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なにやらかんやらで、もう6月に入ってしまった。もうすぐ足元には、梅雨が忍び寄っている。ところで突然ですが、新しいブログを立ち上げました。探訪!種子島ブログトップページ上段にある文字をクリックして下さい。こちらの方もよろしくお願い申し上げます。
2005.06.03
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しかし主製造は終っているとはいえ、この見学だけだとなんだか物足りなさを感じていた。最初に来たときから、工場の向かいにある<貯蔵・熟成蔵>という建物がとても気になるのである。ホームページではこの中に『かめつぼ』が眠っているはずで是非見せて欲しいなあと、よだれを垂らしていると、専務が「この中も案内しましょうか」といってくれたので喜んでついて行った。蔵の中に一歩入ると、まろやか芳醇な香りがカラダを包みこみお酒がダメな方も、全然嫌にならない高貴な雰囲気が漂っていた。地下に埋め込まれている『かめつぼ』のシートをめくって専務が説明をしてくれた。ここには20年もの、15年もの、10年もの、5年ものが静かに眠っているのだが、お酒の貯蔵には厳しい規制があり、なかなか難しいのだという。焼酎の製造は例年、8月から始まるが、高崎酒造さんでは一時期の例外を除き事前に工場の方に見学の依頼をされた方は受け入れてくださるという。市街地から少し離れているが、熟成蔵の中などは、一見の価値があろう。また残りの焼酎蔵3件についても、日を追ってこのブログで紹介するつもりである。
2005.05.18
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イモ焼酎の本場、鹿児島にあってこの種子島にも焼酎蔵が4件ある。今回はその一つ、高崎酒造さんを訪れた。高崎さんは今年が創業102年目の老舗で島内に根強いファンを多くもつ。工場の場所は、安納いも発祥の地、安納地区にある。周囲は芋畑でおおわれ、東を見れば海、西を見れば山と抜群の環境のなかにある。昔、山から海の距離が短いほど、上質の湧水がわき出ると訊いたことがあったが、高崎さんも20年前、新しい工場を建てる際にこだわったのが、やはり『水』だったのだそうだ。現在、仕込み水にはここの地下162メートルの地底岩石の亀裂から湧出る弱アルカリ性でミネラル豊富な湧水を使用しているという。その実力のほどはというと、冒頭の写真にある<しま茜>は全国酒類コンクール、いも焼酎部門でなんと平成15・16年と2年連続金賞受賞という栄誉に輝いているのである。安納いもに代表される日本最高レベルの芋と上質の湧水を使っている種子島の焼酎ならば、納得できる結果であろう。なおこの<しま茜>は種子島においても7店舗の酒屋さんしか取り扱われていない貴重なもので、ヤフーオークションではプレミア価格で取引されている。話は元に戻って、高崎専務に案内してもらって工場内を見学させていただいた。現在は主な製造は終わり、土曜日ということもあって工場内も比較的静かであった。一次・二次・三次仕込を終えたものは、この蒸留器に通され原酒としてこの貯蔵タンクに収められる。・・・つづく。
2005.05.14
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5月1日から種子島で唯一海開きをしている、浦田海水浴場へ行ってきた。久しぶりにやってきたが、いつ来ても美しい砂浜と、透き通るような海水が出迎えてくれる。すでにシーズンに入っているので、テントを張ってキャンプを楽しんでいる人たちもいた。しばらく歩いていくと、管理人の岩松さんとバッタリ会った。この方とは2年前からいろいろ教えてもらっているので、僕の顔も覚えてもらっている。早速お話を訊くと、昨年は台風が多かったせいで、砂の入れ替えが激しかったらしく、そのおかげで今年は一段と砂が綺麗なのだそうだ。しかし砂浜のゴミに関しては、特に気を使っておられる。なぜなら、この砂浜はウミガメの産卵場所でもあり、ウミガメは一旦上陸してもゴミがあれば、産卵せずに帰ってしまうからだ。この砂浜に愛着のある岩松さんは、夏場だけでなく、冬でも暇があれば掃除に来ていたそうだ。その甲斐あって、砂浜もきれいな状態を保っている。文句なく種子島でピカ一の海水浴場である。ウミガメは例年、5月中旬頃から産卵に上陸するそうだ。またこちらにはシーサイドハウスが建っており、その2階は男女の更衣室とシャワールームがありまた3階には休憩室と、この砂浜で採れた貝殻が展示してある。これらがすべて無料で利用できることは、都会の人々には信じられないかもしれないが本当の話だ。また今年の7月には、この浦田海水浴場で<100人 DIVE in 種子島>という企画がある。くわしくはこちらまだシーズンが始まったばかりで、この浦田海水浴場についてはこれからも、このブログで取り上げていくつもりである。
2005.05.08
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このゴールデンウィークは家族3人で大阪に帰省していた。約1週間の滞在であったが、小さい子供がいるので、会いたい人すべてに会うことも出来ず、買い物も満足できるほど通えない状態で、あっという間に過ぎていった。しいて言えば、あちら(大阪)は、ゴールデンウィーク中天候に恵まれ、移動がスンナリとできたことだろうか。こちら(種子島)は、その間、雨・カミナリ・停電と大変だったそうだ。帰ってきた5日の夜も、すごいカミナリと停電が、ときおり起きていた。さて1週間も休んでしまったので、仕事も頑張らねば!
