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2006.04.24

オーラの泉　フジコ･ヘミング

(5)

テーマ：どんなテレビを見ました？(82855)

カテゴリ：気になるテレビ番組

国分太一、江原啓之と三輪明宏のオーラの泉ＳＰ

最近深夜番組のゴールデン進出が目立つが　これもそのひとつ。

●送料無料キャンペーン中！！（～5月21日まで）江原啓之／スピリチュアル　エナジー

スピリチュアル　というのは　spiritual（精神的な、霊的な、魂の）の意味。

江原さんや、　三輪さんに　守護霊が見えるという話は、
全面的に信じている訳ではないが、　相談者がそれで　心が解放されて
救われるのなら、　それはそれで　ひとつの効果だと思っている。

本日のゲストは　波乱の人生を　送ってこられたフジコ・ヘミングと　長谷川理恵。

なんだか、すっかりぷっくら太ってしまった、長谷川理恵には　全く興味がないが
フジコ･ヘミングの　波乱万丈の生涯には　とても興味がある。

ベルリン生まれ

父　（ロシア系スェーデン人画家／建築家ジョスタ・ゲオルギー・ヘミング）
母　（大月投網子　　東京音楽学校（現・東京芸術大学）出身のピアニスト）

5歳の時、帰国。

5歳から、投網子の手ほどきでピアノを始める。

10歳から、父の友人だったロシア生まれドイツ系ピアニスト、
レオニード・クロイツアー氏に師事。

青山学院高等部在学中、17歳でデビュー・コンサートを果たす。

また、東京芸大在学中には、毎日コンクール入賞、文化放送音楽賞など多数受賞。
このあと、有能なピアニストとしての未来を約束されたフジコ。

28歳でドイツへ留学。

その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む。
その間、ウィーンでは後見人でもあったパウル・バドゥーラ＝スコダに師事。

今世紀最大の作曲家・指揮者の一人と言われる、
ブルーノ・マデルナにウイーンで才能を認められ、
彼のソリストとして契約したことは、フジ子が最も誇りにしていることのひとつである。

フジ子の演奏に感銘を受けたレナード・バーンスタインからの支持、及び援助があった。

しかし　なんという運命のいたずら

『一流の証』　となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、
聴力を失うというアクシデントに見舞われる。

失意の中、ストックホルムに移住。
耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を得、
以後はピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。

1995年帰国。母校の東京芸大の旧奏楽堂などでコンサート活動を行う。

このあと　ＮＨＫの特集で　みんなフジコ･ヘミングを知り
大ブレイクするんだけど・・・

よく　 「神はその試練を乗り越えられるものだけに　試練をお与えになる」

というけれど　　それにしても・・・・

５０歳になるまで　テレビもなかったというフジコ。

この前　テレビでフランスの町並みを歩いているフジコの姿が映ったが
とてもよく　似合っていた。

人間やはり　お金じゃないね。　　裕福でなくても
大好きなピアノを　弾ける喜び。

そして、　多くの人がそれを聞いて感動する。

厳しいだけの　おかあさんだったみたいだけど、
でも　ピアノの先生をしながら、　ヨーロッパに居るフジコに
生活費を　送り続けてくれたと　聞いている。

フジコの心には　大きな穴が開いている。
しかし、　その　穴が　私たちに　感銘を与えるのかもしれないね。