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ちり~ん 巷(ちまた)にあやかしが騒めく時 又市の鈴の音が薄闇に染み渡る 世に不思議なし 世凡て不思議なり 御行奉為(おんぎょうしたてまつる) 京極夏彦さんの小説 巷説百物語のTVドラマ化されたものです このドラマが小説に忠実ですね アニメもあって、夜中観てました・・・ こっちは、ちょっと違います 道を通せば角が立つ 倫を外せば深みに嵌る 邪心野心は闇に散り、 残るは巷の怪しい噂・・・ 御行奉為 小説は今のところ3巻 「巷説百物語」「続巷説百物語」「後巷説百物語」 現在「前巷説百物語」を連載中ですけど 「後巷説百物語」は第130回直木賞受賞されています 主人公は小股潜りの又市 巷の噂を妖怪奇異の類いに見立てて 人々をだまくらかし お札を売りつけるって言う 悪徳霊感商法なヤカラです 裏の世界を生きるって表現が 小説や、このTVムービーでは悪の世界 アニメではホントに死の世界を描いてます どちらも面白いですよ おいらは、どっちのオープニングナレーションも お気に入りなんです この又市、完璧な悪じゃーござんせん 悪には悪のやりかたぁーでぇー 妖怪に見立てて裁きまさぁー この回のお話ゃー 殺しても殺しても生き返る 不死身の祇右衛門の話でさぁー 狐者異(こわい)に見立てて 御行奉為 って感じ・・・ 京極さんの又市風に書いてみたけど ちゃうわなぁ・・・ 文句は聞きゃーしあせんぜぇー ここででてくる、狐者異(こわい)って妖怪 物語の始まりに ナレーションで説明が入りますが 小説にもはじめに書かれています 狐者異は 高慢豪情の一名にて世話にいふ無分別者也 生きては法にかかはらず 人を恐れず人のものを取りくらひ 死しては妄念執着の思ひを引きて 無量のかたちを顕し仏法世法の妨げをなす だってさぁ このオープニングなかなか理解できませんね 簡単に言えば、死なないってコトですってさ 狐者異 恐い 怖い 狐疑と狐=己の連想から、 疑うことの怖さ、醜さを表したもの 我慢豪情という言い方もあるらしい 自分の存在そのものに執着し 天上天下唯我独尊のような考えに至ることを 諌めたものでしょう って書かれているものもありますが やっぱ本編を観れば分かります コミカルに描いていて 言葉だけでてくる妖怪たち 実際は妖怪は出て来ませんが 悪いヤツを妖怪に見立てて 退治しちゃうそのアイデアに拍手 (^^)//パチパチパチアチ ちなみに「嗤う伊右衛門」にもこのシリーズの又市が登場します 巷説百物語~狐者異~ 2005年 堤幸彦監督作品 最後に、これやってみてくんなセー 映画学占 おいらは「おおよそジェンダー論 向きで」だそうです ????ですわ ジェンダー論さんのあなたは、素直な平和主義者です。 は?誰が? 明るくさっぱりとした性格で、誰からも好まれるタイプです。 うへへ。ヽ(^。^)ノ 人を惹きつける笑顔と、すんなりと相手のふところに飛び込んでいく 素直さがあるので、初対面でもまるで旧知の仲のように話せます。 (^-^)(。。)(^-^)(。。) 見かけで選り好みをしないため、友人の年齢層や職業も幅が広く、 生涯を通して非常に多くの友人を持ちます。 (v^ー°) また、他人と争うことが何よりも嫌いな平和主義者です。 は?(?_?) ( ・ー・)=○)゜O゜) それは単に気がやさしいというだけではなく、 必要以上に人を言い負かしたり、 なりふりかまわず相手に勝つということ自体が有益ではない、 という考えから来ているようです。 (* ̄^ ̄)違うし・・・ やさしく素直で、合理主義者。 二面性がある点もあなたの魅力となっています。 二重人格ってコトか・・・(; ̄ー ̄A 映画を学ぶなら、私たちの世界がそうであるように、 映画においても切っても切り離せないジェンダーという概念と視点を 大事にして映画を研究するといいでしょう。 センシティブさが求められます。 し、し、知るかッ!!(`O´)ノ
2006年02月07日
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