2005.05.06
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私の住む校区は種子島内で唯一、小学校が休校状態のところであり、過疎化と高齢化が著しくすすんでいる。一方、エビネ等自生の草花が数多く残り、自然の息吹が感じとれる場所でもある。そういった自然を生かして、地域に元気を与える対策の一つとして校区の方々が落花生を育て、市街地の小中学生に収穫してもらう企画がある。今年で3回目を迎えるが、その種まきがあった。まずは殻むきからそして殻をむいた種を一粒一粒、畑に植えていく。そして植えた後、竹を立てて、糸を張り巡らす。これが大事な作業で糸を張らないと、カラスが降りてきて土をほじくって種を皆、食べてしまうのだ。都会での家庭菜園では鳥獣対策など考えなくても良いかもしれないが田舎ではこれを怠ると、致命的になる。これから随時、雑草取りなどをして収穫は8月の最終土曜日になる。豊作の願いを込め、子供たちの喜ぶ姿を思いながら、校区の皆さんの汗が流れる。
2005.04.24
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暖かい晴れ間が続いているこの頃、やっと念願だった種子島が誇るフリージア生産日本一の企業、清水園芸さんに伺うことができた。事務所に行きしばらくすると、清水社長が現場から帰ってこられた。初対面の印象は普段、いつも机に座っている方ではなく、常に畑をくまなく周っている現場第一主義の方のようだ。まだ4月だというのに、既にこんがりと日焼けした顔がそれを物語っていた。やはりお話を聴いていても、日本はおろか世界中を飛び回っているようだ。それからお忙しい中を、社長じきじきに栽培場所を案内してもらった。まず最初は貴重な原種や交配実験中のフリージアが管理されている温室に通された。(本来はもっと綺麗なのだが楽天サイトの画像容量が50Kバイトまでなのでどうしても画像が荒くなってしまう)ちなみにこちらは一般の人、立入禁止の場所である。なぜなら人といっしょにウイルスを持ち込んでしまえば、大変なことになるからだ。社長がわざわざ南アフリカから持ち帰ってきたフリージアの原種などを間近に拝見することが出来た。そして近くの畑へ、防虫ネットのなかで色とりどりのフリージアが咲き誇っていた。一部、路地植えのものも見受けられた。花の最盛期は3月末から4月初旬であり、時期的にはそれを過ぎていたのだが十分楽しむことが出来た。それにしてもフリージアのほのかな香りにはカラダもココロも癒されてしまう。帰り際、数種類のフリージアをお土産にいただいた。家に持ち帰ると妻も大喜びで、息子の信一もその香りを嗅いで大喜び!また清水園芸さんは自社のホームページ以外に<園芸ナビ>というサイトも開設されている。このサイトはgoogleで“園芸”のキーワードで検索するとなんと1位にランクされるのである。中身は園芸に関する豊富なデータベースで構築されている。おもわず自分のパソコンのお気に入りに登録してしまった。
2005.04.17
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いま種子島では、ツワブキ採りが最盛期。至るところで自生していて、我が家の前でもたくさん顔を出している。どこにでもあるから、もとでは無料(タダ)。これを摘んで、葉と皮を剥き(これが結構手間が掛かる)茹でてから水でさらしてアクを抜く。それを厚揚げなどと一緒に甘辛く煮込むと、旬の一品ができあがる。うまいんだなあ、これが!僕も大好物の一つだが、なにせツワブキは自生しているから生命力が強いしもちろん農薬なんぞも使っていないから、カラダに悪いわけが無い。いまの季節、種子島の人々を支える貴重な一品であろう。むかしは民間薬として、葉の青汁を打撲・できもの・切り傷・湿疹につけていたそうだ。このような知恵を持っていた種子島の先人には、いつも驚かされる。
2005.04.08
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なんとかトラブルも復旧し、雪ダルマの画像をアップすることが出来た。またこれから種子島の楽しい情報をお伝えできるよう頑張ります。
2005.04.03
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3月の降雪で作った雪ダルマの画像や、1歳半を迎えた息子の信一の画像などが、パソコンに取り込めない。おそらくPCカードがおかしくなったのだと思うのだが、画像がないと日記も、気の抜けたビールのような感じがする。はやく復旧しなくては。ところで今月はこの種子島でも風邪やインフルエンザが大流行。僕たち家族はインフルエンザには罹らなかったが、順番に風邪を引いてしまいようやく落ち着いてきたところ。なんだか今回の風邪はしつこいようで、まだすっきりしない様子。花粉症があるからかもしれないが・・・。はやく治して、春を楽しもう!
2005.03.25
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3月に入って雪ダルマが出来るほどの積雪量を記録したのは種子島での観測史上はじめてだと言う。すごい機会に遭遇することが出来た。もうこれから二度と無いかも!?
2005.03.06
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今週末の天気予報では、鹿児島県本土に雪マークが出ていたがまさか種子島にも降るとは思わなかった。今期の積雪が6年ぶりといわれていたが、3月のそれとなるとかなり珍しいものになるはずだ。それほどの寒気にも当たらなかった今期だが、雪が2度も降ろうなどとはだれも予想し得なかっただろう。これを境に、春が一段と進んでもらいたいものだ。さて今日は先日成功したH2Aロケットの今後の打ち上げ予定の情報が入ってきた。8号機が8月、9号機が11月、10号機が来年の2月だそうだ。(種子島ネットワークによる)ロケット打ち上げ事業も今後民営化が進み、採算ベースに乗せるには年に5機以上の打ち上げが必要なのだという。宇宙開発事業も厳しい競争に勝たなくてはいけない。これからの種子島の発展と重なる思いがしてきたが、こんなことでは負けないぞ。
2005.03.05
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3月に入って小春日和が続いている種子島、と思ったら今日は雨で週末に掛けて寒くなる模様。それを過ぎると、春も一段と近くなりそう。さて昨日は山越え道を通過中、カーブを曲がったところでシカと御対面した。車から7~8mほどしか離れていなかったように思う。相手(シカ)も驚いたようで、しばらく固まっていた。こちらは慌ててカメラを取り出し、電源を入れる。シカも正気を取り戻したらしく、どんどん逃げていく。『待ってくれ~!カメラに写ってくれ~!』いままで撮りはぐれてばかりだったので、祈る気持ちでシャッターを押した。それがこの写真である↓ぼやけてはいるが、何とかカメラに収まってくれた。こうして自然が近くにあると、思わぬものと遭遇する。今度はキジの撮影に挑戦だ。コイツは姿かたちは綺麗なのだが、一段と逃げ足の速い奴なのだ!
