金がねぇんじゃねぇ!!余裕がねぇんだ!!

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サイド自由欄

2009年08月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
親父から電話があった。

10年ぶり位で親父の声を聞いた。

元々、別の家庭があった親父で、自分と過ごした時間も全部合わせても10年ぐらいだと思う。
そんな環境だったから母も愚痴というより、呪いに近い言葉を子供の頃から聞いていた。

決定的だったのは、自分が20歳を超えるという事もあっただろうが、
別の家庭の兄貴が死んだ事が原因だと思う。
病死だったのだが、親父に黙ってつれて行かれた病室で初めて会った兄貴。

ALSと言う病気だったんだが、確実に死を迎える人の病室。
首と目だけで嬉しそうにしてた兄貴。


家に帰ってきた時に母は泣きながら怒っていた。
今にして思うと、自分の子供を別の家庭に触れさせたく無かったんだと思う。
恐怖なのか、意地なのか嫉妬なのか良くは解らないが。

あの時から、ガキながら家庭で殺人が起こるんじゃないかと言う雰囲気になった。
実の兄貴達と相談して、親父と縁を切るようにしてもらった。
それ以来、親父とは一切、連絡・合ってなかったんだが、
今日の電話。

弱った声で「声聞きたかったんだよな。」と言っていた。
決して、そんな事を言う親父ではなかったのに。






※物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称は9.5割は架空のものです。w
親・自分の名誉の為に書いときますが、「親父から電話があった。10年ぶり位で親父の声を聞いた。」ぐらいが本当です。w
骨髄移植が必要な妹を登場させるか迷った迷った。w





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最終更新日  2009年08月25日 20時06分32秒
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