りてきた。日中も曇っていたこともあって気温あがらず。寒い一日だった。仕事を終えて帰宅し、書斎に入れば気温は6度。え、えーっ!6度?部屋の中だぞ!外と変わらん!速攻でファンヒーター全開! 古民家の弱点は保温性。ヒーター全開でも隙間からどんどん逃げていく。温度設定を最高にしても室温は17度が限界。灯油がもったいないから中くらいにしておくと、13度位でとまってしまう。家の中で寒稽古だな、こりゃ。 去年の2月頃だったか、寒波で市内の多くの家庭で水道を凍らせて破裂させてしまう家が続出した。我が家も破裂こそしなかったが、水道管を凍らせて半日ほど井戸水のみになってしまった。今年は元旦以降、夜は水道を出しっぱなしにして警戒している。 風邪を引かぬよううがい・手洗いの励行に努めよう。山口発の鳥インフルエンザで日本中が大騒ぎになったのも去年の正月のことだし。体力を温存しておかないと危ないぞ!
2005年01月05日
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今日は初仕事。出勤後、職場の一人一人と新年の挨拶を交わす。 お偉いさん、次々と訓辞。ヒラ一同謹んで拝聴。その後、早速、貯まっていた仕事を片づけに掛かる。 昼休み。美女軍団が年末ジャンボ談義で盛り上がっている。忘年会でチーム対抗でちょっとしたゲームをやったのだが、その賞品が宝くじだった。それぞれチームごと共有にしていたので、みんなで当否をチェックしたというわけ。聞けば彼女たちのチームは1万円一本と300円3本が当たっていたとのこと。一人当たり1,362円とかで、豪華ランチ代をゲット!ということらしい。めでたいめでたい。 私達のチームは?と幹事役のお嬢さんに聞けばこちらも3千5百円くらい当たっているらしい。一人440円くらいか。ちょっとしょぼいが元はといえば貰い物。十分めでたいめでたい! 平成17年、出足好調~~!!
2005年01月04日
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初詣は例年防府の天満宮にお詣りすることにしている。今年も元旦の朝から出かけるつもりだったが、一昨日は山口には珍しいほどの雪で、冬タイヤをつけていない車で出かけるのは危険だと言うことで、昨日に延期した。 多分、他の人たちも同じ考えだったと思う。昨日は天気も回復したので、大勢の人々が一斉に初詣に出かけるだろうと予想した。混雑を避けるには朝早く出かけるべきだと思ったが、ついつい億劫になってしまい、昼時には人出も一段落することを期待してヘレンと10時半頃出発した。普段なら車で30分。ところが昨日は人でも多く、防府市内に入った頃から参詣の車が増え始め、天満宮から5キロの辺りからは渋滞になっていた。結局、臨時駐車場になっている小学校校庭に駐車するまで1時間半も掛かってしまった。 防府天満宮は学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りしている。ノバック家も子供たちや私自身の学業成就をお願いして毎年お札を頂いてきた。お陰様で今春には皆それぞれの学業が一段落することとなったので、去年頂いたお札をお返しし、今年は家内安全・交通安全のお札を頂いてきた。神頼みだけになることのないよう、皆がそれぞれ健康に安全に留意して、無事一年を過ごしたいものである。 お詣りを済ませて、いつものようにおみくじを引いたらヘレンは大吉、私は中吉。まずまず幸先良し! 今日は親戚の人たちと近くのファミレスで昼食を一緒にとる約束。11時半に現地集合し、年始の挨拶を交換。そののち、思い思いに好きなものを注文する。私は握り寿司セット。握り寿司とわかめうどんにサラダと茶碗蒸しが就いている。ヘレンは本日のオススメ花かご定食。余り待たされることもなく料理が出てきた。速い!安い!味は・・・今一つ(-_-); 食事と歓談の後、初売り目当てで市内のショッピングセンターへ。ヘレンたちはバーゲン品漁りへ。私はいつものように本屋で立ち読み。それぞれ大した収穫もなく、しかしそれなりに楽しい時を過ごして解散した。 さてこのまま変えるのも勿体ないと、ヘレンと私は今日も初詣をすることに。今日は市内の山口大神宮へお詣りすることにする。山口県庁の大駐車場が臨時の参詣者用駐車場になっている。 車を止めて少し歩けば大神宮の参道。思ったほど人出も多くはないが、一昨日の雪が残っており、大部分が融けて足場が悪い。滑らないよう、水たまりに入らないよう注意しながら石段を登る。 実は、私は山口市民ながら山口大神宮には今までお詣りしたことがなかった。この神社は、大内氏が全盛の頃、伊勢神宮から分霊しお祀りしたことにはじまるとかで、由緒あるところ。九州方面からも参詣者があるという。新しく内宮・外宮が造営されているので一通りお詣りした。 お詣りを終え、止せばいいのにまたおみくじを。今度はヘレン小吉、私吉。止めとけば良かった(-_-);欲張りは禁物と反省。 今年も良いことが沢山ありますように!