2005.03.03
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とうとう打ち上げの日がやってきた。今日のお天気は曇り。雨は降らないと思うが少し風が強いようだ。自宅を午後4時に出て、今回のスポット場所に向かう。今日は土曜日ということもあって、このスポットにも多くの車が集まっていた。この場所はほとんど地元の人しか知らない所で、道が極端に狭く車が対向できないところもあるので、あまり知られると大変なことになる。止まっていた車はほとんどが地元の方で、まれに「わ」のナンバープレートをつけた車(レンタカー)が止まっていた。地元以外でこの場所を知っている方は、かなり“通”な方だと思う。現地には午後4時40分頃到着。やはり打ち上げを見るには絶好の場所だ。こちらも風が吹いていて寒いがひたすら待つ。午後5時頃、ギャラリーの1人の携帯電話が鳴り、打ち上げは午後6時25分に延期されたことを知る。このままここで待つのは寒いので、とりあえず6時まで車に戻った。日はどっぷりと暮れかかっているが、ロケットが照明塔に照らされてクッキリと浮かび上がってきた。そして定刻、ロケットエンジンが噴射すると、まるでスローモーションを見ているかのように飛び上がっていく。日本の宇宙開発の期待を一身に背負い、力強く飛び立った。そして打ち上げの数秒後、ロケットエンジンの爆裂音が、大地を割れんばかり怒涛の如く鳴り響いた。思わず体全身に武者震いがきてしまった。ロケットが空の彼方に消えると同時にギャラリーから拍手が沸き起こった。私も目の前の出来事に、クチをぽか~んと開けながら自然と手を叩いている。それから興奮冷めやらぬ間に車へ飛び乗り、この場所を後にした。早く出ないと大渋滞に巻き込まれるからだ。そしてちょうど午後7時、実家に到着してNHKニュースを見る。無事衛星が分離されたことを確認すると、喜びもひとしおになった。今回、種子島に居ることでまた貴重な体験をさせていただいた。それにしても私の能力などでは、なかなかこの臨場感・迫力が表現しきれないのが歯がゆい。
2005.02.26
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24日まであと2日、明日から種子島行きの航空便はすべて満席状態というところで、本日の延期発表。26日以降ということだが、見物目的の方はどうされるのだろう。ちなみに今回のロケットを1日延期させると、人件費などで3400万円の費用がかかってしまうそうだ。しかし打ち上げ失敗のことを考えると、微々たるものなのだろう。さて種子島にも花粉症の季節がやってきた。花粉症持ちの私も昨日あたりからくしゃみと鼻水がではじめた。種子島には、たくさんの杉山が青々として出迎えてくれる。来られる方で花粉症をお持ちの方は、くれぐれも対策をお忘れなく。
2005.02.22
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ここ数日、雨続き。そして冬とは思えないほどの暖かさ。先日から漬物を作ろうと大根を陰干ししていたが、湿度と気温も高いため何とカビが発生。漬物の要領も分ってきたので今回、たくさん用意していたのだがすべてオジャンとなってしまった。ところで先日、宇宙センターで働いている方とお話しする機会があり今回の打ち上げについて訊いてみた。『打ち上げ時間は17:06~18:34と幅があるが、当日なにかトラブルがあれば、時間延長はほとんどなく、1週間延期になる』『だから、17:09に飛ばなければ、延期になったと思ってもらえばよい』とのこと。打ち上げを見る<おすすめスポット>は、温泉が湧いている○○○○で穴場であったが最近、知れ渡るようになり、人も多いのだそうだ。早く行かないといけないなあ~
2005.02.17
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先日の寒波は種子島でも6年ぶりの積雪をもたらした。とにかく大シケの強風で、とても寒かった。ところで昨日の新聞によると、多目的衛星を搭載したH2Aロケット7号機の打ち上げが、今月24日の午後5時9分に決定したそうだ。楽しみである。さて突然治療の話になるが、昨日ひさしぶりに重症の患者さんが来られた。初め、男性の方からお電話があったのだが、来られた患者さんは女性で、痛みのため1人で歩くことが出来ず、男性の方(ご主人さん)に介助されながら来られた。そのお姿から、ギックリ腰かと思い、お聴きしたところ、「椎間板ヘルニアです」というお答えが返ってきた。くわしくお話を聴くと、2週間前に重いものを持ったとき発症。腰痛と同時に右足に強烈なシビレが出たため、病院を受診したところ椎間板ヘルニアの診断を受けたそうだ。そして神経ブロック注射やボルタレン坐薬を使用しているが一向に痛みが軽減せず、最近はその痛みで夜も眠れないのだそうだ。ご本人はパートで病院の介護助手をしており、多少の医学知識を持ち合わせていたため、スムーズに話を聴くことが出来た。しかしギックリ腰ならいざ知らず、椎間板ヘルニアでこれほどの重症患者さんはいままで治療したことがなく、まったく自信がなかった。本当なら治療をお断りしたいところだが、ここまで来ていただいているので逃げるわけには行かない。体の反応を探ってみると、やはりカラダがパニック状態になっている感応をキャッチした。この場合は今は亡き師匠から教わった、『伝家の宝刀』の治療法しかない。しかし伝家の宝刀といっても、使いこなせなければ意味がなく、この治療をするときはいつも以上に緊張してしまう。治療後、体の反応を探ると、軽くなっている感応だったので本人に確認してみると、「ちょっとマシになった」とのこと。とりあえず明日また来てもらうということで、この日はご主人さんに介助されながら帰っていただいた。私の感応に間違いなければ、次の日には幾分か状態がいいはずだと思いながら次の日を迎えた。すると今日は、まだ少しぎこちない歩き方だったが、1人で歩いてこられた。そこで話を聴いてみると、「昨日はひさしぶりに朝まで眠ることが出来ました。いままではボルタレン坐薬を入れても、痛みが引かず、主人に夜中じゅう、腰や足をさすって貰っていました」「またいつもは起き上がるには介助が必要でしたが、今朝は1人で起き上がることが出来きました」とのこと。何より良かったと思いつつ、引き続き治療をさせていただいた。今日はひさしぶりに天国にいる師匠へうれしい報告ができた感慨深い一日であった。
