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もの不足時代は
作り手・売り手が強い。
で、売上=(売上は・・・) と売上を主語に持ってきた。
今は、もの余り時代は、消費者が強い。
売上は10億に、と目論んでも売り手の願望通りにはならない。
だから、購買=売上、である。
購買の主体者は購買者、消費者であるから
「消費者は・・・」とこちらを主語にして、
経営を考えないと,うまくいかない。
ここから、次の3つのことが云える。
1に、消費者の協力なしでは作り手・売り手の取引関係は成り立たない。
2に、左辺の「購買」という行動が先にあり、
その結果として,右辺「売上」が,存在するということ。
3に、左辺なき右辺は存在しないし、右辺なくば左辺なし、
といったことで、この取引関係は、
作り手・売り手側が、右辺側の主体、購買者の協力関係を
取り付ける、ということになる。
そこで、まず、購買する方からみて、
購買者が、作り手・売り手に協力する関係に至るには
何を重視しているのであろうか?
といったことが、作り手・売り手の命題になる。
取引関係、協力関係、いずれにしても人間関係である。
消費者と企業の関係、消費者と商品の関係というのは、
文字や言葉では存在するかも知れないが、
企業やお店、物と人とが仲良く信頼しあって、
ということはあり得ないから、そこの人たち、
とりわけ経営者に対する人間的側面の関係ということになる。
つまり、小さい企業であればあるほど経営者が信頼できる人である、
といったことが,購買するかどうかの、
一次的な、判断の基本になる、ということである。
この料理が、おいしいか,安全であるか
いちいち確認できない購買者としては、
それを提供する料理屋が,信頼できるかどうかで決まる。
その料理屋が、信頼できるかどうかは、
そこの経営者、マスター、女将さんが信頼できる人かどうかで決まる。
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