旅人の記録

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2008.02.26
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テーマ: ニュース(95835)
カテゴリ: 時事
先日「ロス疑惑」の三浦和義元社長が「サイパンはアメリカじゃないと思って」渡航してアメリカに逮捕されたようです。



サイパンやグアムへはダイビングで何度か行ったことがあるけど、勘違いするのも頷けるような、サイパンってアメリカでない様ななんとも良くわかんない存在なんですよね。
同じミクロネシアにある近所の島、グアムは、アメリカ領なんですが。

日本を出国するときの書類の渡航先には、「北マリアナ連邦」とか記入してパスしていたような・・・


サイパンのある マリアナ政府観光局公式ページ では、
説明文の主語が「北マリアナ諸島」になっているようですね。
でも、
出入国カードの見本(PDF) では、

って書いてあります。
そうだ、これを見て以前に渡航先に「北マリアナ連邦」とか記入していたのかな。


ニュース等で聞くところによると、どうやらアメリカ領ではないがアメリカの「自治領」らしい。
辞書で自治領とは
「形式上はある国家の領土の一部ではあるが、広範囲の自治権をもち、実質上は独立国である領土」と書いてあります。

よくわかんない

実質的には、植民地みたいなもんなんでしょうかね??


歴史的に見ると、こんな変遷があったようです。
日本だったこともあるんです。

 ・元々はチャモロ人が平和に暮らしていた南の島
  ↓

  ↓
 ・スペインからドイツに売られた
  ↓
 ・第一次大戦でドイツが負け日本が国際連盟より委任され統治
  ↓

  ↓
 ・1978年グアム島を除く北マリアナ諸島はアメリカ自治領

サイパンへ行ってみると、透明度(透視度)50mを超える澄んだ海と青い空しかない(そこが良いんですが)、のんびりとした南の島だけど、こうして歴史を見ると住んでいる人には色々な国の領土になったりして大変だったんですね。





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最終更新日  2008.02.27 08:03:21
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