2005.02.04
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このところ、雨の日が続いている。そのせいか例年より気温がすこし高く過ごしやすい感じ。でも洗濯物には困ってしまう。我が家には乾燥機がなく除湿機は気温が低いと役には立たないので、なにか良い方法を考えないと・・・。ところでサトウキビといえば黒糖。種子島でもたくさんの種類が販売されているが、地元でも“通”とよばれる方は、ふつうのお店で売っているようなものは買わない。となれば、どうゆうものを買うのかとなるのだが、それは種子島に残る数少ない‘手造り釜’で生成された黒糖を買っている。しかし手造りゆえ、製造量が少ないので、手に入れるのが極めて困難だ。私も1年ぶりにやっと手に入れることが出来た。その黒糖から醸し出される、あま~い香りを嗅いでいるだけでHAPPYな南国気分を味わえてしまう。地元ではお茶菓子として重宝されているが、この黒糖で『ぜんざい』を作るとこれがまた“激ウマ”である。また一般に白砂糖は体を冷すといわれているが、黒糖は体を温める作用があるそうだ。黒糖はこの時期の健康食品であるのかもしれない。
2005.01.27
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このところ少し暖かい気候が続いている種子島。そういえば今期はまだ霜が来ていないような気がする。ところでこの時期、田舎道を走っていると下記のような車とすれちがったりする。乗せているのは草だから重量的にはそれほどでもないが、運転手は後ろはおろか横も見えない状態で運転しているはずだ。この草の正体はサトウキビの葉っぱで、ちょうどサトウキビの上部にあたる。下の部分は砂糖にされるため製糖工場に運ばれるが、上部は商品価値が無く処理に困る。しかし葉の部分は栄養があり、牛達の大好物であるため、酪農家の方々がよろこんで引き取りに来てくれる。こうして運ばれてきた草を牛達が食べ、その排泄物は畑の肥料として還元される。こう考えるとエコ・サイクルに牛達は貢献しているようだ。自然の循環というものを大切にしていきたいものだ。
2005.01.24
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息子の信一が1歳4ヶ月を迎えた。日頃から私がパソコンに向かっている姿を見ているのだろう。トイレなどに行こうと私が席を立つと、そのあと急いで椅子によじ登ってパソコンのキーボードを叩いている。自分でもイタズラをしているのが判っているのか、私が席に戻ると『ニタッ!』と笑いながらこちらの顔を伺っている。おかげでパソコンの設定などはムチャクチャ、元へ戻すのに一苦労する。でもこの笑顔をされると、怒るに怒れない。いまからパソコンに馴染んでくれれば、第2のビルゲイツも夢ではないかもと思うようにしている。さて本日付の新聞によると、H2Aロケットが来月の24日に種子島宇宙センターから打ち上げられることが決まったそうだ。前回失敗の原因となった固体ロケットブースターを改良し、燃焼試験を3度繰り返して、いずれも良好だったことから今回の打ち上げが決まった。当日は観光客も多く、レンタカーはこの2,3日で予約が一杯になるだろう。種子島の景気も左右する大きな事業なので、もう失敗は許されない。前回は時間に遅れて見ることが出来なかったので、今回は必ず見れるように時間を確保しようと思う。
2005.01.19
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我が家にはテレビがないので、ご近所の方から訊いた話だが今朝のフジテレビの番組『とくダネ!』で高級焼いもを紹介するコーナーがあったそうだ。どうやら東京には、銀座三越のデパ地下街などで焼いも専門店があるらしく、一般にはあまり流通していないサツマイモなども扱っているそうだが、そのなかで人気ナンバーワンが<種子島の安納いも>だったそうである。それを聞いて嬉しいと同時に自分の味覚に間違いはないとの意を強くした。最近<安納いも>も紹介されることが多くなったが、そのなかで「安納いもは種子島の安納地区で収穫された芋」と説明されているものがあるがこれはまちがいである。<安納いも>は種子島のほぼ全域の農家の方が自家用に植えておられる。秋に収穫された<安納いも>は、家や小屋の軒下で雨が当たらないように干される。これを地元では『干し芋』や『吊るし芋』と呼ばれている。こうした状態で冬の冷たい風に当たらせると、芋の中のデンプン質が糖質へとじっくり熟成されて甘味が一段とひき出されるのだ。そう今の時期が一番おいしい季節なのである。アツアツの<安納いも>をほおばっていると、言葉は出てこない。出てくるのは満面の笑みと、幸福感だけである。それにしても冷たい風に当てると甘みが増すということに気付いた種子島の先人達の智恵には、ただただ恐れ入るのみだ。またこの<安納いも>は、種子島の地を離れて育てても、この独特の甘味が出ないのだという。まさに大いなる種子島の大地が育んだ幻の一品である。種子島はこのところ、サトウキビの不作で元気がないが、<安納いも>で活気を取り戻してもらいたいと願っている。
2005.01.17
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今日は晴れたり雨が降ったり、時には霰も降る気象の激しい1日種子島も冬本番で寒いです。また本日はたまたま往診があり、その帰路で晴れの合間からきれいな虹が見れたので、思わずシャッターをきりました。写真では分りにくいのですが、海から吹き上げてくるような虹の光景は荘厳というか、なんとも不思議な感じがしてしばらく見入っていました。この写真を撮ったところは、サーフィンスポットのひとつですが、さすがにこの寒さの中でサーフィンをしている人はいませんでした。
2005.01.16
