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2008年01月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
自分のボキャブラリーと表現力なさに落ち込む事は少なくありません。

今でも歯がゆさと悲しい気持ちで後悔一杯になってしまう出来事がありました。

私は、着物が好きで着物好きな人と話すのが好きなのですが、
最近の着物好きな人は、安さ自慢をする人が多いです。
「この着物は500円で買った」「1000円だった」とか。
実は、そんな話には、全く興味がないのです。
私が興味のある事は、
その着物に出会ってその人がどう感じたのかとか、

着物の職人さんの思い入れとか、そんな話を聞くのが好きなのです。
そうすると、やはり、安い着物では、あまりそういう話をしてくれる人はいません。
リサイクル着物や骨董市で買う着物を否定するつもりはありませんし、
安い着物でもたまに掘り出し物もあるし、出会いもあります。
出会いよりも、自分のコーディネイトや工夫や作り物を楽しみたい人もいます。
楽しみ方は、人それぞれだもんね。
しかし、私は、根っからの田舎者なのでしょう。
当然、コーディネイトを自分が楽しむ事はするけど、
それを人に話す事は、あまりありません。
(誰も興味がないという事は大いにあります(^^;))
まあ・・・自慢できる様なコーディネイトもしてないし、


という事を前置きして進めたいと思います。

私がこれから書くことは、もう、何年も経つし、着物の集いにあまり参加しなくなった私がその方と会う事も今後ほとんどないだろうと思うので、今更・・・と言う感じなのですが、先に書いた様に後悔などでちょくちょく思い出してしまう事なので、あまり、そこに留まっているのもそろそろ良くないかもと思い、その方にあててブログに掲載しました。

「メールにすれば?」という感じですが、今更、「あの時の事はね」って言うのも、
なんだかどうでもいいだろうなと思う事もあり、ブログならほったらかしにも出きるので書いてしまいました。


着物が好きで、たまにお邪魔させてもらっている着物好きな人の集いがあるのですが、

つい、いつもの調子で、「いいの着てるね!高かったでしょ。」という私に
知人は、「清水の舞台から飛び降りた。」と言いました。
私は、「じゃあ、皆に自慢しなくちゃ~」と話したのですが、
その言葉が知人を非常に不快にさせてしまった様で、
「二度と、表に着て出ない。」(こういう集まりでは着ないという事?)と怒られてしまいました。
何故そんな事を言うのか最初、全く理解できなかったのですが、
私は、その時は、「職人がいい仕事したものが高いのは当然だし、
出会いだから、それを自慢していいじゃない」という内容を浅~い言葉で必死に説明しました。
しかし、全く理解を得る事なく、その場は非常に気まずい空気に包まれてしまいました。
何気なく言った言葉で相手を不快にさせてしまった事、
自分の言葉が全く受け入れてもらえずに、
挙句にもう着ないとまで言われてしまった事にショックを受け、
”もう着ない着物”を作ってしまった事に罪悪感も感じました。

その時の事は今でもよく反芻する様に思い出します。
そして、何がいけなかったのかを考えてみます。
なんで?・・・私が言った「自慢」という言葉の取り違いではなかったのかと思います。
多分、その人が考えた”自慢”という言葉は、”値段を自慢する浅ましい行為”だったのではないかと思います。
そして、その人をその様なレベルに貶める行為を強要したと感じてしまったのではないかと思います。
会話の流れでは、確かにそう取られても、おかしくないし、
むしろ、そう取られて当然な流れたったのでしょう。
そして、私自身もその様な要素を含んだ人間に見えるのだと思います。
でも、実際に私が言いたかった”自慢”とは、そういう事ではなかったのです。

私の持っている着物達は、私とそれぞれ出会いがあります。
以前、着物好きな人が、着物に対して、”自分の所にお嫁に来る”と表現していました。
私は、うまい事言うな~と感じました。私も同じ気持ちです。
(一夫(←私)多妻ですが;;;)
ただただ買い物がしたくて余り考えないで買ってしまった着物、
凄く欲しい素材だった着物、
作家さんの意図に触れて惚れ込んでしまった着物。
私は、他の人も私と同じ様に高い着物を買うという決心をしたその気持ちを話したいと思ってしまっていました。
また、他の人もそういう話しを聞くのが好きなのだと思っていました。
私は、聞いている時、そんな気持ちを共有している気分になれるのです。
昔、友達に「Taeちゃんって絵を買うみたいに着物を買うんだね」と言われた事があります。
その時は、「絵は持ち歩けないからね~」と言われている意味も理解せずに応えた事がありますが、(その人が意図した意味は、判りませんが)確かに私はそうなのかもしれません。
着物は、自分が手に入る芸術だと思う方が近いかも知れません。
私は、この着物を作る時どんな事を意図して作っているのだろうと想像したり、
大変さやこだわり話を自分の事のように話してしてくれる呉服屋さんに行って話を聞くのが好きです。
私がその着物を自分の物にしたいと思った時は、私自身がその着物のエピソードや思いを譲り受けるのだと、どこかで思っていたのだとこの出来事を通じて感じました。
私の自慢という言葉は、「"誇らしく”思いや出会いを人に伝える」という事なのです。
私は、そういう出会いがあった事を自慢する事は、浅ましい行為ではないと思います。
決して、「値段を自慢しなよ」という事を言いたかったのではない事をその方には伝えたいのです。
といっても、「エピソードとかどうでもいいよ、着物なんて普段着感覚で着たいし・・・」といういう人も多いと思うので、私のこの考えも”私の”という範疇を出る事はないのだと思います。
もしかして、そういったエピソードも自慢という括りの中に入れば浅ましい行為と感じる人もいるかも知れないし・・・。
出来れば、その方には、私の言った事は忘れて、その着物をバンバン着て外に出て欲しいと思います。
私は、これからも、人に”自慢しなよ”なんて言わないから。(^^;)

【P.S】
このブログを読んでその方がメールを下さいました。
その方が言うには、私は「何?自慢しに来たの?」って言ったそうです。
そりゃ、酷い。
本当に冗談のつもりで言ったのだと思いますが、
私は、きっと「自慢だよ~」とかそのままその着物の事を話すとかそういうリアクションをしてくれるものだと思ってたのですね。
なぜ、「自慢しなよ」って自分に都合のいい方に記憶で言葉をすりかえたのか・・・。
でも、意識としては”自慢”という言葉は、ここに書いているのと同じ気持ちだったと思うのですが。
その方のメールにも書いたけど、冗談でそう言っても何か返してくれる関係と勝手に思い込んでいたんですね。
私って距離感のつかめない奴だったのですね。かっこわるっ!
それは、怒っても仕方ないやという言葉です。
ますます、言葉に気をつけなくちゃと思いました。
でも、愚痴仲間のPちゃんとYちゃんだけは、許してください;;トホホ





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最終更新日  2008年01月10日 00時43分51秒
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