2005年01月03日
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正月二日、三日のテレビの楽しみは箱根駅伝。昔平塚に住んでいたことがあって、その頃は沿道で観戦したものだ。 別に母校や郷土出身の選手が走っているわけでもないが、選手のひたむきに走る姿に何となく惹きつけられ、中継される沿道の景色が懐かしいこともあって毎年見ている。 正月のテレビにはほかに見るべきものがないことも大きな理由だ。テレビ局も年末年始は休みたいからだろうが、早くから撮り貯めしていたお笑い番組・バラエティ番組ばかり。大晦日の生番組で体調不良で急遽休んだはずの芸人がピンピンしてネタをやっていたりしてちょっと白けてしまう。 それにしても、山梨学院大って、日本人の学生もいるのか?ほとんどアフリカ系の選手ばかりのような気がするが。山口県にも○国際大という大学があるが、あそこはほとんど中国人ばかり。しかも在留資格を得るために入学する人がほとんどなので、授業はいつもがらがらだとか。学校経営は楽で良いだろう。入学金と授業料を貰ってしまえば後は全く手間いらず。もっとも、いくらなんでもというわけで審査が厳しくなったらと単に入学者が激減し、今は閑古鳥。これではならじとゴルフの専攻コースや焼き物のコースをつくったりして日本人学生の募集に努めているが、状況は厳しいようだ。 それにくらべれば山梨学院大は名門大。将来も前途洋々だろうが、箱根駅伝に外人ばかり走らせるというのも何かなぁ。ま、国技大相撲も外人優位の時代だし、プロ野球なんか昔から外人なしでは成立しないし。いまどき伝統行事だからといって日本人だけにこだわることもないのかも知れない。
2005年01月02日
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山口も珍しく大晦日から雪が降り始め、元旦の今朝は10センチ位の積雪で、一面の銀世界。 たかが10センチと侮る無かれ。辺り一面に均等に10センチの積雪があったということは、凄いことなのである。屋根から落ちてくる雪が庭に落ちて盛り上がる。これが高さ30センチくらいにはなってしまって、車庫から車を出すには障害になってしまう。 というわけで、今日は正月草々雪かきする羽目に。何年ぶりだろうか。暖冬続きで、雪かきしたこと自体久しぶりなのである。 スコップで道路から車庫前まで雪かきを始めたら一人では大変と家内が手伝い始めた。二人であれこれ四方山話をしながら雪かきをしていたら、母が気付いて手伝いに出てきてくれた。結局、一家総出で雪かきすることになったが、それでも1時間半はかかった。道具が良くないこともあるが、自分で言うのもなんだが、田舎家は庭も広いのだ。年寄りばかりなので休み休みやっていたら随分時間が掛かってしまった。おまけに雪かきする間にも雪が降り積もるし。 山口の年に数度の雪かきでもうんざりするのだから、雪国はさぞ大変だろうと思う。青森に二冬暮らしたことがあるが、もうケッコー。集合住宅に住んでいたのだが、毎朝当番の人が5時半頃起きて積雪を確認するのだ。雪かきの必要があると判断したら朝6時に全戸に連絡して一斉に雪かきをする。駐車場から道路までを手分けして除雪するのだ。さもなければ、車は動かせず、出勤できない。当番になると、雪かきをするかしないか頭を痛めることになる。大した雪でもないのに雪かきを決めると、朝早くから起こされる人たちが無言のブーイング。無精をして雪かきをしないと、車が動かせないので出勤が遅れることになりクレームが出る。4WDにスノータイヤを付けて力業で出て行ける人たちはいいが、4WDでもFFでもない普通車は特に弱い。一戸建てに住んでいる人は自己責任だが、それはそれでまた大変。車庫から道路まで一人で雪かきするほかない。 あのころを思い出せば年に数回の雪かきなど大した手間ではないが、そうはいっても大変には違いない。普段使わない筋肉を使ってあちこち体が痛い。やはり年か。残念!
2005年01月01日
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