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昨日、大阪の両親が種子島にやって来た。孫の顔を見に来るためだ。昨年大阪に帰省した際は信一が、ことのほか両親に愛想を振り撒き、腰の重たい父親までも動かしてしまった。母は2度目、父は初めての種子島である。この時期、付近一帯に広がるサトウキビ畑を見て子供の頃、大阪でもサトウキビを作っていたことを懐かしく思い出したという。信一も久し振りの再会で少し忘れていたが、30分もするといつもの愛想良さが出てきた。せっかく種子島に来てもらったので、どのようなおもてなしをしようか考えたが、やはり地元の食を堪能してもらうことにした。まずは『みずイカ』の刺身。アオリイカが一般名らしいがこちらではこのように呼ぶ。太い肉厚の切り身はなかなか関西でもお目にかかれないだろう。噛み締めるほど甘味が出てくるこのイカを喜んで食べていた。つづいてお鍋。鯛の水炊きだが、メインは自家製の無農薬野菜。白菜・大根・人参・春菊・ほうれん草の甘いのなんの、美味しい! を連発していた。母などは『種子島の土産はこの野菜でいい』とまで言っていた。そういえばライブドアの堀江社長が以前の日記で有機野菜の味に驚嘆していたが、舌の肥えたツワモノでさえうならせるものを本物の野菜たちは持っている。そして今日は種子島鉄砲館などを見学して夕方、種子島を飛び立った。1泊2日の短い滞在であり、ほんの一部しか紹介できなかった。今度はもっとゆっくりしていってもらいたいものだ。それにしても見送った後は一抹の寂しさが残る。
2005.01.10
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種子島でもカウントダウンがあった。花火などが上がって盛大だったようです。来年はぜひ参加しよう。新年二日から妻の姉家族がいる鹿児島に行ってきました。私は明日から仕事のため一足早く帰種、妻と信一はもう1泊し、明日帰ってきます。信一は初めての船旅。行き交う船や鳥などを見て喜んでいました。また昨日は新年早々、不覚にも風邪を引いてしまいました。今日になってマシになったのですが、帰りの船が時化のため揺れてまたまた気分が悪くなってしまった。今日は早く寝て明日に備えよう。今年は年男。飛躍の年にしなければ・・・。
2005.01.04
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この時期、畑ではサトウキビの収穫が最盛期ですが田舎道を走っていると、こんな風景もよく目にします。ぶら下がっているのは漬物用に使う大根です。ガードレールにぶら下げるあたり、田舎だから許されるのでしょうか。私も最近、漬物にハマっています。ガードレールにはぶら下げませんが・・・。大阪にいる頃はあまり漬物は食べませんでした。どんな添加物が使われているのかわからないものや特に人工着色料を使ったものなどは絶対にダメ。でもこちらにきて、地元の方が作った自家用の漬物を食べてそのおいしさに開眼しました。自分で育てている大根がもうすぐ収穫出来るのでそれで漬物を作るのが楽しみです。
2004.12.28
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ここのところ急に寒くなりだした種子島です。これから冬本番といったところでしょうか。さてトップヘージにリンクしました種子島の天気情報。いままで天気情報はヤフーを利用していたのですが、たまたま見つけたこちらのサイト、降水確率はもちろん最高・最低気温や潮の満干まで掲載されており、非常にくわしいです。これだとフィッシングやサーファーの方にも便利ではないでしょうか。このサイトの下部にレーダと天気図がありますが、種子島はどの島かご存知ですよね。お分かりにならない方は、上段にある天気予報、地域選択の右にある地図検索をクリックしてみてください。種子島を沖縄県だと勘違いしている方もおられますが、意外と鹿児島に近いことがお分かりいただけるかと思います。
2004.12.25
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トップページの画像に更新しましたが、車を走らせていくと、サトウキビの収穫があちこちで目に飛び込んできます。今年は台風を多く受けた影響で、弓形に曲がったものが多く刈り取る機械も手こずっています。また糖度も例年より低く、農家の方にとっては大打撃を被ったようです。ただいま年賀状の作成が急ピッチ。営業用はほとんど終ったのですが、身内用の方がまだで親子3人の写真撮影がやっと出来たので、今週中に仕上げねばなりません。もうすぐクリスマス。種子島でもイルミネーションを点灯しているご家庭があり、賑やかです。
2004.12.22
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今夜は、ふたご座流星群が最も綺麗な日だそうです。くわしくはコチラ我が家から数十歩行ったところには、小学校の運動場がありそこは辺りに照明が一切なく、絶好の星空チェックポイントになります。午後8時、現地に行くとすでにお隣のご家族がおられました。しばらくしてもう1件のご近所さんも合流、合計3家族での天体観測となりました。『ああ~』、『おお~』、『長い』、『速い』、『ゆっくり』、『くそ~、見れなかった~』。流星が見えるたびに、子供のような歓声を上げていました。午後9時までの約1時間で、20~30個の流星を見られたのではないでしょうか。こうして沢山の人と天体観測をしていると、数倍楽しく見ることができました。自然の冥利に感銘した日となりました。
2004.12.13
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昨夜から吹いた風は、今日も1日中吹き続け、船も欠航で台風が無くなったという思いに面を喰らった感じです。さて今日は市の農協まつりが開催され、行ってきました。野菜や黒毛和牛、黒豚肉の直売や、うどん・カレーなどの売店のほか焼肉の無料試食コーナーなどがあり、たくさんの人で賑わいました。一時高騰した野菜も大分落ち着いてきましたが、それでも大根1本50円、白菜1個100円などは魅力的で、気がつくと両手一杯に買い物をしていました。農家の方々もイモの収穫がひと段落し、今度はサトウキビの収穫がはじまるまでのほんのひとときの安らぎのように、笑いがあちこちで聞こえてきます。台風の影響で作柄が良くない今年のサトウキビは例年より遅い今月16日から収穫が始まります。
