種子島奮闘記

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2005.05.14

種子島の焼酎蔵その１　高崎酒造さん

テーマ：本当にうまい焼酎は(44)

カテゴリ：カテゴリ未分類

焼酎蔵が４件ある。

今回はその一つ、高崎酒造さんを訪れた。
高崎さんは今年が創業１０２年目の老舗で
島内に根強いファンを多くもつ。

工場の場所は、安納いも発祥の地、安納地区にある。

周囲は芋畑でおおわれ、東を見れば海、西を見れば山と
抜群の環境のなかにある。

訊いたことがあったが、高崎さんも２０年前、新しい工場を
建てる際にこだわったのが、やはり『水』だったのだそうだ。

現在、仕込み水にはここの地下１６２メートルの地底岩石の亀裂から
湧出る弱アルカリ性でミネラル豊富な湧水を使用しているという。

その実力のほどはというと、冒頭の写真にある＜しま茜＞は
全国酒類コンクール、いも焼酎部門でなんと平成１５･１６年と
２年連続金賞受賞という栄誉に輝いているのである。

安納いもに代表される日本最高レベルの芋と上質の湧水を使っている
種子島の焼酎ならば、納得できる結果であろう。

なおこの＜しま茜＞は種子島においても７店舗の酒屋さんしか
取り扱われていない貴重なもので、ヤフーオークションでは

話は元に戻って、高崎専務に案内してもらって工場内を見学させて
いただいた。現在は主な製造は終わり、土曜日ということもあって
工場内も比較的静かであった。