旅人の記録

旅人の記録

2008.03.15
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テーマ: ニュース(95839)
カテゴリ: 時事
中国チベット自治区ラサで14日、僧侶ら数百人規模のデモ隊と公安当局の衝突がエスカレートして起きた大規模暴動で、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は15日、チベット人のデモ参加者30人の死亡が確認されたとする声明を発表しました。これが事実なら1989年のラサ暴動の死者16人を超えます。また、100名を超えている可能性もあるとのことです

一方、中国政府は、暴動での死者は10人としています。

インドに活動拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターは、負傷者は数百人に上ると発表しました。



この暴動は、現在も続いている、中国によるチベット民族の弾圧、もっと正確に言えば「民族浄化」によるものでしょうね。

「民族浄化」とは、ひとつの民族を地上から物理的に抹殺してしてしまう事です。


以前、こんな映像がネット上に流れ、世界中で大騒ぎになりましたね。
 ・ 中国軍がチベットの巡礼者を無差別に撃ち殺す映像(日本語字幕付)

 ・ この映像に関連するWebページ


なんと恐ろしい


今でもチベット人が中国支配に抵抗するデモなどは、たえることなく、スローガンを叫んだだけで、裁判もなしに過酷な環境の刑務所に投獄され、労働矯正キャンプに送られ、拷問を受け、死刑になる人もいるようです。
チベット自治区の中国人の数を増やし、チベット人には産児制限を押しつけ、避妊や中絶を強制しているという報告もあります。


「なぜか」日本のマスコミは、こういった中国の人権侵害については、ほとんど報道しませんが。


 チベット問題って何?という方は、こちら。
【超入門 チベット問題】

 中国によるチベット民族の人権侵害の実態(生々しいですが)号泣
チベットを知るために-人権問題


 アメリカの映画俳優リチャード・ギアも、北京五輪ボイコットを呼びかけています。
中国が態度改めねば北京五輪ボイコットを

 映画監督のスピルバーグも、北京五輪の芸術顧問を頼まれたけれど、中国の別件の人権侵害への対応状態を理由に、顧問を断りましたね。



オリンピックは「 平和の祭典

現在も、こんなナチスまがいの民族弾圧を続ける中国で、
「平和の祭典」の開催はありえないでしょう。怒ってる

これ以外にも、毒入り冷凍食品の不誠実な中国の対応や食品の安全問題、公害による大気汚染等の環境問題で選手の健康が心配され出場辞退選手も出たりと、とてもオリンピックが開催できるような状態の国ではないんじゃないでしょうかねー。

しょうがないから、今からでも、各国の選手が中国を避けて待機する予定の「東京」で開催することに変更すればよいのではないですかね。

準備期間は無いけど、北京で開催するより
クール





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最終更新日  2008.03.16 06:48:13
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