2004.12.05
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はや今年もあと残すところ1ヶ月を切りました。家の前のツワブキの花が満開です。さて今月から国産牛肉の固体識別番号の表示が義務付けられました。簡単に言うとその牛肉の履歴書のようなものです。識別番号は10桁の数字から成っており、それを検索すると出生地や牧場名などが分る仕組みになっています。なぜこのようなことをしたのかというと、やはりBSE問題によるところが大きいようです。これによって、国産牛の管理状況が一目で分かります。これができない米国産牛がいま輸入禁止になっているわけです。この導入には莫大な費用が掛かっていますが、国民の安全を優先するには致し方ないのではないでしょうか。~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~これによって皆さんが食べる牛肉のなかで、種子島で生まれたものが確認できるかもしれません。
2004.12.01
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イモの収穫も佳境に入っている種子島。特に加工用のイモは収穫期限が今月一杯なので、まだ終っていないところは、テンヤワンヤの大忙し。ご多分に漏れず、実家の方もまだ終っていないので先週から私もお手伝いをし、何とか目途が立ってきました。最近こうして土を触っていると、妻も言っていましたが気持ちがすごく落ち着き、今まで忘れていた感性が呼び起こされるというか、とてもすがすがしい気分になれます。今、家庭菜園として30坪ほどの畑を借りているのですが今度から新たに360坪の畑も借りることになりました。一挙に十倍以上の規模になりますが、栽培計画などワクワクしながら考えています。
2004.11.29
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昨日治療した患者さんから、ペットボトルに入れた搾りたて牛乳をいただきました。種子島では肉牛だけでなく、乳牛を飼育している人も多いのですが、その牛乳をいただいたのは初めてです。しかし私は牛乳があまり好きではないので、とりあえず家に持ち帰り妻に見せました。するとさっそく試飲。『あっ、癖がなくあっさりしていておいしい。これだったら、あなたにも飲めるはず』といわれ、わたしも飲んでみました。うん、本当すっきりしていて飲みやすい。まさに『端麗』という言葉がぴったりだ。今まで飲んでいた牛乳は変な混ぜ物をしているのではないだろうか、と思えるほど。やっぱり天然が一番。しかし保存はあまり効かないだろうから、産地だけが味わえる贅沢な一品なのかも。またまた種子島の新しい味覚に感激した一日でした。
2004.11.18
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このところ暖かい日和が続いている種子島です。息子の信一ももうすぐ1歳2ヶ月。先日ついに断乳をしたのですが予想外にすんなりと行きました。妻の方が断乳による、おっぱいトラブルで少々辛そうでしたがそれもようやく落ち着いてきました。また断乳と同時に食欲も鰻登りに増え、『耳なし芳一』ならぬ『底なし信一』状態となっております。よく食べ、よく歩き、よく転び、そうしてひとつひとつ成長しているのだなあと思う今日この頃です。
2004.11.14
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台風24号は今日の午後、熱帯低気圧に変わりましたがその雨風が種子島に上陸しました。そして雨が止んだ夕方、外を見ていると黄色ともオレンジ色ともいえぬよどんだ色が空一面にひろがっていました。夕焼けといわれるようなきれいな色ではなく、なにやら薄気味悪い色でそれをじっと眺めていると、妻が『それは台風焼けよ』といい、そういうものがあることを初めて知りました。これで今年の台風は打ち止めにしてもらいたいものです。
2004.10.26
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夜中は雨風が窓を叩く音で何度も目が覚めました。信一も寝にくかったようでよく泣いていました。そしてふと気がつくと時計が午前7時を指しており辺りは静まりかえっていたので台風がもう過ぎたのかとインターネットで調べてみると、種子島に最接近していました。何かの間違いかと思えるくらい、おとなしくなっていたのですがしばらくすると、また風がきつくなり出しました。これって台風の目、とか考えたりもしたのですがそんなことはないと思いつつ・・・。今回はスピードが速かったので、午後2時ごろには風のほうも落ち着き、おかげさまでこれといった被害もありませんでした。やっと一安心しましたが、その追っ手を24号が忍び寄っているみたいなので、まだ油断はできそうにもありません。これから四国・本州と上陸しそうなのでその方面の方々にも被害がないことをお祈りします。
2004.10.20
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今日は朝から雨です。ここ10日間ほど降っていなかったので恵みの雨となりました。しかしまた台風が近づいているみたいです。台風23号、アジア名はTOKAGE(トカゲ)。トカゲはシッポを切ったぐらいではなかなか死なないしぶとい生き物ですが今年の台風もしぶといくらい日本に上陸します。さて昨日、家族3人で散歩中ご近所の方の牛小屋に、安納いもや紫いもがたくさん積まれていました。訊いてみると、親戚の方が芋の収穫をして、そこで出た規格外品(小さいものや傷がついたもの)を牛に食わせてやれと貰ってきたそうです。そしてわたし達に、『欲しいだけ持っていけ』といわれたので、ビニール袋1杯もって帰ってきました。別に規格外品だからといって味が落ちるわけではありません。それからさっそく今日、もらった芋を少しふかしてみました。安納いも・紫いも・金時いもでいずれも握りこぶし半分ほどの大きさの芋ですが、これをラップして冷凍庫に入れて置き、食べたいときにレンジでチンとさせればいつでもホカホカ芋の出来上がりです。冷凍芋は小さいほうが取り扱いがしやすいです。おやつのときや、ちょっと小腹が空いた時にはもってこいの一品です。
2004.10.18
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最近すっかり涼しくなった種子島です。家の外に出ると金木犀の香りが、ほのかに漂い秋の気配を感じさせてくれます。日も短くなり、6時を過ぎる頃にはかなり暗くなってしまいました。今週末からカライモ(さつまいも)の収穫も本格化し農家の方々も大忙しになります。秋はお芋の季節、う~ん、また美味しいお芋が食べられると思うとうれしくなってきます。
2004.10.14
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またしても台風が来ている。今年は何度もお邪魔しているので今回は少し遠慮気味に近づいているようだ。モジモジせず、さっさと何処かに行くか、消えてなくなってほしい。さてアテネパラリンピックですが、女子マラソンではみごと日本勢がワン・ツー・フィニッシュで金・銀を獲得。金メダルを取った畑中和選手は昨年、種子島に来てくれましたが、今年は土田選手が出場するとあって、辞退されました。どうも手の内を見られたくなかったとのこと。みなさん非常に負けん気の強い方ばかりですので、すでに賭け引きが始まっていたようです。先の5000mではレース中にこの2人が接触、畑中選手はそのまま棄権し、土田選手はそこから追い上げて見事に金メダル。明暗を分けました。しかしそれで畑中選手はさらに闘志に火がついたはずです。前回のシドニーパラリンピックでは銀だったこともあり、今回の金メダルはまさに念願を手に入れたことでしょう。男子の方では廣道選手が800mで銅メダル。そして昨年・今年とサポートさせていただいた副島選手は4×400mリレーで銅メダルを取りました。来年、種子島に来られたときはパラリンピックでのお話を聞いてみたいと思います。また私は新婚旅行で、たまたまギリシャを訪れたこともあり現地のお話もできるかと楽しみにしています。
2004.09.27
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このところ朝晩がすっかり涼しくなった種子島です。それにしても台風の影響からか、ここのところ野菜の高騰には困っています。ほとんどウインドーショッピング状態です。ところで私たちが大阪に帰省中、明石家さんまが種子島に来ていたそうです。その模様は、26日日曜日の午後1時『さんま大先生が行く』で放送されるそうなのですが、関東のみでその他の地方はまだ放送未定なのだそうです。(残念)現在アテネパラリンピックが開催されていますが、今夏に種子島車いすマラソンに出場された土田和歌子選手が、みごと5000mで金メダルを取りました。接触から一時、コースを外れましたが不屈の精神で復活し、最後の追い込みでみごとテープを切る様は、まさに感動ものでした。優勝インタビューでみせたチャーミングな笑顔は、種子島でお話したときと変わらず、輝いていました。土田選手に続き、副島・廣道・花岡・笹原各選手も成果が出る様、頑張って欲しいと思います。
2004.09.24
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おかげさまで息子の信一も1歳を迎えることが出来ました。ちょうど日曜日にもあたり、この日は校区の敬老会がありみなさんにも祝っていただきました。夕方からは義父さん義母さんを招待してお誕生日会をしました。この地区では1歳の誕生日にお餅を踏む習わしがあり、義母さんが大きなお餅をつくってくれたので、その上に信一を乗せました。日曜日は1日中、はしゃぎ回り、義父母達が帰っても興奮冷めやらぬ状態で寝かしつけるのがたいへんでした。最近はよく歩き回るのですが、歩き始めてから一段と体力がついたようでこちらのほうが、くたびれてしまう毎日を送っています。
2004.09.20
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あっという間の5日間でした。挨拶回りや、信一の買い物で一杯一杯。自分達の買い物はほとんど出来ませんでした。信一は終始ご機嫌で、みんなに愛嬌を振りまき私の両親・親戚をたいへん喜ばせてくれました。大阪の気候は種子島とほとんどかわらなかったのですが空気が車の排気ガスのせいでしょうか、重たく感じました。大阪では台風と地震の話がよく出ました。種子島はほとんど地震がないというと「それはええところやね」といわれますが、でも雷がよく落ちるんですよ、というと「それも怖いなあ~」という話で盛り上がりました。今度はいつ大阪に行けるのか。そのためにもお金を貯めなければ・・・。
2004.09.14
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台風18号は進路が少しずれたため、種子島では16号ほどの被害はありませんでした。しかし本州では大暴れしているようです。皆様に被害がないことをお祈り申し上げます。さて今週の木曜日から来週の月曜日まで私の実家、大阪に帰省します。妻と信一の3人では初めてになります。母親は昨年種子島に来てもらいましたが、父親は孫の信一とは初対面となります。信一ももうすぐ1歳。最近はかなり歩くようになりました。信一の瞳に大阪は、どのように映るのでしょうか。
2004.09.07
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丸2日以上暴風雨に揉まれ、月曜日は1日中停電になっていました。明けて昨日今日と引き続き、至るところで復旧作業が行なわれております。我が家は鉄筋コンクリート造りなので、被害はなかったのですが実家の方は木造で瓦が飛び、畳が水浸しになりました。また牛舎の方も屋根が飛んで、お天道様が見えている状態です。作物にもかなり被害が出ています。車を走らせるとサトウキビがバキバキと折れて、見るも無残な姿が飛び込んできます。また今日お伺いした患者さんは、ミカン農家なのですが冬の味覚であるポンカンが全滅、タンカンもかなり落花しているそうです。我が家の菜園もオクラ・トマト・ニンジンが全滅。サトイモも大きな葉っぱが飛ばされて茎だけになっていましたが、農家の方に比べればかわいいものです。皆さん、ガッカリはされているものの、気持ちはしっかりしています。今日はようやくスーパーにも生鮮食料品が並びました。気持ちも新たにやり直しです。
2004.09.01
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相変わらず暴風がつづいています。今日は1日、家で缶詰状態。台風情報では最接近はまだの様。今の速度だと明日の午前中まで暴風が続くようです。これだけ長時間、台風にさらされるのは初めての経験。また一般的に台風は東側よりも西側を通過した方が風が強いとのこと。今回はこの調子だと西側を通りそうです。家の前のサクラの木が根元から激しくシナッている。最接近時には折れるのではないかと心配しています。午後4時ごろ、部屋の照明が一斉に消える。どうやら停電のようだ。1分ほどで復旧したがその後も瞬間停電が数回。まだまだ予断を許さない状況です。
2004.08.29
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現在、強風から暴風に変わりつつあります。今回の台風は『規模が大きい・速度が遅い・直撃』の3拍子がそろった最悪のものになりそうです。明日がヤマバのようです。
2004.08.28
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昨日は<種子島鉄砲まつり>があり、息子の信一をつれて見に行きました。天候はちょっと薄曇りで、パレードを見るにはちょうどよかったです。パレードが始まる前には、鉄砲隊による空砲での試射がありますが凄まじい音が鳴り響きますので、小さい子供をつれて近くには行けません。(泣かれますから。。。)しばらくすると種子島のマスコット、火縄銃兵衛を先頭に演奏隊を引きつれ、パレードが始まりました。その後、鉄砲隊、南蛮行列、各地区の踊り隊、地元企業の踊り隊と続いた行列は約30分にもなり、観客の目を楽しませてくれました。息子の信一も次から次にくる行列に、目を見張るように眺めていました。また夜には花火大会があったのですが、残念ながらそちらの方は見ることができませんでした。少しお知らせですが、<おもいっきりテレビ>で種子島が放映されるそうです。『今日は何の日』のコーナーで、種子島の鉄砲伝来のことが紹介されます。今週の25日水曜日です。お時間のある方は是非ご覧になってください。
2004.08.23
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今はまさにオリンピック真っ盛り。このときばかりは、家にテレビがないのが本当にツライです。先日の柔道初日は実家の方へ見に行きましたが、本当に見ごたえがあり時間を忘れて観戦しておりました。これからしばらくの間、寝不足になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。さて話は変わりまして、今年もサーファー米が販売されました。これは種子島にIターンしているサーファーの方々が田植えをして無農薬で育てたものです。興味のある方は、こちらをご覧ください。
2004.08.20
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『1泊4000円やで』「素泊まりやったら、それぐらいであるわ」『ちがう、2食付やで』「うっそ~!それやったら安い、おしえて」~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆これは以前、大阪の友人と電話でやり取りをした内容です。1泊2食付で4000円、本当にそんなところ、あるの?ハイ、あります! それはココです。その名も『リバーサイド清流峡』静かなたたずまいの清流のほとりにあります。先日のお昼にそうめん流しを食べに行ったのですが、ここは自然の風が流れ涼しく、種子島の中でも抜群の環境にあります。また敷地も広く、食事が終ってから、子供を隣接のプールにつれていき水遊びをしました。その間、妻は近くにあったハンモックに気持ちよく寝そべっていました。ここはほとんど紹介されていない穴場だと思います。サーフィンなどで中期的に滞在するには、もってこいのところではないでしょうか。
2004.08.11
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『パッションフルーツ』という名前でお分かりになる方は、かなり通な方だと思います。以前の日記でご紹介した時計草の花に付く実です。この時期、種子島の特産品のひとつで外皮にシワが入りはじめると食べ頃で冷蔵庫でつめたく冷やしていただきます。都会では百貨店などに並んでいてとても高価ですが、こちらでは無人市場にならんでいたりします。トロピカルフルーツというにふさわしく、酸味が利いていて種の食感がまた最高なんです。私も大好物で、夢叶うならお腹いっぱい食べてみたいです。息子の信一もお口に合うようで、一口たべさすと『もっと、もっと』とせがんできます。来年は是非、時計草を植えてみようと思っています。
2004.08.06
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雨の降らない日が約1ヶ月も続き猛暑でサトウキビが枯れ出しているところもあり、農家の方もタンクに水を汲んで撒いていましたが、焼け石に水状態。本当に危機的な状態でしたが、昨夜の雨はまさに天からの恵みで、農家の皆さんも一応にホッとした様子でした。さて8月に入りこれからお盆にかけて、種子島では各地区で年に1回の道路清掃があります。みなさん住んでいる地区を担当するのですが、市街地はともかく私が住んでいるところは過疎地のため、1人あたりの担当面積は相当あります。私の地区は先日の日曜日に実施されたのですが、丸1日掛かりました。たいへんでしたが、やり終えたあとの道を見てみるとすっきりして気持ちがいいです。住みよい種子島は自分達で創っていく、という想いが感じられた1日でした。
2004.08.03
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